~ 老眼、視力低下、緑内障などを防ぐ1回1分のセルフケアが新常識に? ~
株式会社AKS Therapy Studioのプレスリリース
デジタル化が進む現代、パソコンやスマートフォンを長時間使用する生活が当たり前になりつつあります。そこで、登録者数120万人超のYouTubeチャンネル『腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】』を運営する理学療法士の山内 義弘は、30歳以上70歳未満の男女全国500名を対象に「目の悩みとケア」に関するアンケート調査を実施しました。今回の調査で、老眼や視力低下に不安を抱えながらも、具体的なケアをしていない人が非常に多いことが判明しました。
■調査概要
調査期間:2025年7月14日
調査手法:インターネット調査
調査対象:30歳以上70歳未満の男女全国
サンプル数:500名(10歳刻みに各125名)
調査機関:Freeasy
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、「腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】 調べ」と必ずご明記ください。
■調査結果サマリー
・全体の7割弱がメガネやコンタクトレンズを使用。60代のメガネ率6割で最多
・目の悩み、30~40代は「視力低下」、50~60代は「老眼」が最多。30代の4%がすでに老眼の兆候あり
・目のケアは「目薬」で。4割超は「何もしていない」
・将来的な不安は半数以上が「視力低下」。40~60代の4人に3人が何らかの不安を抱えている
・目の紫外線対策は不十分。サングラスの着用、夏でも2割超
■調査結果
まず、「普段、メガネまたはコンタクトレンズを着用しているか?」尋ねたところ、全体の65.4%がメガネやコンタクトレンズを着用しており、「メガネ着用」(46.8%)、「コンタクトレンズ着用」(4.2%)、「両方着用」(14.4%)となりました。また、年代が上がるにつれメガネ着用率が増加し、60代では6割を超え(61.6%)ました。一方、コンタクトレンズの着用率は30代が最も多く7.2%でした。
次に、「目に関する悩みはあるか?」尋ねました。全体の4割超(41.4%)が「視力低下」と回答し最多となり、特に50代では過半数(51.2%)が自覚していました。「老眼」は年齢とともに増加し、60代では7割(70.4%)にのぼりました。また、30代~50代では「眼精疲労」や「ドライアイ」も目立ち、働き盛り世代特有の傾向がうかがえました。
続いて、「普段の目のケア」について尋ねました。全体では「目薬の使用」が4割超(43.4%)と比較的多かったものの、「特に何もしていない」と答えた人も4割超(42.4%)おり、30代では過半数(52.8%)いました。「目の体操(ストレッチなど)」や「温める」などの積極的なケアは1割未満にとどまり、全体的に目のケアについての意識の低さが明らかになりました。
今度は、「将来的な目の不安」について尋ねたところ、どの年代も「視力の低下」(52.0%)が最多でした。また、「緑内障や白内障などの病気」(32.0%)や「老眼」(25.0%)への不安も多く挙げられました。
最後に、目の紫外線対策をしているかを問うため、「普段からサングラスを着用しているか?」尋ねました。紫外線が強い夏でも着用率は2割超(23.8%)にとどまり、春で1割(11.6%)、秋・冬は1割未満となりました。年間を通して「着用していない」と答えた人はどの年代も7割以上と大多数を占め、“紫外線から目を守る”という意識は全体的に低水準でした。
■1回1分のセルフケア「眼球血流ながし」
一生、視力を守りたければ、老眼、視力低下、緑内障・白内障などの目の病気を防ぎ、1回1分でできる「眼球血流ながし」セルフケアを始めましょう。
●目と血流の深い関係
目の健康には「血流」がとても重要です。目の周りにある末梢の毛細血管にしっかり血液が流れていないと、視力はどんどん低下します。例えば、視神経の血流が悪くなると緑内障や白内障に、ピントを合わせる筋肉に血流が届かないと老眼になります。つまり、目の病気の多くは「血流不足」から始まっているのです。
「緑内障は治らない」と思われがちですが、近年の研究では、血流改善によって症状の進行を防いだり、回復の兆しを見せたりするケースも報告されています。老眼も同様に、筋肉の機能を取り戻せば改善の余地があります。
●なぜ目の血流は悪くなるのか?
