~熱中症厳重警戒レベルを再現した酷暑環境で冷却性能を体感~
日本シグマックス株式会社のプレスリリース
生活者向けブランド「MEDIAID(メディエイド)」を展開する日本シグマックス株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:鈴木洋輔)は、5月26日に、ペルチェ素子による冷却と水冷方式を組み合わせた、特許取得・独自構造のワーカー向け冷却服「メディエイド アイシングギア ベスト2」を新たに発売しました。
それに先立ち、メディア関係者向けに新製品体験発表会を5月20日に開催いたしました。
■メディエイド アイシングギア ベスト2 新製品体験発表会 概要
●プログラム1 「ワーカーズケア事業と熱中症対策ソリューションの取り組み」
宮地 早紀 (ウェルネス事業部 ウェルネス事業推進課)
生活者向けに展開する「メディエイド」ブランドの紹介と、2021年に立ち上げた「ワーカーズケア事業」について説明した。
ワーカーズケア事業では、従業員の「腰痛対策」「作業負担軽減」「熱中症対策」といった、企業が抱える課題に対するソリューションを提供。アシストスーツや関節サポーター、インソール、暑熱対策アイテムなどのラインアップを紹介した。
また、昨今の気温上昇に伴い熱中症発生数が増加していること、2025年6月1日から厚生労働省より発表された、職場における熱中症対策の罰則付き義務化(労働安全衛生規則改正)に触れ、企業での熱中症対策の重要性を伝えた。
さらに、現場の労働者を対象にした自社調査から、企業が実施している対策はいまだ不十分で、従業員にとって仕事中の暑さは課題であるという結果を紹介。その課題を解決するべく、ペルチェ式冷水循環服「メディエイド アイシングギア ベスト2」を新たに発売するとした。
●プログラム2「メディエイドアイシングギアベスト2 製品開発の背景と製品概要」
木川卓也 (商品企画開発部 開発2課)
本プログラムの冒頭では、製品が開発されるに至った経緯について説明。
メディエイド アイシングギア ベスト2は、日本シグマックスが長年改良を重ねてきた整形外科向け冷却療法装置に使われている、 “ペルチェで冷やした水を循環させて身体を冷却する”という技術を活かし、「ウェアラブルで広範囲に身体を冷却するデバイス」をコンセプトに開発されたことを語った。
また、製品特長と併せて、2023年に発売した初代モデルよりも冷却性能や装着時のフィット感、連続持続時間が格段に向上したことに触れ、その背景には排熱性能の向上や冷却ユニットの配置変更、冷却パッドとインナーベストの設計変更などがあることを解説した。
本製品は、ペルチェで冷却した約100ccの水を冷却パッド内で循環させることで身体を冷却する仕組みとなっている。開発においては水量の設定や冷却パッドに加える圧力の調整などにおいて多くの試行錯誤と工夫を重ね、、製品化に成功したことを語った。
最後に、「十分な熱中症対策ができずに困っている方々に、ぜひ『メディエイド アイシングギア ベスト2』を活用していただきたい」と述べ、製品への想いを締めくくった。
●プログラム3 製品体験会
製品体験会では、メディエイド アイシングギア ベスト2の試着コーナーに加え、労働現場の高温・多湿な酷暑環境(熱中症厳重警戒レベル)を再現したスペースを設置。参加者にはリアルな環境で製品を体験していただいた。
また、製品に使われている各パーツの解説展示のほか、サーモグラフィーを設置して製品装着前後の体の表面温度を比較できる場を提供した。
■新製品体験発表会の様子
【メディエイド アイシングギア ベスト2について】
新製品体験発表会でご紹介した「メディエイド アイシングギア ベスト2」の詳細は、【別紙】をご参照ください。
本製品に関するご取材や、製品デモ機の貸出依頼も承っております。
ご希望の方は下記連絡先までお問い合わせ下さい。
日本シグマックス株式会社 経営企画室 広報 緒方・峠・前川
TEL:03-5326-3254 FAX:03-5326-3201 MAIL:kouhou@sigmax.co.jp (広報共有)
■「MEDIAID(メディエイド)」より展開するワーカーズケア事業 https://mediaid.sigmax.co.jp/special/workerscare/
