【医師の約9割が「摂取が難しい」と回答】ビタミンD3不足が見た目を老けさせる？美容意識の高まりで注目される“骨と顔立ち”の関係性

たるみ・しわの裏に“骨の栄養不足”？見た目印象に直結する「ビタミンD3」の役割とは

株式会社マナビス化粧品のプレスリリース

株式会社マナビス化粧品（所在地：千葉県浦安市、代表取締役社長：兼子慎一）は、医師を対象に、「ビタミンD3と骨の変化が顔立ちに与える影響」に関する調査を実施しました。

顔のたるみやしわは、加齢や紫外線、乾燥などの皮膚トラブルが主な原因と考えられてきました。

しかし近年、美容分野では、皮膚ではなく骨の変化が見た目の老化に関与しているという新たな視点が注目されています。

特に、頬や顎の骨の変化による顔の輪郭の崩れや、たるみ・しわとの関連性が指摘されており、見た目の老化を考える上で「骨の健康」という新たな視点が求められています。

一方で、骨密度や骨質を保つために重要な栄養素のひとつである「ビタミンD3」に関しては、日常的に不足しやすい現実があることも否定できません。

では、こうした骨構造の変化について、医師はどのように捉えているのでしょうか？

また、ビタミンD3の摂取は美容や骨の健康にどう影響すると考えられているのでしょうか？

そこで今回、株式会社マナビス化粧品（https://www.manavis-cosme.co.jp/）は、医師を対象に、「ビタミンD3と骨の変化が顔立ちに与える影響」に関する調査を実施しました。

調査概要：「ビタミンD3と骨の変化が顔立ちに与える影響」に関する調査

【調査期間】2025年7月10日（木）～2025年7月11日（金）

【調査方法】PRIZMA（https://www.prizma-link.com/press）によるインターネット調査

【調査人数】1,011人

【調査対象】調査回答時に医師と回答したモニター

【調査元】株式会社マナビス化粧品（https://www.manavis-cosme.co.jp/）

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

※この調査の内容は、あくまで医師の方を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。

顔のたるみやしわの原因は「皮膚の老化」だけでない！「骨密度の低下」と顔立ちの関係性とは？

はじめに、医師たちに顔のたるみやしわの原因は何かについて、うかがいました。

「顔のたるみやしわの原因」について尋ねたところ、『皮膚の老化（52.6％）』と回答した方が最も多く、『筋肉の衰え（49.0％）』『骨密度低下（38.4％）』『骨格の構造変化（32.9％）』と続きました。

医師の多くは、顔のたるみやしわの原因として『皮膚の老化』や『筋肉の衰え』を挙げており、従来の加齢による変化が主流の認識であることがうかがえます。

一方で、『骨密度低下』や『骨格の構造変化』といった骨に関する要因を挙げた医師も約3〜4割にのぼり、顔立ちの変化に骨が関係しているという視点が広がりつつあることも示されました。

これは美容医療や予防の現場で、骨の健康が見た目に与える影響が注目されていることの表れといえそうです。

ここからは、『骨密度低下』と回答した方にうかがいました。

次に、「顔のたるみやしわは骨密度低下が関係していると考える理由」について尋ねたところ、『頬骨および顎骨の萎縮（68.6％）』が最も多く、『骨支持力の低下（59.5％）』『皮膚・筋肉の下垂（46.7％）』と続きました。

『頬骨および顎骨の萎縮』や『骨支持力の低下』といった、顔の輪郭を支える骨格そのものの変化や骨密度低下がたるみやしわに関係する理由として挙げられています。

これは、骨が痩せて内側からボリュームを失うことで、皮膚や筋肉が支えを失い、たるみやしわが強調される構造的な要因が意識されていることを意味します。外見の老化現象は、表面だけでなく内側の骨の変化から始まるという理解が、医師の間で広まりつつあることがうかがえます。

では、実際に医師たちは患者の意識をどう感じているのでしょうか。

「顔立ちの変化に関して、骨の健康を意識する患者は多いと感じるか」と尋ねたところ、9割以上の方が『非常に感じる（59.5％）』『やや感じる（36.6％）』と回答しました。

この結果から、患者側の美意識や予防意識が高度化し、情報への感度が上がっていることがうかがえます。

また、骨の健康が見た目に影響するという新たな認識が広まり始めている兆候ともとれます。医療現場でも、見た目の相談に対し、栄養や骨密度まで踏み込んだ指導が必要とされる場面が今後増えていくことが予想されます。

