日本ロレアル株式会社のプレスリリース
世界最大の化粧品会社ロレアルグループ(本社:パリ)が主催する世界最大級の学生ビジネスコンテスト世界大会「BRANDSTORM 2025」が、6月12日と13日にパリで開催、世界43の国と地域から選出されたチームが、男性の美容とケアをテーマに革新的なアイデアを発表し合う中、日本代表チームの「AlromaSync」が準決勝進出を果たしました。
AlromaSyncは、高校時代を共にした同級生3人組によるチームです。大学進学に伴い、秋田大学、青山学院大学、明治大学にそれぞれ在籍しながらも、フルリモート体制と強い絆で結束。国内予選で見事優勝を勝ち取り、4月7日に開催された日本大会で3チームの中から選出されました。
BRANDSTORM 2025は、世界的な才能とイノベーションを発掘することを目的としたコンテストです。今年のテーマ『MEN. BEAUTY & CARE. GAME ON!(メンズグルーミング&ケア、ゲーム開始!)』というミッションのもと、コンシューマープロダクツ事業本部と共同で策定され、次世代の男性の生活者のニーズに応える革新的な市場開拓の可能性を探求しました。
12日にパリ本社内で行われた準決勝に臨んだAlromaSyncは、体臭・加齢臭に悩む中年男性をターゲットに、スマートパッチで汗を分析し、その原因を特定。最適な対策をアプリで提案することでQOL向上をサポートし、「自信に満ちた毎日へ!!」というコンセプトを提案しました。世界各国から集まった強豪チームとの激しい競争の中、堂々たるプレゼンテーションを披露しました。
続く13日、ヨーロッパ有数のスタートアップとテクノロジーの祭典「ビバ・テクノロジー」内で開催された決勝戦には、世界から選抜された6チームが登壇。各チームは、3ヶ月間のプロジェクト契約と、その後のロレアル本社でのマネジメント研修生としての正規雇用契約獲得を目指し、白熱した戦いを繰り広げました。最終的に南米チリのチームが革新的なアイデアと優れたプレゼンテーションで審査員を魅了し、優勝の栄誉を手にしました。
日本代表チーム「AlromaSync」は以下のように感想を述べています;
「世界大会で一番印象に残っているのは、決勝に進出した6カ国の発表です。それぞれのプレゼンテーションは、魅せる技術、満遍なく行き届いたリソース、そして何よりも堂々とした姿勢に圧倒されました。彼らの発表から多くの刺激を受け、大変貴重な学びを得ることができました。また、大会後のクルーズでは、様々な国の人々と交流し、多くの友人を作ることができました。パリの街の美しさにも魅了され、終始大興奮の素晴らしい時間を過ごしました。今回のBrandstormへの参加は、私たちにとってかけがえのない経験となりました。この経験を活かし、今後もより一層努力を重ね、成長していきたいと思っています」
ロレアルグループについて
ロレアルは115年にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、世界の消費者の美への希求とニーズに応えることに専念してきました。当社のパーパス「世界をつき動かす美の創造」は、社会に対しても、環境に対しても、サステナブル、インクルーシブ、倫理的かつ寛大な形で美を通じて貢献していくという私たちの美への姿勢を包括的に表現するものです。37の国際ブランドを初めとする多様で幅広いブランドポートフォリオと、持続的発展と環境を守るための取り組みである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じ、美の無限の多様性を賛美し、世界のすべての人々に最高水準の品質、有効性、安全性、誠実さ、責任をお届けします。当社は、9万人を超える従業員を擁し、地理的にもバランスの取れた拠点展開と、すべての流通網(eコマース、マスマーケット、百貨店、薬局、美容室、ブランドおよびトラベルリテール)における販路を有しています。2024年のグループ売上高は434億8千万ユーロにのぼります。世界13ヵ国に21の研究開発と研究開発拠点を置き、4,000人以上のサイエンティストと8,000人を超えるデジタル人材を擁するロレアルは、美の未来を創造し、ビューティーテクノロジーを推進してゆくことを重要視しています。
詳細については、https://www.loreal.com/en/mediaroom をご参照ください。