アッヴィのプレスリリース
第5回 アッヴィ アートプロジェクト 「PERSPECTIVES(パースペクティブズ)」 受賞作品発表および表彰式開催
ー 募集テーマ 「疾患と生きる。私の新たな可能性」
ー 6歳から88歳までの患者さんがご自身の視点で、心とカラダの変化や想いを126点のアート作品に表現
ー 受賞作品は、患者さんのエピソードと共に、アッヴィ合同会社ホームページおよびバーチャル空間上に構築した「オンライン美術館」に展示
アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長 :ティアゴ・カンポス ロドリゲス)は、免疫介在性炎症性疾患の患者さんを対象とした「第5回 アッヴィ アートプロジェクト『PERSPECTIVES(パースペクティブズ)』」の表彰式を、7月29日(火)に開催しました。受賞作品は、アッヴィ合同会社ホームページおよびバーチャル空間上に構築した「オンライン美術館」に展示され、パソコンやスマートフォンで鑑賞いただけます。
本プロジェクトは、免疫介在性炎症性疾患の患者さんが、疾患と向き合いながらもご自身のPERSPECTIVES(視点、考え方、物の捉え方という意味)で捉えた心とカラダの変化、日々の想いや感じたこと、新たな目標や希望などを、絵画や彫刻、立体造形、陶芸、写真、書道、手芸などのアート作品に自由に表現していただくアートプロジェクトです。患者さんの創作活動から生まれた作品を通して、より多くの方に疾患について知っていただくきっかけを作り、患者さんへの理解につなげることを目的に、2015年より開催しています。
第5回目となる今回は、2024年6月3日から12月13日にかけて「作品」と「作品に関わるエピソード」の募集を行い、6歳の潰瘍性大腸炎の患者さんから88歳のリウマチ性多発筋痛症の患者さんまで、過去最多となる126点の応募がありました。受賞作品については、美術家の佐久間あすか氏をはじめとした13名の審査員による厳選なる審査により、最優秀賞1点、優秀賞1点、審査員賞3点、佳作5点の計10点が決定いたしました。
審査員を代表して美術家の佐久間あすか氏は次のように述べています。「今回もとても素晴らしい作品ばかりでした!応募数は過去最高となり、また応募者の年齢層も厚く、幅広い方に参加いただきました。これも、この活動が広く社会に周知されてきた証だと嬉しく思います。総評としましては、全体的に個性豊かでバラエティに富んだ作品が多かったことに加え、質の高さに驚きました。作品素材にも工夫があり、従来の絵画技法にとらわれず、斬新な材料による表現が多く見られ、鑑賞者の心を強く打つ作品が多かったです。病と闘いながらの制作は大変なことだと思います。しかし、病をバネに力強く誠実に向き合うことで、どれだけの人が感銘を受け、勇気をもらえるか計り知れません。アートにはそういった力があると、今回の応募作品を通してあらためて学びました。またいつかどこかで、皆さんの作品に出会えることを願っております。素晴らしい作品をありがとうございました」
アッヴィは、本プロジェクトを通じて、ひとりでも多くの方が患者さんの想いを理解し、支援することができるよう、今後も継続的なサポートを行ってまいります。なお、「第5回アッヴィ アートプロジェクト 『PERSPECTIVES』」の受賞作品を含む全応募作品は、アッヴィ合同会社ホームページにて、本日より公開されています。
「第5回 アッヴィ アートプロジェクト 『PERSPECTIVES』」の受賞者は下記の通りです。なお、受賞者および受賞作品についての詳細は別紙をご参照ください。
■受賞者 (応募総数:126点) ※敬称略 年齢は応募時の年齢です。
最優秀賞 | 市川 孝子 (いちかわ たかこ) | 82歳 | 「紙飛行機の夢、もっと遠くへ」 | (長野県) |
優秀賞 | 古賀 綾乃 (こが あやの) | 6歳 | 「おなかのなかのうみ」 | (神奈川県) |
審査員賞 | J.A (仮名) | 17歳 | 「ぼくだけの光と影」 | (神奈川県) |
審査員賞 | 竹原 優李 (たけはら ゆうり) | 23歳 | 「希望のかたち」 | (宮崎県) |
審査員賞 | 岩本 紗和 (いわもと さわ) | 12歳 | 「扉をあけて~羽とともに~」 | (茨城県) |
佳 作 | 小林 侑里香 (こばやし ゆりか) | 18歳 | 「『あなた』という私と『自分』という私との狭間が連れていく場所、私はここで生きる」 | (東京都) |
佳 作 | 久保田 結 (くぼた ゆい) | 17歳 | 「ふたつの心」 | (千葉県) |
佳 作 | 吉田 美智 (よしだ みち) | 22歳 | 「ループ」 | (東京都) |
佳 作 | 高崎 信子 (たかさき のぶこ) | 60歳 | 「孤独なイエロー」 | (東京都) |
佳 作 | 大槻 陽翠 (おおつき ひすい) | 7歳 | 「わたしはくらげになりたい」 | (三重県) |
免疫介在性炎症性疾患とは
免疫応答の調整不全により組織に炎症を生じる疾患の総称です。進行性かつ身体機能に負担・制限がかかる疾患が含まれ、心身に大きな影響を及ぼすこともあると考えられています。具体的な疾患として、関節リウマチ、尋常性乾癬、クローン病、潰瘍性大腸炎、アトピー性皮膚炎、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデスなどが含まれます。
アッヴィについて
アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製と提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、がん、精神・神経疾患、アイケア、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、www.abbvie.com をご覧ください。Facebook、Instagram、X(旧Twitter)やYouTubeやLinkedInでも情報を公開しています。
日本においては主に、免疫疾患、肝疾患、精神・神経疾患、がん、アイケアの領域、さらに美容医療関連のアラガン・エステティックスのポートフォリオで、製品の開発と提供に取り組んでいます。アッヴィの詳細については、www.abbvie.co.jpをご覧ください。FacebookやYouTubeでも情報を公開しています。