シャンプー技術No.1を決める社内伝統行事　美容室 Ash『第20回シャンプーコンテスト』開催

　美容室チェーンを約360店舗展開する株式会社アルテジェネシス（横浜市中区/代表取締役社長 吉村 栄義）のグループ会社である株式会社アッシュ（横浜市中区/代表取締役社長　柴崎 興司）は、2025年6月3日に第20回シャンプーコンテスト決勝戦を開催しました。シャンプーコンテストとは、一年目の新人美容師の中で「シャンプー技術ナンバー1」を決める20年続く社内イベントです。自由参加で、今年はアッシュ史上過去最多の238名が参加対象でした。

　コンテストに向けて、参加者は日頃のサロンワークに加え、先輩スタッフから直接シャンプー技術の指導を受けながら準備を進めます。さらに、決勝戦当日には店舗スタッフが応援に駆けつけるなど、技術の習得を通じて、先輩・後輩のつながりが深まり、チームの結束力やモチベーション向上にもつながっています。

■開催背景　ー目標を作ることで高まるモチベーションと一体感

　シャンプーコンテストは、数か月前に美容学校を卒業した新入社員の美容師が、まず最初に習得するシャンプー技術にプロ意識を持ち、モチベーション高く日々の仕事に取り組んで欲しいという思いから2004年にはじまった社内イベントです。今まで習った技術を活かし、「シャンプーの達人」の称号を目指して競います。コロナ禍の時期を除いて毎年開催しており、今年で20回目を迎えました。

　美容学校を卒業し美容師免許を取得しても、様々な美容技術のインプットや実践は、実際に店舗に入った時からとなります。お客様のご要望を叶えられるスタイリストになるまでのいわゆるアシスタントの期間も、コンテストに挑戦することで目標を持ち、仲間とともに楽しくやりがいをもって技術習得に励める機会となっています。また、回数を重ねるごとに店舗全体で取り組むイベントとなっており、出場経験のある先輩美容師がコツを伝達して応援するなど、本コンテストはチームの一体感を高める大切な行事になっております。

■開催概要　

　シャンプーコンテストは一年目の美容師アシスタントのみ参加できます。店舗予選を通過した人を8グループに分け、グループ予選を勝ち上がった出場者は、全社の決勝戦に進みます。決勝戦は本社で行い、本社スタッフが審査員を務めます。大会当日、前年優勝者の2年生からの応援スピーチから競技が始まります。出場者は応援メッセージが書かれたTシャツなどを着て臨んだり、店舗の先輩や店長・オーナーが”推し美容師“のうちわを作って大人数で応援するなど、まるで体育祭のように盛り上がります。1位から8位までの入賞者には賞金が贈呈され、「シャンプーマイスター」と表彰されます。

　尚、関西を中心に店舗展開するグループ会社のニューヨーク・ニューヨークでもシャンプーコンテストの開催が8月末に予定されており、東西問わず毎年大変盛り上がるイベントとなっています。

■第20回シャンプーコンテスト入賞者

優勝

Ash 十日市場店　前川 乙百合（町田美容専門学校高等課程 卒）

準優勝

Ash 鶴ヶ峰2号店　木村 真緒（横浜商業高等学校別科 卒）

入賞者

Ash 二子玉川店　本田 智菜（日本美容専門学校 卒）

Ash 行徳店　石川 碧音維（仙台ビューティーアート専門学校 卒）

Ash 亀戸店　髙原 茅代（岡山ビューティモード 卒）

Ash 新子安店　染谷 玲花（横浜fカレッジ 卒）

Ash 志木南口店　宮野 莉菜（国際ビューティモード専門学校 卒）

Ash 高幡不動店　掛川 ふみ（町田美容専門学校高等課程 卒）

■優勝者コメント

Ash 十日市場店　前川 乙百合

　シャンプーコンテストに参加し、他店舗の同期との繋がりが増えたり、同級生と一緒に決勝に行けたことが楽しかったです。また、先輩方一人ひとりの様々な視点からのアドバイスにより、日々の営業でもお客様に合わせたシャンプーを心がけることの大切さを学びました。

　これからは、今回の結果に自信を持ちながら接客と技術をより向上させ、お客様一人ひとりに対応できる美容師になりたいです。

■第20回シャンプーコンテスト決勝の様子