『スポーツ科学の知見を次世代の健康へ』株式会社スポーツ科学がMUIC Kansaiと連携し、生活習慣病予防と健康寿命延伸を目指す社会実装プロジェクトを始動

株式会社エイジェックのプレスリリース

アスリートのパフォーマンスを科学的に支えてきたエイジェックグループの株式会社スポーツ科学(所在地:東京都、代表取締役:小池康之、ブランド名:アローズラボ&ジム)は、長年にわたり蓄積してきた「貯筋® *1」および「5大基礎体力」に関する研究データを活用し、PHR(パーソナルヘルスレコード)*2としての活用も視野に入れながら、次世代の健康支援(子供の健全な発達とシニア世代の健康寿命延伸)に取り組む新たなプロジェクトをスタートします。

本プロジェクトは、一般社団法人関西イノベーションセンター(所在地:大阪府、理事長:早乙女 実、以下 MUIC Kansai *3)との連携契約により実施されるもので、スポーツジムと宅配食サービスを組み合わせた仮説的サービスを社会実装という形で検証し、PHRを通じた個人の健康管理と医療費抑制という社会課題の解決を目指します。

*1 福永哲夫氏(東京大学名誉教授)が提唱する、フレイル予防策
*2 PHRとは、一人一人の食事、睡眠、運動等の日々の健康データや、健康診断情報や処方箋といった医療・介護データ、これらを生涯にわたって電子記録として保管されたデータのことを広く指します。
*3 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)および三菱UFJ銀行が設立した一般社団法人関西イノベーションセンターによって運営されている、会員制のイノベーション創出拠点

社会課題への挑戦:目指すのは「自立度の高い人生」と「持続可能なヘルスケア社会」

少子高齢化が進む日本において、私たちは2つの課題解決を目指します。

<個人が生涯にわたって高い自立度を維持・向上する世界の実現>
「貯筋®」「5大基礎体力」を基にしたアスリート視点のデータを、生活者向けに転用。健康管理・重症化予防を通じて、医療に頼らず元気に暮らし続けるための“体力の貯筋“を提唱します。
<生涯にわたるヘルスケアコストの抑制>
民間主導の健康サービスにより、公的保険に依存しないヘルスケア支援を展開。民間サービスを通じて医療費を削減するモデルの構築を目指します。

下肢筋力測定の様子
瞬発力測定の様子
持久力(最大酸素摂取量)測定の様子

新プロジェクトの具体的な内容

◆生活習慣病予防や生活機能維持・向上に向け、スポーツジム利用と宅配食サービスの組み合わせによる効果を実証。

◆地域限定で実証実験を開始。宅配食サービスの利用者を対象に、運動・スポーツに関するニーズ調査とフィードバックを収集。

◆実証にはMUIC Kansaiのスタートアップ支援補助金を活用予定。初期費用の確保と仮説検証の一歩を後押しします。

富士通株式会社との連携で、データ利活用を最大化

今後、より効果的な検証とスケーラブルな展開を図るため、富士通株式会社と連携することにより、以下の2つの取り組みを通じて、利用者一人ひとりに寄り添ったヘルスケア支援を推進してまいります。

・ユーザーの運動・食生活の実態把握およびデータ分析
・AIによる行動変容サポートで、個別最適化された介入方法を模索

今後の展望と呼びかけ

本プロジェクトを通じて、当社は「健康が当たり前となる社会」の実現を目指します。今後はさらに多くの地域・対象に拡大していくため、実証実験への参加者募集や自治体・企業との連携も視野に入れています。また、MUIC Kansaiとの連携により、参加促進の情報発信・勧誘活動にも注力し、持続可能で実効性の高い健康支援モデルの確立を目指します。


■ 会社概要

会社名:株式会社スポーツ科学(ブランド名:アローズラボ&ジム)
所在地:東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内16F
代表者:代表取締役 小池康之
事業内容:スポーツサイエンス事業
URL:https://www.sports-science.co.jp/company/

■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社エイジェック
広報担当
Email:kouhou@agekke.co.jp

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