“メンタリング後進国”日本に課題提起、メンターの重要性をジャーナリスト浜田 敬子さんら語る 8月28日(木)より2つの独自メンタリングプログラムが本格始動
エスエス製薬株式会社のプレスリリース
エスエス製薬株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ニクヒレッシュ・カルラ)の解熱鎮痛薬ブランド『EVE(イブ)』は、「目標を掲げて生きる女性が、本来持つ力を発揮し、前へと進み続けられる未来をつくる」BeliEVE PROJECTの一環として、2025年8月28日(木)に『BeliEVEカンファレンス』を都内にて初開催いたしました。本カンファレンスは企業担当者・業界関係者・メディア・働く女性の皆さんとともに女性の働く環境における課題を共有し、共に取り組んでいくきっかけの場として実施されました。
BeliEVEカンファレンス第1回となる今回は、女性活躍推進法の成立から10年という節目のタイミングに合わせて開催されました。女性活躍推進法は、企業に対し、家庭と仕事の両立ができる労働環境の整備や、女性管理職比率などの女性活躍に関する情報公表などを求めるものです。『EVE(イブ)』の大規模調査※¹では、2人に1人の女性が「キャリアについて相談できる相手がいない」と感じていることが明らかとなり、自身のキャリアを相談しやすい社会に向けて必要なのは「メンタリング」と考えました。しかし、外部調査※²では日本は諸外国と比較してメンタリング制度において遅れており、“メンタリング後進国”と言わざるを得ない状況であることが分かりました。成立から10年を経た今、『EVE(イブ)』は企業が女性活躍推進に取り組むうえで必要なアクションを考える場と捉え、「メンタリング」をテーマに本カンファレンスの実施を決定いたしました。
当日は、企業担当者をはじめ、業界関係者、メディア、働く女性の皆さんなど約90名が参加。働く女性たちを取り巻く状況や相談できる環境の重要性、そして女性管理職比率の引き上げに向けた取り組みなど、さまざまな観点から意見交換が行われました。また本カンファレンスでは、一部企業向けに展開してきた独自のメンタリングプログラム「BeliEVE Mentoring Program」に加え、より多くの方に使っていただけるよう働く方々向けに展開する独自のオンラインメンタリングサービス「BeliEVE Mentoring Door」の始動も発表されました。
イベントには、EVEブランドアンバサダーの菜々緒さんと、「BeliEVE Mentoring Door」の取り組みをサポートするBeliEVE Mentorのヒコロヒーさんが登壇。菜々緒さんは最近SNSで寄せられるファンの方からの悩み相談に関するエピソードを、ヒコロヒーさんは芸人ならではの悩み相談を受けた経験について語りました。
BeliEVEカンファレンスは、今後も定期開催を予定しております。『EVE(イブ)』はこれからも継続的な発信を通じて、女性たちが理想のキャリアを築ける未来に向けて応援してまいります。
※¹エスエス製薬「生活に関するアンケート」(2024年1月10日(水)~2024年1月11日(木))
※²出展:太陽グラントソントン.”2025年版 世界31カ国の中堅企業の経営幹部における女性登用率”. Grant Thornton Japan.2025-03, https://www.grantthornton.jp/insight/research/20250306/,(参照2025-8-20)
イベントハイライト
■EVEが見出した”ロールモデル不在”の課題
第1部では、エスエス製薬よりBeliEVE PROJECTの発足背景や、活動を経て見えてきた課題、そして今年度の具体的な取り組みについて紹介しました。
まずエスエス製薬 マーケティング本部長 元島陽子さんより『EVE(イブ)』がキャリアを諦める女性に自分の可能性を信じてほしいという想いからBeliEVE PROJECTを発足したことが語られました。その活動の中で企業担当者・業界関係者・メディア・働く女性の皆さんと共に取り組んでいくきっかけとしてBeliEVEカンファレンスを定期開催することを発表。元島さんは本活動を通して働く女性の課題へ向き合い続ける意思を示しました。
