世界的権威の粘膜免疫学研究と連携し、科学的根拠に基づく腸内細菌活用メンタルウェルビーイング製品の開発を加速
株式会社NERONのプレスリリース
株式会社NERON(本社:東京都渋谷区、代表取締役:長﨑 恭久、以下「NERON」)は、
国立研究開発法人理化学研究所 生命医科学研究センター(Center for Integrative Medical Sciences、以下「理研IMS」)粘膜システム研究チーム(チームリーダー:大野 博司 医学博士)と、腸内細菌-腸-脳相関のメカニズム解明によるメンタルヘルス改善を目的とした共同研究契約を締結しました。
本共同研究では、NERONが開発中の「メンタルウェルビーイング腸内細菌カクテルECB」の作用機序を解明し、腸管免疫・腸内細菌研究の高度な知見と融合させることで、うつ病やストレス関連疾患をはじめとするメンタルヘルス課題の解決を目指します。
■共同研究の背景と目的
世界的にメンタルヘルスの重要性が高まる中、近年の研究で腸内細菌叢と脳機能の密接なつながり(腸-脳相関)が明らかになっています。腸内環境が精神状態に影響を与えるメカニズムを解明することは、薬物治療に依存しない新たなアプローチとして注目されています。
NERONは、独自細菌カクテルを開発しており、理研IMSの世界最高水準の腸管免疫解析技術と組み合わせることで、科学的根拠のある新規メンタルウェルビーイング製品の実現を加速します。
■共同研究者プロフィール
大野 博司(おおの ひろし) MD, Ph.D.
千葉大学医学部卒業(1983年)、同大学院博士課程修了(1991年)米国NIHフェロー(1994〜1997年)を経て、千葉大学助教授、金沢大学がん研究所教授を歴任現職:生命医科学研究センター 粘膜システム研究チームリーダー(2018年〜)紫綬褒章(2023年)、安藤百福賞、ベルツ賞、野口英世記念医学賞など多数受賞腸管免疫・腸内細菌相互作用研究の第一人者として、基礎と臨床をつなぐ研究を推進
■今後の展開
本共同研究では、作用機序解析と免疫・代謝・神経ネットワークの統合解析を進め、国内外での臨床応用を視野に入れたエビデンス創出を行います。将来的には、腸内細菌叢を活用したメンタルヘルス改善ソリューションとして、グローバル市場への展開を目指します。
■株式会社NERONについて
株式会社NERONは、「世界中の全ての人に、安心して健康で豊かな生活を送れる未来を。」をビジョンに掲げ、腸内細菌叢を活用した革新的なMental Well-being製品を開発しています。独自の腸内細菌カクテル技術を通じ、心と体の健康、長寿社会の実現に貢献します。
会社概要
社名:株式会社NERON
所在地:東京都渋谷区
代表者:代表取締役 長﨑 恭久
設立:2022年10月
事業内容:腸内細菌を活用した製品の研究開発・製造販売
公式サイト:https://neron.jp