万博『世界のMUSASHI個展』で美容業界の会社とMUSASHIアートを繋いだ影の立役者
株式会社 石富プロパティーのプレスリリース
7月に大阪・関西万博で開催した『世界のMUSASHI個展』では約150団体に及ぶ企業や団体、著名人の方々に参画いただき、アーティストMUSASHIとのコラボレーション作品を展示した。
2019年の大阪出店を皮切りに現在では東京、マレーシアにも展開しているヘアサロングループ「株式会社CHAINONエンターテインメント」もその一つだ。代表の坂口貴徳氏は、弊社石富プロパティーの代表中井健太とその所属アーティストであるMUSASHIが出会った約3年前、同時期に出会っている。つまり、その頃から「障がい福祉×アートで世の中に革命を起こす」という中井のビジョンを共有し、MUSASHIの成長を共に見守ってきた仲間の1人でもある。
視座高く、美容業界に革命を起こす風雲児
2019年に大阪で創業し、全国にサロンを展開している株式会社CAINONエンターテインメント。わずか数年で従業員160名超、年商10億円を達成した実績を創り出し、さらに直営店のみならず、現在79 店舗が加盟する“CVC(Challenge Voluntary Chain /チャレンジボランタリーチェーン)”という 経営支援サービスを中心に拡大し、昨年は韓国のトップサロン「JUNO HAIR」の日本法人「JUNO JAPAN」代表に就任、今年はマレーシアに出店と海外進出も実現。次々とビジョンを形にしていく実行力とスピード感に目を見張る。
そんな坂口さんの原動力はどこからくるのか。
美容師として勤めていた会社で、この業界の長時間労働と薄給、自身が体を壊すほどの激務に「美容業界の古い体質ではスタッフは幸せになれない」とオーナーに訴え続けた。受け入れてもらえず、結果的に2つの職場で卒業を言い渡された。その時の悔しさから「美容師から絶対に搾取しない世界を自分の手でつくる」と決意し、独立して、業界全体を変えるための革命をスタートした。
「人をきれいにして心から喜んでもらい、人生の節目に立ち会って対価をいただける美容師は、本当に素晴らしい仕事。問題は経営のあり方と労働環境。そこを変えれば、美容師はもっと誇れる職業になる。だから本気で、美容業界を変えたいと僕は思っています」。
目指すのは自分のサロンを良くするだけではなく、業界全体を変えること。「極端に言えば、『僕は美容業界という巨大な会社の社長だ』と思っています。すると、美容学校の疲弊、集客プラットフォームの旧態依然、教育システムの不備、政治へのアクセス不足――業界のあちこちに横たわる課題が事業課題として浮かび上がってくるんです。僕はそれらをすべて俯瞰し、解決に向けて動いています」。
スタッフの夢を叶える“プロダクション型経営”
「僕がしかけたいのは、挑戦そのものを“エンターテインメント”にして、人を熱狂させる仕組みです。」
会社は美容師が強みを生かせる舞台を用意する。1人ひとりの美容師をタレントとして考え、その個性をプロデュースし、伸ばす仕組み “プロダクション型”の経営で、ファンビジネスとして育てる。
例えば、海外出店についての坂口さんの発信に「一緒にやりたい」と名乗りを挙げたパートナーに応え、そのための布石として東京で表参道・青山での出店を経てブランド価値を高めてからマレーシア出店を実現した。スタッフの個性を輝かせ、夢を引き出して実現まで伴走する、そんな取り組みやあり方に「ここで働きたい」と希望者が集まる。
CHAINON×MUSASHIのコラボはアート仕様のヘアピン無料配布
2024年3月にオープンしたCHAINON青山店ではMUSASHIがライブペイントをし、その作品を寄贈。同じ年の5〜6月にかけてABCテレビ局横のカフェで開催したMUSASHI初の個展やトークショーにもCHAINONとして多大なご支援・ご協力をいただいた。
そしてここまでのMUSASHIの活動の集大成として開催した2025年7月の『世界のMUSASHI個展』では、株式会社CHAINONエンターテインメントとしてMUSASHIのアートをプリントしたヘアピンを無料配布という形でのコラボレーションをしていただいた。個展会場でもカラフルなMUSASHIアートのヘアピンを着けて、嬉しそうにしている大人や子どもがよく見かけられた。
美容業界に幅広いネットワークを持つ坂口さんにより、株式会社クレイツと関西の有名ヘアサロン10社とのコラボレーションも実現。TONI&GUYの日本法人代表である雑賀英敏さんとMUSASHIとのヘアショー&ライブアートのイベントを開催した。
