グリーンメチル、「栄養療法外来ローンチ・プログラム」スタッフ教育の中核教育プログラムを公開─ 抵抗の可視化×ラポール生成で“伝わる診療“を定着

株式会社グリーンメチルのプレスリリース

株式会社グリーンメチル(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:小林良太)は、「栄養療法外来ローンチ・プログラム」におけるスタッフ教育フェーズの中核として、患者コミュニケーションの教育プログラムを提供します。

受付・看護・管理栄養士・医師が同じ地図・同じ言葉で患者に届く説明を行い、理解→合意→実行までを一貫して設計・運用できる体制を短期間で構築します。


■ 背景

栄養療法は効果説明や生活行動の実行が成果を左右します。
一方で、説明の属人化、患者側の抵抗(惰性・労力・感情・心理的反発)、面談後の行動化の失速、 が導入の壁となりがちです。本教育プログラムは、会話の型と院内運用の型を同時に整え、現場の再現性を高めます。


■ 教育プログラムの骨子

1)患者が抱える抵抗(4類型)の理解と介入
惰性:慣れへの固着 → 単純接触/段階導入/選択肢提示

労力:手間・時間・費用の負担感 → プロセス簡素化/行動の見える化

感情:不安・恐怖・不信 → “なぜ“の言語化/共感的アプローチ/参加型面談

心理的反発:自己決定の侵害感 → 自己決定支援/コ・デザイン/合意形成質問

2)ラポール(信頼関係構築による治療効果の最大化)生成の実践
アイスブレイク設計、ペーシング/ミラーリング、感情の言語化(共感的反射)価値観確認・小さな合意の積み上げ(次回までの1アクション合意)

3)認知科学に基づくゴール設定(苫米地理論の観点)
現状の外のゴール、RAS(網様体賦活系)、スコトーマ(心理的盲点)、エフィカシーを活用し、患者が自ら行動を起こせるゴール設計を行う

4)会話フローの実装
〈地ならし→頭の再構築→裏付け→差分の言語化→ストーリー(行動設計)→リマインド〉の6フェーズを、話法スクリプト/図解スライド/合意メモで標準化

e-learningで学べる教材の提供

■ パッケージ概要

本サービス「栄養療法外来ローンチ・プログラム」ベータ版は、栄養療法外来の立ち上げをスムーズかつ確実に進めるため、初期準備から運用定着までを体系化した6つのステップで構成されています。医療現場に精通したプロフェッショナルが伴走し、戦略構築・導入設定・スタッフ教育・運用改善に加え、血液検査会社や提供サプリメント、バイオロジカル検査の選定支援、さらに収益計画や価格設計までトータルでサポート。

単なる導入支援にとどまらず、現場に最適化された運営モデルを定着させ、成果の最大化を実現します。特に、初期のGOAL設定・戦略構築と外部パートナー契約、そしてスタッフ教育の主要フェーズ以外は、医師が日々の業務から時間を割く必要がなく、ほぼ全てを委託することが可能です。

これにより、限られた診療時間を確保しながらも、短期間で外来を軌道に乗せられます。

【プログラム進行ステップ】

  1. クリニックGOAL設定・戦略構築(契約後1ヶ月以内)
    理想に基づく定性・定量GOALを明確化し、戦略・数値計画まで策定。
    ソリューション設計、ブランディング設定、数値計画を通じて成功への道筋を描きます。

  2. 導入設定(契約後1〜1.5ヶ月)
    検査会社・サプリ会社との契約やシステム設定、マスターデータ登録、Web問診設定を行い、運用基盤を整備します。

  3. 操作説明(契約後1〜3ヶ月)
    メディテックハブを中心としたシステム操作を習得。患者登録、レポート作成、PHR発行、問診確認など、日常運用に必要な操作を実践形式で学びます。

  4. スタッフ教育(契約後1〜3ヶ月)
    栄養療法外来の基礎知識から患者説明、サプリ販売まで、現場で即活用できるスキルを体系的に習得。

  5. コンテンツ制作(契約後1〜3ヶ月)
    GOALに沿った集患用コンテンツ(LP、動画、LINE公式構築、MEO対策など)を制作し、患者コミュニケーションと集客力を強化します。

  6. トライアル/運用開始(契約後3〜6ヶ月)
    模擬患者による試験運用を経て本格稼働へ移行。月2回の定例会で課題を抽出し、改善プラン(PDCA)を実行しながら持続的な運営体制を確立します。


■ コメント(代表取締役 小林良太)

外来の成功は、単に良い治療法や検査を導入することではなく、患者さんに正しく理解してもらい、自ら動いてもらうための説明とコミュニケーションの質にかかっています。特に高額な医療では、患者さんの納得感が治療の継続と成果を大きく左右します。患者の抵抗を無視した説明は、ラポールを生まず、結果として治療もうまくいきません。

今回の教育プログラムでは、現場の誰が担当しても同じ成果が出せる“会話の型“を提供し、患者さんの抵抗を適切に扱いながら納得と行動を後押しします。検査・解析・治療ロードマップに加えて、信頼関係とゴール共有を標準化することで、全国の医療機関で“わかる→できる→つづく“を実現していきます。


■ メディテックハブとは

「メディテックハブ」は、診療の属人化や教育負担といった医療現場の構造的課題に加え、栄養療法の導入・継続に伴う「学習コストの高さ」「専門人材の不足」「業務負荷」「集患・売上への不安」などの多面的な課題を解決するSaaS型プラットフォームです。

電子カルテを基盤とし、血液栄養解析の自動レポート生成、治療ロードマップ作成、PHR連携、サプリ販売、患者フォローまでを包括的にクラウド提供。収益性と継続率を高めながら、クリニックの理想的な診療体制と経営ゴール(売上向上・事業の持続性)の実現を、データと伴走支援で力強くサポートします。


本リリースに関するお問い合わせ

お問い合わせフォーム:https://greenmethyl.com/contact/

企業情報

社 名:株式会社グリーンメチル
所在地:〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-378
代 表:小林 良太
設 立:2021年2月1日
資本金:8,730万6316円(資本準備金を含む)
事業内容:医療クラウドサービスの開発、運営、運用
HP:https://greenmethyl.com/

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