アーユルヴェーダサロン「THE HUNDRED WELLNESS SALON」が音声AIカルテを導入、施術中の“対話”が価値ある顧客データに変わる
株式会社Speriaのプレスリリース
THE HUNDRED WELLNESS SALON × Speria
東京・銀座のアーユルヴェーダサロン「THE HUNDRED WELLNESS SALON」(運営:スワル株式会社 代表取締役:石古暢良)と、音声AIカルテを開発する株式会社Speria(所在地:東京都港区 代表取締役:仲田 真)は、アーユルヴェーダの智恵とAI技術を融合した共同プロジェクトにより、サロン体験を資産に変える革新へとリードします。本取り組みにより、パーソナルな体験をデータとして蓄積・活用し、業務効率と顧客満足の両立を実現する“ウェルネステック”の最前線が始動します。
【AIカルテ導入で、体験価値と業務効率を同時にアップデート】
プロジェクトのハイライト
-
カルテ情報量、これまでの“数倍”に
施術中の会話をAIがリアルタイムでテキスト化・構造化。これまで見落とされがちだった細やかな要望まで網羅され、カルテの情報密度は従来比“数倍”に。入力時間は1/5へと短縮。 -
シームレスな引継ぎ
AIが構築した詳細カルテはリアルタイムで共有され、前回の体調や使用ハーブなども即座に確認可能。新人を含むスタッフの交代でも施術品質が安定し、顧客体験の連続性が担保されます。 -
パーソナルLINEフォロー
施術時のアドバイスを、カルテ連動のワンクリックでLINE配信。細やかなケアで“自分だけのための特別感”を演出。ハートフルなLINEメッセージの返信率40%増、リピート率大幅向上。 -
顧客分析も「AIに聞くだけ」
顧客のセグメント分析やマーケティング効果の分析もAIアシスタント「Speria AI」に聞くだけでインサイトを得られます。マネジメント向け報告書作成時間が3分に削減。
-
ITリテラシー不要UX
操作は「話す」「タップする」だけの簡単操作でスタッフの負担も最小限。業務効率とサービスの品質を劇的に向上。 -
現場ファースト開発
導入後も現場の声を即座に反映。たとえば「ドーシャ(体質)を追加したい」という声には平均3日以内で対応し、専門分野に即したアップデートを継続中。
課題と解決 ─ THE HUNDRED WELLNESS SALON の現場から
THE HUNDRED WELLNESS SALONは“体質に合わせたパーソナル体験”を追求してきましたが、伝統的なアーユルヴェーダの知見を現代型サービスに落とし込むうえで、5つの壁に直面していました。AIカルテ導入によりそれぞれがどのように解消されたかを以下に詳しく紹介します。
1) 分散した紙メモやExcelで情報が活かせなかった→情報一元化で“探す時間ゼロ”に
課題:施術前に「前回のオイルは?」と記録を探すだけで5~10分を浪費していた現場
解決:AIカルテ導入により会話をそのまま記録。AI検索で必要な情報に即抽出。情報量は数倍に増えた
にもかかわらず、検索時間は80%削減。
2) 施術当日のアドバイスが“言いっぱなし”→ワンクリックで伴走フォロー
課題:施術当日のアドバイスを継続実践してもらうにはリマインドが必須だが、その他の業務で忙しく
フォロー連絡はできなかった
解決:AIカルテが食事・睡眠・ケアなどのアドバイスを自動抽出し、ワンクリックでLINEメッセージ
化。5秒で配信が完了し、残業ゼロで“施術後の伴走”が実現。返信率は40%超に伸び、商品の
リピートや物販の売り上げも向上。
3) スタッフ交代時に情報が引き継がれない→新人でも“1分で把握”
課題:担当が変わると「前回の不調」や「避けるべきハーブ」など重要な情報の引継ぎに漏れが生じ、
施術の品質にばらつきがあった。
解決:AIカルテは、施術履歴・注意点・お客様の身体のタイプなどを見やすく表示。新担当者でも
1分読んで必要なことはAIに質問するだけで内容を把握でき、体験の連続性が保たれる。
教育コストも30%削減。
4) 経営や顧客分析をできるスタッフが現場にいない→AIに“質問するだけ”
課題:新規顧客やリピート顧客の分析はできる人材が限られており、ほぼ手付かずだった。
解決:AIカルテの膨大な情報を自動的にAIが分析。Speria AIアシスタントに質問するだけで
定量分析、定性分析、改善箇所の提案などを3分で出せるようになった。現場担当者の
ストレスや分析にかける残業時間をほぼゼロに削減。
5) ITツールに不慣れなスタッフも→操作ステップは“たった2つ”
課題:予約システムですら抵抗があったため、複雑なソフトの導入は定着が不安。
解決:「顧客来店ボタン」→「録音デバイスのスイッチON」のシンプル導線で導入のハードルを
クリア。誰でもすぐに使用できる設計で、定着率100%を達成。
6) 現場の声が届かない従来ツールへの不満→フィードバックの速さで信頼構築
課題:既存ITツールは使いづらい点があったがすぐに改善されず、放置されがちだった。
解決:Speriaでは、”現場ファースト“の開発方針を徹底。スタッフからの要望は、平均3日以内に
アップデートを反映。アーユルヴェーダに特化したタグ追加などもスピーディーに対応し、
サロン仕様に最適化。
コラボレーションの背景
石古 暢良(スワル株式会社 代表取締役)コメント
「アーユルヴェーダは“個々の体質を読み解く”ことが要であり、その情報を精緻に残すことが課題でした。AIカルテの導入で、お客様との対話がデータとして蓄積・活用できるようになり、5000年の伝統が最新テクノロジーで進化する瞬間を体感しています。」
仲田 真(株式会社Speria 代表取締役)コメント
「THE HUNDRED WELLNESS SALON 様との協業で、医療・美容領域以外にもアーユルヴェーダという新たなフィールドへ価値を拡張できました。今後も“現場ファースト”を貫き、AIカルテが生み出す新しい顧客体験を広げていきます。」
今後の展開
8月上旬:売上向上レコメンド機能・カルテ横断分析機能を同サロンへ先行提供
年内:全国ウェルネスサロンへの横展開予定
会社概要
スワル株式会社
代表取締役 石古 暢良
所在地 東京都渋谷区広尾5-4-16 EAT PLAY WORKS
事業内容 アーユルヴェーダサロン運営、ウェルネス関連プロダクト企画
株式会社Speria
代表取締役 仲田 真
所在地 東京都港区芝3-29-6
事業内容 AIカルテ開発・販売、CRMソリューション提供
本件に関するお問い合わせ先
スワル株式会社(THE HUNDRED WELLNESS SALON): wellness@thehundred.jp
株式会社Speria(広報担当): inquiry@speria.jp