猛暑対策の新常識「AVA血管冷却(手のひら冷却)」で効果的な熱中症予防を支援
アルフレッサ株式会社のプレスリリース
医薬品の流通を担う社会インフラ企業であるアルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福神雄介、以下「アルフレッサ」)は、近年の猛暑による深刻な熱中症対策の一環として、第107回全国高校野球選手権大会(以下「甲子園大会」)の審判委員に対し、体の深部体温を下げるのに効果的な特殊冷却パックを寄贈いたします。
■新常識:深部体温を下げる手のひら冷却(AVA血管冷却)とは?
最新の研究では、熱中症予防には体表面だけではなく、身体の内部(深部体温)を冷却することが効果的であることが証明されています。その鍵を握るのが、手のひらにあるAVA(動静脈吻合)という特殊な血管です。手のひらを適切な温度(約10~15℃)で冷却することで、効率よく深部体温を下げ、熱中症のリスクを軽減します(※1)。
通常の保冷剤では冷えすぎてしまうため、洗面器に水をためて手のひらを浸したり、冷たい飲み物が入ったペットボトルや保冷剤をタオルなどで包んで握ったりする方法が一般的です。しかし、これらの方法は試合中やスポーツ中には実践が難しいのが現状です。
■特殊冷却パックの特長
今回アルフレッサが提供する特殊冷却パックは、高度な温度管理技術に基づいて開発された冷却パックです。最適なAVA血管冷却温度(10~15℃)を気温30℃下でも3時間以上維持することが可能で、持ち運びにも適しています。また、家庭用冷凍庫でも簡単に準備できるため、現場での利便性も高く評価されています。
本パックは、甲子園球場内の複数箇所に使用方法とともに設置され、審判委員が適宜使用できるよう準備されています。
■寄贈詳細
寄贈先: 第107回全国高等学校野球選手権大会 審判委員
寄贈物: 特殊冷却パック 200個
目的: 熱中症予防を通じた安全な大会運営の支援および、AVA血管冷却の認知拡大
夏の甲子園大会は毎年約67万人の観客を動員し、決勝戦のテレビ視聴者数は約1,114万人に及びます。この大会で審判委員が熱中症対策としてAVA血管冷却を実践する姿が報道されることで、より多くの方々にこの新たな予防法が知られることを期待しています。
アルフレッサは、医療やヘルスケアに関わる社会の一員として、健康課題の解決に取り組み、人々の健やかな暮らしを支える活動を今後も続けてまいります。
■アルフレッサ株式会社について
2004年の設立以来、アルフレッサは20年にわたり、病院や薬局に医療用医薬品を供給する卸売事業を中心に、人々の健康に貢献するさまざまなサービスを提供してきました。医療用医薬品に加え、医療機器、検査試薬、栄養食品などを国内外約1,000社のメーカーから仕入れ、病院・診療所や薬局に安心・安全にお届けしています。
近年では、全国約170拠点のネットワークを活かし、各地域の事情に合わせたそれぞれの地域包括ケアシステムの構築をサポートしています。また、さまざまな情報サービスやソリューションツールを通じて、医療現場の業務効率化や医療の質向上に寄与する活動を行っています。
■会社概要
名称:アルフレッサ株式会社
代表取締役社長:福神 雄介
事業内容:医療用医薬品、医療機器、医療用検査試薬、介護用品、健康食品、
一般用医薬品等の卸売販売
設立:1949年8月
資本金:4,000百万円
従業員数:5,821人(2025年3月31日現在)
本社所在地:〒101-8512 東京都千代田区神田美土代町7番地