医療現場で培ったノウハウを活かし、誕生したブランド「MEDIAID(メディエイド)」。働く人の身体活動をサポートしたいという想いから、2021年にメディエイドより、ワーカーズケア事業を立ち上げました。
各関節サポーターやアシストスーツ、暑熱対策アイテムといった製品や、企業向け腰痛対策サービスの実施を通して、労働安全衛生面での課題解決や、従業員の満足度向上、健康経営®のサポートに貢献してまいります。
■日本シグマックス株式会社について https://www.sigmax.co.jp/
所在地:東京都新宿区西新宿1-24-1
創業:1973年6月1日
資本金: 9,000万円
代表取締役社長:鈴木 洋輔
社員数:241名(2024年3月末)
売上高:127.3億円(2024年3月期)
日本シグマックスは「身体活動支援業※」を事業ドメインとし、幅広いフィールドで人々の身体に関わる製品・サービスを提供しています。創業以来「医療」の中でも「整形外科分野」に特化して、各種関節用装具やギプスなどの外固定材、リハビリ関連製品、冷却療法のためのアイシングシステム、治療・診断のための医療機器など、特徴のある製品を提供してまいりました。「スポーツ分野」ではスポーツ向けケア・サポートブランド『ZAMST』を中心に国内外で高い評価を受けております。また日常生活を支える「デイリーケア」、労働者の身体をサポートする「ワーカーズケア」といった分野で『MEDIAID』ブランド製品を拡大展開しております。
※身体活動支援業:運動器障害の予防・診断・治療・回復、及び運動機能維持・向上を目的とした製品・サービスを提供することにより、人々がより健康で快適な生活を送れるよう支援する業(当社による造語)
「メディエイド アイシングギア ベスト2」 詳細資料
■労働現場での暑さ対策に向けて、独自構造の冷却服「メディエイド アイシングギア ベスト2」を開発
当社が展開するサポーター専業ブランド「MEDIAID」では、働く人の身体活動をサポートすべく2021年よりワーカーズケア事業を立ち上げました。さらに、労働現場での熱中症対策やそこで生じている困りごとを解決するべく、日本初(※1)となるペルチェ素子による冷却に水冷を組み合わせ、特許取得した独自タンクレス構造の冷却服「メディエイド アイシングギア ベスト」を2023年に発売いたしました。その中でユーザーから頂いた要望に応えるべく開発・改良を重ね、冷却性能や装着時のフィット感、連続動作時間を格段に向上させた「メディエイド アイシングギア ベスト2」を2025年5月26日に新発売いたしました。
※1:自社調べ
■製品特長
冷却性と作業性・可動性を両立
冷蔵庫にも採用されている冷却方式である、ペルチェで冷やした水の循環により、身体を冷やす「ハイブリッド冷却方式」を採用。
タンクレスながらも背中を含め広範囲に冷やす新技術で、着用した人が快適と感じる温度管理と、作業性・可動性を両立
※2:ペルチェにより4C(冷却:Cooling、循環:Circulation、(温度)管理:Control、快適:Comfortable)を実現する日本シグマックス独自のシステム
少量の水で冷却効果をフルに引き出す4C-Peltier System※2
医療用のアイシングシステムで培った技術をもとに、着用した方が常に快適と感じることができるよう「健康に配慮した温度管理」をする特許取得済み※3の冷却システムを採用。
※3:熱交換装置及びウェア 第7576853号
身体にフィットし必要時にワンステップ冷却
伸縮性に優れた生地を採用することで幅広い体型をカバーすることができ、どんな体系にも冷却パッドが身体にしっかりと密着。
フィット性や密着感はベストに設けた調整ベルトでお好みに応じて簡単調節。
使用時には電源を入れるだけのワンステップで冷却開始可能。
■製品情報
製品名:メディエイド アイシングギア ベスト2
希望小売価格:159,500円(税込)
発売日:2025年5月26日
サイズ(適用範囲:胸囲):M-LL(86~105cm)、3L(105~120cm)
使用時間:約5時間(付属モバイルバッテリー使用)
※付属のモバイルバッテリーのフル充電時間は、約3.3時間
商品ページURL:
https://workerscare-mediaid.sigmax.co.jp/mediaid_icinggear_vest2