世界初の技術を活用した「従業員のWell-being状態の可視化」と「パーソナリティ分析」を組み合わせた組織パフォーマンス向上の実証実験開始

大和ライフネクスト株式会社のプレスリリース

 大和ハウスグループの大和ライフネクスト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石﨑順子)は、Social Healthcare Design株式会社(以下SHD社)が提供するアプリ「Happiness Book」の活用による、組織内のチームパフォーマンス向上と従業員一人ひとりのWell-being向上の実現を目的とした実証実験を開始します。この実証実験は、分譲マンション管理を担当する部門の約100人を対象に、9月から12月にかけて実施します。

 当社では、多様な従業員一人ひとりが活力に満ち、心身ともに健やかで長く活躍することが企業の成長を支える基盤であると考え、2019年に「大和ライフネクスト健康宣言」を制定しました。2020年、2021年には、優良な健康経営を実践している法人として、日本健康会議が認定する「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に選定されています。
 昨年より、コロナ禍の影響に順応した健康経営活動に注力し、多くの従業員のリモートワーク化を進めており、オンライン環境下での研修プログラムの導入や、中途入社者向けのフォローアップ面談制度といった施策を積み重ねてきました。そして、さらなる従業員満足度向上、ひいてはお客様満足度の向上を目指し、新たな施策を検討してきました。
 一方、SHD社は創業時から組織としてのパフォーマンスと個人としてのパフォーマンスが一致するWell-beingに着目し、その数値化に取り組んできました。加えてパーソナリティを考慮して個別に動機付けまでを行うシステムを開発し、新しい健康経営のあり方を実現させるための世界初(※1)のアプリ「Happiness Book」をリリースしました。
 今回、当社とSHD社の考える健康経営のあり方が一致し、それぞれの持つノウハウを用いて共同で「Happiness Book」を活用した実証実験を行います。
 
※1. パーソナリティを加味した動機づけにおける特許技術(第6450986号)を活用したアプリ「Happiness Book」を導入することによる。2021年8月30日発表時点。大和ライフネクスト調べ。
 

  • 実証実験の主なポイント

1.  Well-being状態の継続的な可視化を通した従業員のセルマネジメント力向上の検証および新フォローアップ制度の開発
「Happiness Book」では87問のアンケートに回答することにより、Well-beingの状態をココロ・カラダ・キズナの健康として可視化することが可能です。従業員一人一人がこの可視化を通して、自分自身でWell-beingを高められるプログラムを開発していきます。

2.  パーソナリティ分析の活用による従業員間の相互理解促進を通したチームパフォーマンス向上の検証
パーソナリティとは個人個人の特定の事柄に対する認知や感じ方の違いを統計的に測定したもので、SHD社では、最新の脳科学に基づき、情動的な感じ方特性、認知における特性、意思決定における特性、行動における特性の分析をしています。このパーソナリティの中の認知における特性に注目し、分析結果のチーム内共有、活用を視野に入れ、ワークショップを開催していきます。

※石崎の「崎」の表記は、「たつさき」となります。

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