屋外スポーツを行うキッズの肌に関する研究結果を第49回日本小児皮膚科学会学術大会で低刺激スキンケアメーカー株式会社ナチュラルサイエンスが発表

株式会社ナチュラルサイエンスのプレスリリース

低刺激スキンケアメーカーの株式会社ナチュラルサイエンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小松令以子。以下、ナチュラルサイエンス)では、2019年から実施している株式会社川崎フロンターレとの取り組みの中で、サッカースクールに通う子どもとそのご家族の協力のもと、1年間の肌研究をおこなってきました。その結果について、2025年7月19〜20日開催の第49回 日本小児皮膚科学会学術大会にて発表を行いました。

 

本研究により、スポーツキッズの皮膚は季節ごとに乾燥や日焼けなどのトラブルを抱えていますが、日常的なスキンケアによるバリア機能強化が皮膚の健康維持と紫外線対策に有効であることが示されました。一方で学童期の子どもにスキンケア習慣が定着しづらいことが課題として挙げられました。今後は、小児と保護者へのスキンケアの啓発活動を通じて、スキンケア習慣の定着支援に尽力してまいります。

開催概要

第49回 日本小児皮膚科学会学術大会 

  • 開催地  :ライトキューブ宇都宮

  • 開催日程 :2025年7月19日(土)~7月20日(日)

  • 公式サイト:https://jspd49.umin.jp/

研究背景

近年、新生児や乳児の皮膚生理機能に関する研究が進み、出生後早期から保湿剤を塗布することで、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の発症を抑えられることが明らかになっています。そのため、早期からの保湿ケアにより皮膚の保湿機能を保つことの重要性は広く認識されつつあります。一方で、学童期に入ると屋外での活動が増えるため、紫外線や汗、風などの外的刺激にさらされやすく、湿疹や皮膚炎が生じやすいといわれています。最近の報告では、幼児期から学童期にアトピー性皮膚炎を発症した児童は、症状が持続する可能性があることが報告されています。

特にスポーツを行う小学生は、日常的に紫外線や汗といった外的刺激にさらされる一方で、先行研究より多くの児で適切なスキンケア習慣が定着していない現状が明らかとなりました。

そこで本研究では、川崎フロンターレのサッカースクールに通う小学生を対象に、2024年3月から1年間にわたり、季節ごとの皮膚状態を観察することで、スポーツキッズの肌状態の変化を明らかにするとともに、指導のもとで行ったスキンケア介入の効果を評価しました。

研究概要

  • 対象者:川崎フロンターレのサッカースクールに通う小学生41名(男児39名、女児2名)

  • 期間:2024年3月~2025年3月(1年間、季節ごとに計5回観察)

  • 群分け:【非介入群】試験前の生活・スキンケア習慣を継続する群、【介入群】試験期間中に提示されたスキンケア製品および使用方法を毎日実施する群

  • 介入群の使用スキンケア製品:頭用洗浄料(ママ&キッズ キッズヘアシャンプー)、顔・身体用洗浄料(ママ&キッズ キッズフェイス&ボディホイップ)、保湿剤(ママ&キッズ キッズミルキーローション、ママ&キッズ キッズミルキークリーム)、日焼け止め(ママ&キッズ PFサンスクリーン、ママ&キッズ サンスクリーンミルク)、クレンジング料(ママ&キッズ オイルコンディショナー)

  • 評価項目:皮膚科専門医による皮膚所見、角層水分量、経表皮水分蒸散量、メラニン値、紅斑値、スキンケア製品使用量など

主な結果

スキンケア習慣は、試験開始時のアンケート結果から、全体の約7割の児童に毎日の習慣として定着しておらず、さらに介入群においても試験開始当初のスキンケア製品の使用量が不十分であったことから、十分に身についていないことが明らかとなりましたが、指導や支援策により使用量の増加と意識向上が見られました。

季節ごとに皮膚の状態には顕著な変化が見られ、乾燥などの皮膚トラブルが夏季を除く時期に特に目立ち、上肢では約半数の児童に乾燥が認められ、下肢では冬季に約9割もの児が乾燥を呈していました。

メラニン値は夏季に増加し、冬季にかけて減少する傾向が見られ、紫外線の強まる時期に多くの児が日焼けをしていたことが示されました。

また、夏季の上肢の皮膚では、メラニン値と経表皮水分蒸散量(TEWL)の間に正の相関が認められ、メラニン値が高いほどTEWLも高い傾向が見られました。この結果から、バリア機能が低下している皮膚では紫外線に対する感受性が高まり、メラニンの過剰産生が起こる可能性が示唆されました。

スキンケアの効果として、介入群では非介入群で皮膚トラブルが多くみられた季節においても、皮膚トラブルがみられた児は少なく、スキンケアがスポーツに取り組む子どもたちの皮膚状態を良好に保つうえで有効であることが示されました。さらに、介入群でのみ夏季から冬季にかけてのメラニン値の減少率が、冬季の角層水分量および経表皮水分蒸散量(TEWL)と相関を示し、バリア機能が高い皮膚ほどメラニン値の減少率が大きいことが明らかとなりました。このことから、バリア機能が高い皮膚では、紫外線によるダメージからの回復が早まる可能性が示唆されました。

