分子栄養学×精密医療(プレシジョンメディシン)×機能性医学の統合ロジックで、診療の再現性と説明力を標準化
株式会社グリーンメチルのプレスリリース
株式会社グリーンメチル(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:小林良太)は、SaaS型診療支援プラットフォーム「メディテックハブ」に搭載した特許取得済み(特許第7457420号)※の血液栄養解析ロジックによるレポート自動生成の累計件数が1,000件を突破したことをお知らせします。
本実績は、臨床現場での継続活用を通じてプロダクトの市場適合性が裏付けられ、属人性を超えた実装により再現性とスケーラビリティが確認されたことを示すものです。
■社会的背景
近年、分子栄養学や機能性医学が注目を集め、自由診療の中でも「根拠のある栄養療法」を求める声が高まっています。特に血液検査データを活用したアプローチは、患者の状態を可視化し、栄養素レベルでの的確な介入を可能にする技術として医師の関心を集めています。しかし、栄養療法の臨床導入には依然として大きな課題が存在しています。
■現場の課題
従来、血液検査データの解釈には豊富な知識と経験が求められ、
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紙での専用問診
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口頭説明のばらつき
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栄養解析やレポート作成にかかる医師の時間的負担
といった問題が起こりがちでした。結果として、せっかく始めた栄養療法の継続が困難になったり、スタッフ教育が追いつかず現場が疲弊するなど、普及の足かせとなっていました。
■ 血液栄養解析レポート
「血液栄養解析レポート」は、血液検査データと臨床情報を統合し、分子栄養学に基づいて不足栄養素や代謝バランスを分析。患者ごとに最適化された治療ステップを論理的かつ分かりやすいレポート形式で出力します。
これにより、医師は診療の説明に費やす時間を短縮でき、患者は自らの体の状態や治療プロセスを直感的に理解できます。
特に、これから栄養療法を始めるクリニックでも、専門人材や高度な知識がなくても質の高い診療を効率的に導入でき、既に栄養療法を行っているクリニックにとっては、診療精度や継続率をさらに高める強力なサポートとなります。
メディテックハブの血液栄養解析機能は、
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CSVデータ連携による自動データ取得
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分子栄養学に基づいた解析ロジック
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患者目線のわかりやすいレポート自動生成
を通じて、医師の「読む」「考える」「伝える」時間を大幅に削減。患者が感動する高品質な栄養療法が提供できる設計です。現在は全国の自由診療クリニックを中心に導入が進み、導入直後から臨床現場で即活用されています。
栄養療法の本質は「個別対応」にありますが、その属人性の高さが運用上の障壁になることも多くあります。メディテックハブは、こうした“知識や経験への依存”を仕組みによって解消し、スタッフ間の連携、患者説明、記録・改善のサイクルを一貫して標準化。
その結果、 医師以外のスタッフでも運用可能、患者の納得感・継続率の向上、経営的にも安定した自由診療外来の構築を同時に実現する診療支援ツールとして機能しています。
この血液栄養解析システムは、分子栄養学的な代謝ロジック、機能性医学的アプローチ、精密医療に必要な個別性を技術的に統合しており、「なぜそう診るのか」「何を優先すべきか」といった診療判断の背景をレポート形式で可視化します。
■ 1,000件以上の解析実績が証明する実用性
このような課題を受け、解決策として株式会社グリーンメチルは“世界初”の本システムを搭載した診療支援クラウド「メディテックハブ」を開発。栄養療法の標準化と再現性向上を図ってきました。
その結果、同機能によるレポート生成件数は全国で1,000件を超え、属人化されがちな栄養療法において「誰でも・すぐに・再現性高く」分析・説明ができる仕組みが、多くの医療現場に受け入れられていることの証となっています。
■ コメント (プロダクトマネージャー 有川秀治)
血液栄養解析機能の1,000件突破は、導入現場の医師やスタッフの皆様の努力の結晶です。私たちは引き続き、誰でも実践できる“仕組みとしての栄養療法”を届けることで、医療の質と継続性に貢献してまいります。
これまで栄養療法の診療現場では、医師の経験に大きく依存し、体系的な診療モデルの標準化が難しいとされてきましたが、「メディテックハブ」の活用によって、“誰でも再現可能な分子栄養学の臨床実装”が現実のものとなりつつあります。
今後も株式会社グリーンメチルは、栄養療法を標準医療として広めるべく、さらなる機能拡張と医療現場への展開を進めてまいります。
■ メディテックハブとは
「メディテックハブ」は、診療の属人化や教育負担といった医療現場の構造的課題に加え、栄養療法の導入・継続に伴う「学習コストの高さ」「専門人材の不足」「業務負荷」「集患・売上への不安」などの多面的な課題を解決するSaaS型プラットフォームです。
電子カルテを基盤とし、血液栄養解析の自動レポート生成、治療ロードマップ作成、PHR連携、サプリ販売、患者フォローまでを包括的にクラウド提供。収益性と継続率を高めながら、クリニックの理想的な診療体制と経営ゴール(売上向上・事業の持続性)の実現を、データと伴走支援で力強くサポートします。
「メディテックハブ」に標準搭載されているシステム「血液栄養解析(解析、レポート生成)技術」は特許を取得しており、分子栄養学・精密医療(プレシジョンメディシン)・機能性医学の実践知を統合しています。
本リリースに関するお問い合わせ
下記よりお願いいたします。
お問い合わせフォーム:https://greenmethyl.com/contact/
企業情報
社 名:株式会社グリーンメチル
所在地:〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-378
代 表:小林 良太
設 立:2021年2月1日
資本金:8730万6316円(資本準備金を含む)
事業内容:医療クラウドサービスの開発、運営、運用