① 同じ場所ばかり見続ける生活
スマホやパソコンの見すぎで、目の筋肉を使わなくなると、血流も必要とされなくなります。筋肉を動かさない=血流が滞る=視力低下につながる悪循環が生まれます。現代の子どもたちは、スマホやゲーム中心の生活。将来の目の健康リスクが高まっています。
② 食生活による血糖値の問題
食事で糖質を摂るたびに血糖値が上昇し、それが血管を傷つけてしまいます。特に、目の毛細血管はダメージを受けやすく、高血糖が続くと視力・視野障害や老眼の原因にも。目の病気は、実は「血管の病気」でもあるのです。
③紫外線
紫外線は、皆さんが思っている以上に目にダメージを与えます。紫外線により目の組織が変性してしまうからです。特に、白内障は紫外線の浴びすぎが原因と言われています。
●真っ黒のサングラスはNG
真っ黒なサングラスは、一見すると紫外線を完全にカットするように思えますが、実は目に良くありません。 暗くなることで瞳孔が開き、かえって多くの紫外線が目に入り込んでしまうためです。そのため、眼球が透けて見える程度の色の薄いサングラスが理想的です。
また、年配の方の中には「かっこつけていると思われるのが恥ずかしい」という理由でサングラスをかけるのをためらう方も多いですが、目の健康を守るためには必要不可欠です。紫外線は夏だけでなく一年中降り注いでいるため、季節を問わず着用することをおすすめします。そうすることで、目の疲れも大きく軽減されます。
●目の血流を改善する「山内流セルフケア」
① ホットアイケア(温冷交代法)
手のひらを50回程度こすって温め、目の周囲に当てて血流を促します。温→冷→温と繰り返すことで、自律神経も整い、血流がぐっと改善します。
② 骨振動(タッピング)
目の周りの骨(眼球には触れず)を軽く叩くように振動を与えます。これだけで血流が良くなり、筋肉の反射も活性化されます。
③ 絆創膏セルフケア(目の筋肉の働きをサポート)
老眼の改善に効果的です。目の周囲に絆創膏を貼って、ピント調節に関わる筋肉「毛様体筋」の働きを高めます。
絆創膏の貼り方:
1.目のラインの延長線上にある耳の上側に絆創膏を貼る
2.耳の前に起点を置き、絆創膏を軽く後ろに引っ張るように回してつまむように貼る
3.反対側も同様に貼る
その状態で次の「眼球ストレッチ」を行います。
④眼球ストレッチ(外眼筋のストレッチ)
1.顔の向きと反対方向に目線を向ける(左右上下各5秒)
(例えば、顔を右に向けて目線は左へ)
2.右斜め上を向きながら、左上を見る(5秒)
3.左斜め上を向きながら、右上を見る(5秒)
首の運動と筋肉はリンクしています。このストレッチは、眼球を動かすための筋肉「外眼筋」を伸縮するため、コリ固まった目の筋肉がしっかりとほぐれ、血流が改善します。まずは1日1回、目のケアタイムを取り入れてみてください。
■山内 義弘プロフィール
1970年生まれ。愛知県名古屋市出身。
20年以上の治療経験を持つ理学療法士で、YouTube登録者数117万人超え。
これまでに25,000症例・75,000回以上の治療を行い、車イスや杖が必要な患者さん、寝たきりや激痛で悩む人々を数多く救ってきた。
「不要な手術と薬を世の中から無くしたい」という想いから、独自の治療法やセルフケアを開発。世界中の人に、痛み・悩み知らずの快適な人生を送っていただくために、全国で講演活動を行っている。
著書に『コリと痛みの駆け込み寺! のびちぢみ体操』(KADOKAWA)、『1分でバキバキ肩こりがスッキリ! 山内流 肩甲骨はがし』(宝島社)の他、2024年12月25日に『体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体』(KADOKAWA)がある。また、この出版に伴い、自身が開発した絆創膏「山内流絆創膏™」も発売中。
腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】:https://www.youtube.com/@yamauchi_kakekomidera
■会社概要
商号:株式会社AKS Therapy Studio
所在地:東京都中央区銀座8-14-9 デュープレックス銀座タワー 1101
代表者:代表取締役 山内 義弘
設立:2017年10月
事業内容:整体に関する教育事業、健康器具・整体器具の販売