尿がん検査「マイシグナル」、全国のツルハグループ842店舗で本格展開開始

〜ドラッグストアの全国ネットワークで、がん検診機会の地域格差を解消〜

Craif株式会社のプレスリリース

 Craif株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:小野瀨 隆一、以下Craif)は、尿がん検査「マイシグナル」の取り扱いを、2025年7月より株式会社ツルハホールディングス(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:鶴羽 順、以下ツルハグループ)のグループ企業である株式会社ツルハドラッグが展開するドラッグストアチェーン「ツルハドラッグ」(以下ツルハドラッグ)の全国586店舗へ拡大いたします。これにより、北海道では全429店舗を含む全国ネットワークで誰もが気軽に検査キットを手に取れる環境が整い、一人でも多くの方にがん検診のきっかけや早期発見・治療の機会を提供することで、豊かな人生の実現を支援します。

 すでにツルハドラッグをはじめグループ会社である杏林堂(東海)やドラッグイレブン(九州)の一部店舗でもマイシグナルの取り扱いを開始しており、今後はくすりの福太郎(関東)などのグループ企業においても取扱店舗を広げていきます。

 ツルハグループではマイシグナルを購入できる環境を整えることで、「知らない」「遠い」「時間がない」といった検診のハードルを下げ、受診のきっかけを広げます。自宅で尿を採って送るだけで簡便にがんリスクを把握できるマイシグナルは、医療機関の負担軽減にも貢献し、早期受診や早期発見を促進します。さらに、ドラッグストアを介したヘルスケアサービスの拡大は、小売と医療の連携が加速する象徴的な取り組みとして注目されています。

 また、北海道ではがん検診の受診率が全国平均を大幅に下回り(*1)、特に地方部では検査機会が限られるという課題があります。2023年から北海道の一部ドラッグストアで先行販売した結果、「病院へ行かずに済む」「家族で一緒に受けられる」といった利用者の声が寄せられ、販売数は当初計画を上回りました。こうした実績を踏まえ、今回の全国展開では北海道モデルを基軸に、地域の健康課題解決へのさらなる貢献を目指します。

*1.国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」国民生活基礎調査 都道府県別の受診率(2019)

■ 提供商品

・マイシグナル・スキャン

・マイシグナル・ライト

■「 マイシグナルシリーズ」について 

 「マイシグナルシリーズ」は、予防と早期発見につなげる、がんリスク検査です。このシリーズはマイクロRNA×AIでがんリスクを高精度に評価する検査「マイシグナル・スキャン」、より手軽にがんリスクを評価する検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」、DNAダメージをモニタリング・予防につなげる検査「マイシグナル・チェック」で構成されています。どの検査も尿やだ液を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。4つの検査を通じて、自らの体質的なリスクを知り、日々のDNAのダメージをモニタリングすることで発症予防をサポート。それでも防ぎきれないがんを早期発見することを一気通貫でサポートし、がんの予防と早期発見を促進することを目指した包括的ながん対策です。

詳細はWebサイトをご覧ください。 

https://misignal.jp/

マイシグナルシリーズは医療機器ではありません。解析した情報を統計的に計算することによりリスクを判定するものであり、医療行為としてがんに罹患しているかどうかの「診断」に変わるものではなく、リスクが低いと判定された場合でもがんが無いまたは将来がんにかからないとは限りません。

■ Craifについて

 Craif(クライフ)は がん早期発見に取り組む2018年創業のバイオAIスタートアップです。尿をはじめとする体液から、DNAやマイクロRNAなど多様なバイオマーカーを高精度に検出する独自の解析技術基盤「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」とAI技術を融合し、がんの超早期発見・早期治療・早期復帰を可能にする革新的な検査を開発しています。バイオテクノロジーとAIの力を社会に広く届けることで、当社のビジョンである「人々が天寿を全うする社会の実現」を推進します。

【会社概要】

社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)

代表者:代表取締役 小野瀨 隆一

設立:2018年5月

資本金:1億円(2024年3月1日現在)

事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がん検査「マイシグナル®︎」の提供

本社:文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F

URL:https://craif.com/

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