JAPANESE HAIR CULTURE、大阪・関西万博で理美容の希望を世界へ

師・坂巻哲也の想いを胸に、次世代とプロフェッショナルが未来を紡ぐステージ

株式会社アピッシュのプレスリリース

2025年5月21日、大阪・関西万博ポップアップステージにて、「JAPANESE HAIR CULTURE ~未来の美を創造するヘアデザイナー~」が開催されました。

本イベントは、全国から集まった理美容師と学生たちが、技術・感性・人間力をステージで表現し、理美容の“いま”と“これから”を世界に発信する特別な機会となりました。

この企画の原点には、美容界のレジェンド・坂巻哲也氏の存在があります。

2024年3月、志半ばで逝去された坂巻氏が、生前立ち上げた理美容経営者の学びの場「apish未来塾」が今回のステージを主導。

ステージでは、AIとして再現された“AI坂巻”氏が登場し、「未来は今日から始まっている」と、弟子たちとともに夢を繋ぐメッセージを会場に届けました。

万博という国際舞台の中で、日本の理美容文化の強さと可能性が、確かなかたちで提示された一夜となりました。

上野 心華 (高津理容美容専門学校)

夢を語る若者たちが主役に。理美容学生によるプレゼンコンテスト

関西の理美容学校23校から選抜された学生ファイナリスト5名が、「理美容業界の素晴らしさ」をテーマに、自らの想いと未来への提案を3分間で発表。プロの審査員と観客の投票によって、以下の3名が入賞しました。

・第1位:上野 心華 (高津理容美容専門学校)

・第2位:田中 彩菜 (西日本ヘアメイクカレッジ)

・第3位:中川 小次郎 (NRB日本理容美容専門学校) 

倉田 和俊 (apish未来塾)

このコンテストをプロデュースしたのは、数々の学生コンテストを手がけてきたコンテンツプロデューサー・倉田和俊氏。

「ここからまた、新たな才能が花開くと信じている」——そう語る倉田氏のスピーチは、学生たちの努力を称え、会場をあたたかな拍手と感動で包み込みました。

夏琳 (apish AOYAMA)

apish×全国の美容師がステージで魅せた“ライブアート

ヘアパフォーマンスには、東京・銀座、青山エリアでサロンを展開するapishのスタイリストと、全国から選抜された実力派の美容師たちが登場。舞台上でモデルの髪をリアルタイムで仕上げていくその様子は、まさに“髪で描く一瞬の芸術”でした。

(写真左から) 若奈(JENO by apish)加藤 正人(AXIS Group)

照明、音楽、そして観客の熱気がひとつになり、サロンワークでは味わえない非日常のライブが展開され、観客の目を奪いました。理美容の枠を超え、アートとしての可能性を見せつけたステージです。

出演:

●apishチーム:若奈/夏琳/礒井メンキ/児玉 光瑠/小園 菜月

●未来塾チーム:荒川 裕也(hair design fleuve

)/ikko(UneLumiere)/加藤 正人(AXIS Group)/村田 真規(marvelous)

イベント中盤には、韓国のK-POPガールズグループ「Kandis」が登場。美容師によるスタイリングを受けた直後、そのままステージでパフォーマンスを披露しました。代表曲「Playground」を含む3曲が披露され、音楽とヘアデザインが一体となったその瞬間は、観客を熱狂させ、会場に新たな感動を生み出しました。

Kandis

Kandisは韓国出身の4人組K-POPガールズグループ。

高いパフォーマンス力と洗練されたビジュアルで注目を集め、音楽・ファッション・カルチャーの分野で活躍の場を広げている次世代グループです。

今回の万博ステージでは、理美容の魅力とカルチャーを融合させた特別なコラボレーションを実現しました。

(写真左から)一般社団法人デジタルサロン協会 代表・森越道大 株式会社アピッシュ 代表取締役 網野一廣

AIが語る、理美容の未来”業界トップが見据える、デジタル時代のその先へ

トークセッションには、理美容業界のフロントランナーである 一般社団法人デジタルサロン協会 代表・森越道大氏と、株式会社アピッシュ代表取締役であり、数々の美容師を育ててきた網野一廣 が登壇。

「AIと共に進化するサロンワークとは?」「これから選ばれる理美容師に必要な視点とは?」といった問いを軸に、現場でのリアルな体験、そしてこれからの理美容師像を熱く語りました。

森越氏からは、自身が開発に関わる“美容師クローンAI”やデジタルヒューマンなど、最先端技術と現場の融合についての事例紹介も。

網野氏は、人としての魅力・感性を育て続けることの大切さを語り、会場からは共感の拍手が湧き上がりました。

そして後半、スクリーンにはAIとして再現された坂巻哲也氏が登場。

「AIにできることが増えても、“人にしかできないこと”が理美容師の核である」

そんな魂のこもったメッセージが、未来を担う若き理美容師たちの胸に刻まれました。

※本ステージに登場するAI坂巻 氏は、

一般社団法人デジタルサロン協会および株式会社Eye Universeの技術協力により実現しています。

一般社団法人デジタルサロン協会:https://www.digital-salon.com/

株式会社Eye Universe:https://eye-universe.co.jp/

志水 洸一(apish未来塾)

この熱いセッションを司会進行として支え、ステージ全体を包み込むように導いたのが、apish未来塾の志水洸一。

出演者の想いと観客の感情をつなぐ言葉を届けながら、プロジェクトの構想から実現までを牽引。

ステージに込めた想いを、観客一人ひとりの心へ届ける橋渡し役となりました。

未来は、あなたの手の中に。心震えるフィナーレ

イベントの最後には、株式会社アピッシュ 代表取締役 網野一廣 よりステージ全体の総括と観客への感謝が述べられました。

その後、理美容学生、Kandis、未来塾・apishの出演者、スタッフ全員がステージへ登壇。

会場の空気がひとつになる中で、「この日見た景色と想いを胸に、それぞれの明日へ歩み出してほしい」という想いが共有されました。

ディスプレイに映し出されるAI坂巻氏

ステージの最後に届けられたのは、AI坂巻氏による、未来を担うすべての理美容師たちへの温かなメッセージ。

「未来は今日から始まっています。あなたが、あなたらしく輝くことで、理美容の未来はもっと自由で、美しいものになる。」

その言葉は、まるで本人がそばにいるような説得力で、会場を静かに包み込みました。
“AI”という未来の象徴が語ったのは、人としての在り方。
それは、坂巻氏が生涯をかけて伝えてきた、理美容の本質そのものでした。

たくさんの想いが、このステージをつくった。

このステージは、クラウドファンディングでのご支援、そして多くのスポンサー企業の皆様のご協力によって実現しました。

未来を信じて応援してくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。

【開催概要】
■イベント名:「JAPANESE HAIR CULTURE ~未来の美を創造するヘアデザイナー~」
■開催日時:2025年5月21日(水)19:00~20:30
■会場:大阪・関西万博 ポップアップステージ東内
■主催:apish未来塾(株式会社アピッシュ)
■企画・制作:世界の美髪プロジェクト実行委員会

株式会社アピッシュ

【お問い合わせ先】
apish未来塾・世界の美髪プロジェクト実行委員会
事務局長・広報:志水洸一
TEL:090-6995-6504
Mail:shimizu@riri9.jp

(写真右)礒井メンキ(apish AOYAMA)
K-POPガールズグループのヘアスタイリングも行った。
理美容学生にはスポンサー企業より総額60万円相当の景品が送られた。
(写真左から)児玉 光瑠(JENO by apish)ikko(UneLumiere)
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