【骨密度維持はカルシウムだけじゃない！】吸収を助ける“ビタミンD3”の重要性とは

では、顔立ちの変化への影響も大きいとされている「骨密度」を維持するためにはどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。再び全員にうかがいました。

「骨密度の維持に重要だと考える要素」について尋ねたところ、『適度な運動（50.7％）』が最も多く、『日光を浴びること（49.6％）』『骨の形成や維持に役立つ栄養を摂る（39.3％）』と続きました。

骨密度の維持に関して、医師が重視するのは『適度な運動』や『日光を浴びること』といった日常的な生活習慣であることがわかりました。また、『栄養摂取』や『定期的な測定』といったセルフケアの実践も一定の支持を得ています。

これらの回答から、骨の健康を保つためには特別な対策よりも、継続的な生活習慣の見直しと日々の意識づけが重要と考えられている実態がうかがえます。特にビタミンD3合成に関わる日光浴の重要性が認識されている点も特徴的です。

前問で骨密度の維持のために、『骨の形成や維持に役立つ栄養を摂る』も上位に上がりましたが、具体的にどのような成分が医師たちに支持されているのでしょうか。

「骨密度維持に効果的と考える成分」について尋ねたところ、『カルシウム（52.6％）』と回答した方が最も多く、『ビタミンD3（49.3％）』『ビタミンK（37.0％）』と続きました。

結果から、カルシウムだけではなくその吸収促進や骨形成の促進因子としてのビタミンD3の重要性も注目されていることが示されました。ビタミンD3は、カルシウムの吸収を助けたり、骨の形成をサポートする役割があり、普段の生活の中で意識して補うことが大切な栄養素と考えられているようです。

骨密度の維持に効果的とされるビタミンD3には、それ以外にもどのような作用が期待されているのでしょうか。

「ビタミンD3が関与すると考えられる作用」について尋ねたところ、『骨粗しょう症予防（43.4％）』が最も多く、『免疫機能の維持（35.2％）』『しわ・たるみ予防（32.3％）』と続きました。

美容と健康の接点として、ビタミンD3の多面的な効果が医師に理解されていることがわかります。特に『しわ・たるみ予防』を選んだ医師が3割以上いたことから、顔立ち変化との関連性を意識していることがうかがえます。

これは、ビタミンD3が「骨のため」だけではなく、「見た目のエイジングケア」への貢献も期待されていることを示しています。

続いて、「ビタミンD3不足のリスクとして、懸念されること」について尋ねたところ、『見た目の老化（42.9％）』『筋力・体力の低下（36.9％）』『骨の弱化（36.8％）』が上位になりました。

「見た目の老化」が最多である点から、ビタミンD3は、美容や印象面にも深く関わる成分として認識されつつあることがうかがえます。

医師の9割近くが「日常生活でビタミンD3を十分に得ることは難しい」と回答

重要性が理解されている一方で、日常生活の中でビタミンD3を得ることは実際どの程度難しいと感じられているのでしょうか。

「日常生活において、ビタミンD3を十分に得ることの難易度」について尋ねたところ、約9割の方が『非常に難しいと思う（29.4％）』『やや難しいと思う（58.4％）』と回答しました。

生活環境の変化により屋外で過ごす時間が減ったことや、紫外線対策の徹底などがその要因として考えられます。

ビタミンD3の自然生成は「日光」に大きく依存するため、ライフスタイルの都市化が栄養状態に影響を及ぼしているともいえます。

それでは、なぜ医師たちはビタミンD3を得るのが難しいと感じているのでしょうか。

ここからは、『非常に難しいと思う』『やや難しいと思う』と回答した方にうかがいました。

「ビタミンD3を十分に得ることが難しい理由」について尋ねたところ、『日光を浴びすぎると紫外線による皮膚ダメージが気になる（54.4％）』が最も多く、『ビタミンD3が多い食品（魚など）を毎日摂るのが難しい（47.4％）』『屋内での生活が中心で日光を浴びる機会が不足しやすい（34.1％）』と続きました。

紫外線による皮膚ダメージへの不安が最も多く挙げられたことから、肌の健康を意識するあまり日光を避ける傾向があることがうかがえます。また、屋内中心の生活スタイルも日光不足に拍車をかけており、ビタミンD3を自然に得るのが難しい環境にあることが明らかです。

では、ビタミンD3を効率的に得る方法として、医師はどの手段を推奨しているのでしょうか。