「Be Yourself. Colourful is Powerful.」をテーマに、誰もが輝ける社会を目指して
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社のプレスリリース
ユニリーバ・ジャパン(本社:東京都目黒区、代表取締役 社長:エド・ブリオラ)は、特定非営利活動法人東京レインボープライド(共同代表理事:山田なつみ、佐藤ユウコ)が主催する、アジア最大級のLGBTQ関連イベント「Tokyo Pride2025 Pride Parade & Festival」に協賛し、6月7日(土)・6月8日(日)の2日間、代々木公園で開催される「プライドフェスティバル」にブースを今年も出展いたします。
誰もが自分らしく生きられる社会の実現に向けて
日本においては、LGBTQ+の方々が直面する社会課題がいまだ数多く存在しています。同性婚の法的承認が実現していない現状に加え、教育・職場・医療の各現場における差別や制度上の壁は、当事者の生活の質や心理的安全性に深刻な影響を及ぼしています。
2023年に、LGBTQ+に関する社会的理解の促進を目的とした「LGBT理解増進法」が成立しました。しかし現在もなお、学校現場ではLGBTQ+の子どもたちがいじめや孤立に直面し、職場においてもカミングアウトによる不利益や制度上の課題が残されています。
私たちユニリーバは、「Be Yourself(自分らしくあること)」を、一人ひとりが最大限に能力を発揮し、事業の成長と「輝く毎日をすべての人に」というパーパス(目的・存在意義)の実現を支える基盤と捉え、エクイティ、ダイバーシティ&インクルージョンの推進に取り組んでいます。
日本国内においても、パーパスを体現するブランド活動や、自分らしいキャリアや働き方を支援する制度を通じて、LGBTQ+当事者を含むすべての人が、自分らしく、誇りを持って、幸せに生きられる社会の実現を目指しています。
こうした社会課題を真摯に受け止め、私たちは企業としてできることを一つひとつ積み重ねてまいります。採用や福利厚生制度の見直し、社内研修の実施、そしてブランドを通じた社会的メッセージの発信など、多様性と包摂性を軸とした取り組みを今後も強化していきます。
誰もが自分らしく、安心して働き、暮らせる社会の実現に向けて、私たちは行動し続けます。
ユニリーバ・ジャパン ブースのご案内
エド・ブリオラ社長をはじめとする社員の「自分らしさ」にまつわるストーリーを紹介する動画コンテンツを通じて、多様な価値観や生き方に触れていただけます。また、AR技術を活用したフォトブースでは、来場者ご自身の“Colourful”を自由に表現し、写真として残すことができます。
さらに、ユニリーバ・ジャパンが推進するED&I(エクイティ、ダイバーシティ & インクルージョン)制度の紹介展示や、製品サンプルの配布も予定しており、五感で「Be Yourself」の世界観を体感いただける内容となっています。
ユニリーバ・ジャパンは、すべての人が自分らしく、誇りを持って生きられる社会の実現を目指し、毎年ブースの内容を進化させてまいりました。今年も、より多くの皆さまに私たちの想いや取り組みを直接お届けできることを、心より楽しみにしております。ぜひ、ユニリーバ・ジャパンのブースにお立ち寄りいただき、「Be Yourself」の世界観をご体感ください。
Tokyo Pride 2025 Parade & Festival
開催日:2025年6月7日(土)、6月8日(日)
場所:東京都代々木公園イベント広場(ユニリーバ・ブースも出展)、他協力施設や公共スペース
2025年テーマ:「Same Life, Same Rights」
公式サイト:https://pride.tokyo/
ユニリーバ・ジャパンにおける主な取り組み
-
ワークフォース:採用・活躍の推進
・中途採用も含め、すべての選考過程で性別欄・写真・ファーストネームの記載を廃止
・国内最大級のダイバーシティに関するキャリアフォーラムDiversity Career Forumに初年度から継続出展
-
ワークプレイス:人事制度・職場環境
・世界共通の「企業行動原則」であらゆる差別禁止を明記。365日・24時間、匿名でも社内または社外に相談可
・同性パートナーにも配偶者と同様、結婚・忌日休暇、慶弔金の制度、看護・介護休暇、育児休業の制度を適用。また、準婚姻契約書の費用を補助
・トランスジェンダーへの配慮:通称・健康診断などで本人の望む性別を尊重。また、手術の際に休暇を付与
・社内で理解を深め、バイアスを取り除いていく「#Unstreotype研修」などを実施
・従業員リソースグループ「ProUd」とともに誰もが自分らしく、ほこらしく働ける環境づくりを推進
-
マーケットプレイス:市場への働きかけ
・世界各地でパーパス(目的・存在意義)を持つブランドを通して、LGBTQI+の方々への理解を深め、権利を守るための製品やキャンペーンを上市。日本でも「AXE UNITY限定レインボーフィルム」を2019年に発売。その後もラックスやダヴなどのブランドを通じて、誰もが自分らしい一歩を踏み出すことを応援し続けています。
-
コミュニティ:社会への働きかけ
・Tokyo Pride、Business for Marriage Equalityなどの取り組みに賛同
・都内の高校生を対象に無意識のバイアスをテーマにした「#Unstreotypeワークショップ」を実施
認定
上記のような取り組みが高く評価され、任意団体work with Prideが、LGBTQI+の方々が働きやすい職場づくりを日本で実現することをめざして策定した指標「PRIDE指標」において最高位の「ゴールド」を2023年・2024年と2年連続受賞しました。
ユニリーバ・ジャパンについて
ユニリーバ・ジャパンは1964年に世界最大級の消費財メーカー、ユニリーバの日本法人として設立されました。以来約60年にわたり、日本の消費者の皆さまに「ラックス」、「ダヴ」、「ネクサス」、「プラウドメン」「ドメスト」など、ビューティ&パーソナルケア、ホームケアのブランドをお届けしています。
ユニリーバについて
ユニリーバは、ビューティー&ウェルビーイング、パーソナルケア、ホームケア、食品、アイスクリーム製品の世界有数のサプライヤーです。190以上の国とマーケットで販売され、毎日34億人がユニリーバの製品をご使用くださっています。128,000人の従業員が在籍し、2024年の売上高は608億ユーロでした。
ユニリーバとそのブランドについての詳細は、www.unilever.comをご覧ください。
「輝く毎日をすべての人に」というパーパス(目的・存在意義)のもと、「気候変動」「プラスチック」「自然の保護と再生」「エクイティ、ダイバーシティ、インクルージョン」「働き方」といった環境・社会の課題にも早くから取り組んできました。さまざまなパートナーの皆さまとともに、誰もが自分らしく、いきいきと幸せに暮らせるような未来に向かって、これからも変化を積み重ねていきます。