(株式会社クレイツの美容チームによるコラボレーションについての記事は別途、後日配信予定)
CHAINONのこれからの展望
従来の国家資格の取得に主眼を置いた美容学校のカリキュラムでは、就職後の即戦力にならず、サロンが新人の教育にかける負担が大きい。そんな業界の課題を解決しようと、来年から全国展開の新しいカタチの美容学校を立ち上げるのだという。卒業と同時に即戦力として現場に送り込める仕組みにし、教育と採用の非効率な現状が一気に改善される。詳しくはまだ公開できないとのことで、今後の動きに注目したいところだ。坂口さんの視点や時代の流れを見据えた考え方、課題に切り込んでいく姿勢は、他業種の人にとっても勉強になることが多いのではないだろうか。
「誰かを応援するってカッコいい。そんな世界線をこれからも広げていきたい」
株式会社CHAINONエンターテインメント
代表取締役 坂口貴徳さん
元々福祉に興味はあったけど、中井さんにMUSASHIくんを紹介されて、それまで接点のなかったアートの世界が自分の中で広がり、それ以来ずっとMUSASHIくんの応援をしてきました。美容とアートはとても相性が良くて、さらにMUSASHIくんによって美容と福祉の新しいコラボレーションの形も見せてもらってます。
『世界のMUSASHI個展』を現地で見て、1つのものをみんなで応援するって強いパワーだなと思いました。あれだけの人や企業に応援されているMUSASHIくんの求心力がすごいし、改めてアートって業界も国境も越えていくんやって実感しています。今の日本て、他責だったり自己中心的であったり、人に興味を持ちにくい社会ですよね。でもこうやって誰かを応援することで、心が豊かになったり、横の繋がりも増える。儲けることより応援することに必死な大人たちがいっぱいいる、そんな世界線をこれからも一緒に広げていきたいですね。
■プロフィール
2019年に大阪・西梅田でヘアサロン「CHAINON」を創業し、わずか数年で、従業員160名超、年商10億円を達成した実績を持ち、マレーシアにも出店。スタッフの個性を活かす「プロダクション型経営」を導入し、店長職を廃止したフラットな組織運営を推進。2024年には韓国のトップサロン「JUNO HAIR」の日本法人「JUNO JAPAN」代表に就任。加盟サロン間のノウハウ共有や経営支援を目的としたボランタリーチェーンモデル「CVC(Challenge Voluntary Chain)」を立ち上げ、美容業界の底上げにも注力している。
《コラボ企業情報》
■名称:株式会社CHAINONエンターテインメント
■代表者:代表取締役 坂口 貴徳
■本社所在地:大阪市北区芝田1-10-10芝田グランドビル407
■HP:https://chainon-entertainment.co.jp
■Instagram:https://www.instagram.com/chainon_sakaguchi?igsh=MWh6NWg0dW1obnRrNQ%3D%3D&utm_source=qr
■YouTube:https://youtube.com/@cvcchannel?si=ZElPaXWNHiRtAuvN
《事務局情報》
■名称:万博武蔵個展事務局
■代表TEL:06‐6606-9638
■Mail:ishitomi.expoinfo@gmail.com
■住所:〒566-0063 大阪府摂津市鳥飼銘木町1番40号
《企業情報》
■名称:株式会社 石富プロパティー
■代表者:代表取締役 中井 健太
■所在地:〒572-0077 大阪府寝屋川市点野3丁目30番4号
■設立:2015年2月
■資本金:1,700万円
■HP:https://musashi-ishitomi-art.com/
《アーティスト情報》
■名称:MUSASHI/武蔵
■出身:大阪府寝屋川市
■年齢:2003年生まれ
幼少期から立体造形などの制作が好きで、中学生で本格的に絵を描き始める。寝屋川市出身。マーカー、アクリル、顔彩などを巧みに取り入れ、色彩に優れた作品、キャラクターなどを描くことをスタイルとしている。
BeatやLyricから生まれる作品や、花柄などを用い、ポジティブマインドからダークな表現までメッセージ性のある作品をキャンパス、デジタルアート、立体造形などに落とし込むスキル&スタイルに注目いただきたい。
■SNS:https://www.instagram.com/musashi_ishitomi?igsh=M2ZuMTJlY3AxanNh
2025年7月9日・10日に大阪・関西万博で開催した『世界のMUSASHI個展』について詳しくはこちら