川崎フロンターレとの取り組みについて

株式会社ナチュラルサイエンスは日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)加盟チームである川崎フロンターレとのパートナー契約を2019年より締結し、今年で7年目に突入します。キッズ(スクール生/アカデミー生)や保護者様へのアンケートや「ママ&キッズ キッズライン」スキンケアの使用モニター調査、測定機器を使用した頭皮環境・肌状態の調査など取り組みを行っています。

▼詳しくはこちら

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000024770.html

ママ&キッズ キッズライン

敏感肌の家族のためのスキンケア「ママ&キッズ」の、キッズ期の肌のスキンケアラインです。皮膚科専門医の協力のもと、キッズの肌に特化した保湿成分を配合。まだまだ成長途中の肌へのやさしさにも徹底してこだわっています。

<写真左から>

ママ&キッズ キッズへアシャンプー 460ml 1,958円(税込)、ママ&キッズ キッズフェイス&ボディホイップ 460ml 1,958円(税込)、ママ&キッズ キッズミルキーローション 200ml 2,310円(税込)、ママ&キッズ キッズミルキークリーム 90g 2,310円(税込)

■皮脂を補う!7種の複合皮脂成分配合※1

ベビーや大人よりも皮脂量が少なく、乾燥しているキッズの肌のために、ホホバ種子油やMCTオイルを配合。組成バランスや処方にこだわり、不足した皮脂をサポートします。

※1 ママ&キッズ キッズミルキーローション、ママ&キッズ キッズミルキークリームに配合

■細胞間脂質成分を補い、肌のバリア機能をサポート

外遊びが増え、紫外線や外的刺激にさらされるキッズの角層はまだまだ未熟で肌の厚さも大人の半分ほど。外部刺激が肌に侵入しないよう、肌バリアをしっかりと高めなければなりません。

「ママ&キッズ キッズライン」では、細胞間脂質をもとに、肌のバリア機能をサポートする成分をバランスよく配合。さらにタイトジャンクションにも着目した成分を配合しています。

■肌の水分結合力をアップ+肌の常在菌に着目

一度で長くうるおいを持続するよう、モイスチャーマグネット(異性化糖)、ヒアルロン酸 、8種のうるおいアミノ酸などを配合。またベビーオリゴ®(ケストース)を国内で初めて配合。肌の有用菌に着目し、健やかな肌を目指します。

■各種安全性試験実施済み。デリケートなキッズの肌にやさしい低刺激処方

「ママ&キッズ キッズライン」にはキッズの肌に不要とされる成分は使用せず、厳選した原料でつくると共に、各種安全性試験を行っています。また皮膚科専門医の協力のもと製品開発を行っています。

◎キッズの肌に不要な成分は入れていません

香料不使用、着色料不使用、パラベン不使用、鉱物油不使用、アルコール(エタノール)不使用、石油系界面活性剤不使用、尿素不使用、未精製オーガニック成分不使用

◎​各種安全性試験実施済み※2

食物アレルギーテスト済み※3、小児を対象とした連用使用テスト済み、アトピー素因を有する方のご協力によるパッチテスト済み、敏感肌の方のご協力によるパッチテスト済み、皮膚アレルギーテスト済み、眼刺激性テスト済み

※2 すべての方に皮膚刺激やアレルギーが起こらないわけではありません。

※3 特定原材料[卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・くるみ]と特定原材料に準ずる[大豆・ごま・牛肉・豚肉・鶏肉・さけ・さば・あわび・いか・やまいも・バナナ・りんご・もも・キウイフルーツ・カシューナッツ・アーモンド・マカダミアナッツ] 計25品目 が、検出範囲以下または陰性であることを確認しています。すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。

◎皮膚科専門医の協力のもと開発

デリケートなキッズの肌をはじめ、幅広い肌タイプの方にお使いいただけるよう、さまざまな医師の協力を得て開発を行っています。

今後のイベント予定

https://www.natural-s.jp/info/event/

会社概要

低刺激スキンケアメーカーのナチュラルサイエンスは、30年にわたり世界一デリケートな赤ちゃんの肌を研究し続けてまいりました。そんなデリケートな赤ちゃんから敏感肌の大人まで一緒に使える低刺激のスキンケアを中⼼に、肌本来の⼒を引き出すスキンケアやサプリメントなどの研究開発・販売を⾏っています。特に敏感肌向けブランド「ママ&キッズ」は⽪膚科医・⼩児科医・産婦⼈科医・アレルギー専門医の協⼒のもと開発を⾏い、低刺激性を実現。またその効果を確かめるため、⼤学病院や⽪膚科での臨床テストを実施するなど、徹底的に品質をチェックしています。

株式会社ナチュラルサイエンス

所在地 :東京都江東区北砂3-4-27 (本社:東京都中央区新川1丁目22-11)

代表者:代表取締役社長 小松令以子

事業内容:化粧品・医薬部外品・歯みがき粉の企画・研究・開発・製造・販売、健康食品・食品の企画・開発・製造・販売、エコロジー・子ども商品の企画・開発・販売

代表ブランド「ママ&キッズ」 https://www.natural-s.jp/brand/mamakids/

これまでのプレスリリース 株式会社ナチュラルサイエンスのプレスリリース|PR TIMES

自社メディア

公式サイト  Instagram  

YouTube【公式】ママアンドキッズチャンネル

【一般のお客様からのお問い合わせ先】

株式会社ナチュラルサイエンス

TEL: 0120-122-783(フリーダイヤル)

URL: https://www.natural-s.jp/

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