~2025年8月30日・31日、東北デンタルショー2025でデモンストレーションを実施~
株式会社ロッテホールディングスのプレスリリース
株式会社ロッテホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:玉塚 元一、以下「ロッテホールディングス」)は、ガムを祖業とする株式会社ロッテが1948年の創業以来培ってきた「噛むこと」の知見を生かし、歯科医院向けの新たな「口腔ケアサービス」のプロジェクトを始動することをお知らせします。まずは2025年8月の「東北デンタルショー2025」でのデモンストレーションを実施し、同年11月のプレ販売、2026年春のサービス本稼働を目指し、歯科医院の皆さまが使いやすく、より多くのお客さまのウェルビーイングな生活に貢献するサービス構築を推進します。
■社会的背景
高齢化が進む日本社会において、口腔機能の低下は要介護リスクや死亡リスクの増加、認知機能の低下を招く要因として注目されています(*1)。2024年の診療報酬改定(*2)では歯科医院における口腔機能管理の評価が拡充され、口腔機能発達不全が問題視される子ども世代および口腔機能低下が問題視される高齢者世代それぞれにおいて口腔リハビリテーションの重要性が一層高まっています。
■事業背景
ロッテホールディングスは2024年9月にウエルネス事業戦略部を立上げ、ロッテグループのブランドと、「噛むこと」や「歯と口の健康」に関する知見を活用した新規事業を推進しています。ガムを噛む習慣がオーラルフレイル(口腔虚弱)の有症率と関連しており、身体機能(握力・バランス能力)の維持、さらには認知機能にも好影響があるという調査研究結果も出ており、結果的に介護予防費の削減につながると推計されています(*3)。
ウエルネス事業戦略部では、特に「お口の健康が全身の健康につながる」という口腔ケアの可能性に着目し、事業を通じて人びとのウェルビーイングな生活に貢献します。
■サービス概要
新サービスでは歯科医院の役割の重要性に着目し、歯科医院向け「口腔機能管理サポートシステム」のソフトウェア開発・提供と併せて、ロッテが研究開発したガムやトレーニングプログラムなどを活用した楽しく簡単に取り組める「リハビリコンテンツ」を提供します。
人びとの口腔機能の改善を目指すとともに、限られた時間やスタッフでも対応できるように開発された検査ガイドや書類作成機能、リハビリ提案サービスを備えることで、歯科医院の「日々の診察業務」と「社会的に要求される口腔機能管理」の両立をサポートします。
【サービスイメージ図】
※サービス内容は開発中のため、仕様は予告なく変更する場合があります。
■デモンストレーションについて
2025年8月30日・31日に実施される「東北デンタルショー2025」の会期中、株式会社シグマソリューションズの展示ブースにてデモンストレーションを体験いただけます。
【東北デンタルショー2025】
・会期: 2025年8月30日(土)・31日(日)
・会場: 仙台国際センター(住所:宮城県仙台市青葉区青葉山無番地)
・主催: 東北新潟歯科用品商協同組合
・URL: https://tohoku-dentalshow.com/
ロッテホールディングスは、中核である菓子・アイス領域を軸に、ヘルスケアやバイオ・医薬など事業シーズを掛け合わせたビジネス創出にも注力しています。今後も多様な専門性やビジネス基盤を生かし、グループビジョンである「Lifetime Value Creator」のもと、皆さまのより良いくらしの実現に貢献してまいります。
(出典)
*1 株式会社ロッテ「噛むこと研究室」コラム 「噛む力が健康寿命と関連する!?」
https://www.lotte.co.jp/kamukoto/body/891/
*2 厚生労働省「令和6年度診療報酬改定」
https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/001213977.pdf
*3 株式会社ロッテおよび共同研究機関によるガム咀嚼と健康影響に関する研究結果
「サステナビリティ取り組みの社会的インパクトを推計 ガム噛み習慣による介護費抑制効果は年間約52億円」
https://www.lotte.co.jp/info/news/pdf/20240419164107.pdf
株式会社ロッテホールディングスについて(https://lotte-hd.com/)
株式会社ロッテホールディングスは、中核事業である菓⼦・アイス領域をはじめとし、プロ野球球団の運営、不動産、ファイナンス、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、ホテル、ヘルスケアなどの事業を展開しています。今後は⾷品事業のさらなるイノベーションに加え、⽇韓両国の事業シーズを掛け合わせたビジネス創出にも積極的に取り組んでまいります。
ロッテグループは、1948年に⽇本(東京)でチューインガムの製造・販売から事業を開始しました。現在では、⽇本と韓国に本社機能を持ち、世界約30の国と地域で⾷品、流通、金融、バイオ医薬、ヘルスケア、データセンター、ホテル/リゾート、エンターテイメント、建設などの多岐にわたる領域でビジネスを展開しています。わたしたちは「Lifetime Value Creator」をグループ共通のビジョンとして掲げ、ライフサイクルのあらゆる場面で、継続的に価値を創造することを目指しています。