続くプレゼンテーションでは、日本におけるメンタリングの課題感、そしてBeliEVE PROJECTを通じて展開される2つのメンタリング支援を紹介しました。まず、BeliEVE PROJECTを通じて、キャリア形成が難しいと感じられる背景の一つに”メンタリング制度”の遅れがある現状を示しました。海外ではメンタリング支援が幅広く浸透している一方で、日本では導入率が低く、いわゆる“メンタリング後進国”ともいえる状況に言及。また『EVE(イブ)』の大規模調査※¹では、女性の半数以上がキャリアについて相談できる相手がいないが、実は相談したいと思っているという結果を示し、メンタリングの重要性を語りました。女性管理職育成をはじめとしたメンタリングの知見と実績を持つ株式会社Mentor For監修のもと企業への導入を目的に開発したEVE独自のメンタリングプログラム「BeliEVE Mentoring Program」について、ウエルシア薬局との協業実績とともに話しました。また当日発表された働く方々向けに展開する独自のオンラインメンタリングサービス「BeliEVE Mentoring Door」について「この制度で少しでも自分の悩みを誰かに話してほしい。」と話し、本プロジェクトを通じて働く女性がキャリアの気づきや自分への自信を生み出し活躍する未来について期待感を一層高めました。
■女性活躍を実現する企業とジャーナリスト浜田 敬子さんが議論
社内のキャリア支援制度で大切なことは「対話をすること」
第2部では、女性管理職比率の高い企業の担当者を招いたディスカッションが行われました。
登壇したのは女性管理職比率96.6%を達成している株式会社東横イン人財開発部 部長 新井 小百合さん、日経ウーマノミクス・プロジェクト『2023年版女性が活躍する会社BEST100』の総合ランキング4位を獲得した損害保険ジャパン株式会社 執行役員 CSuO 小坂 佳世子さん、女性活躍を推進する「BeliEVE PROJECT」を発足したエスエス製薬株式会社 マーケティング本部 本部長 元島 陽子さんの3名。進行役は、ダイバーシティや働き方について多数の講演経験があり、テレビ番組でコメンテーターとしても活躍するジャーナリストの浜田 敬子さんが務めました。
ディスカッションでは各社が実践してきたメンタリング施策や社内制度の実践例が紹介され、新井さんは「女性は年齢を重ねるごとに悩みも変化する。そうした悩みに寄り添う姿勢をもって対応することを、メンターとなる先輩支配人も学んでいった。」、また小坂さんは「社内アンケートでメンター側も90%以上が気づきを得ていることが分かっており、上司の育成にも繋がっている。」と取り組みを行う中でリアルに感じた変化を語りました。また元島さんは「会社の経営陣から相談しやすい空気づくりをすることが大切。」と社内体制から変わることの大切さを喚起しました。
また、「BeliEVE Mentoring Program」についても、メンター側への事前研修があるためメンタリングの質の向上に繋がりそう、他社とも協業することで違う視点の意見を取り入れられるのは興味深いといった前向きな評価が寄せられました。最後に浜田さんは「メンタリングは単にアドバイスをするだけではない。対話を通じて企業全体を変えていく可能性がある。」と呼びかけ、メンタリング制度導入の重要性を強調しました。
■芸人として多くの後輩から相談を受けるヒコロヒーさん 悩みを受ける中で大切にしていることは「相手をコントロールしない」
第3部では、EVEブランドアンバサダーの菜々緒さん、そしてこの度実施する「BeliEVE Mentoring Door」にてキャリア相談役として活躍するBeliEVE Mentorのヒコロヒーさんをゲストに迎えた特別セッション『BeliEVE Mentoring Door キャリアトークセッション』を実施。社会人女性のよくある悩みに対し、お二人が等身大の言葉で答えました。
菜々緒さんは、自分が相談された経験について、「SNSでフォロワーから相談をもらうことも多い。」と語り、「女性ならではだと思うんですが、相談時点で自分の中でやりたい事が決まっている人も多いから、相手に寄り添いつつ、自分の実体験をもとに話すようにしている。」と、相談に乗る際のマイルールも明かしました。
一方ヒコロヒーさんは、「周りの女友達の話を聞いていると育児や出産、ライフステージにおけるキャリアの難しさを感じる。」と周囲の話を聞いていて感じた女性ならではの悩みについて言及。また相談に乗った経験について、ショーレースはどうしたらよかったのか、あのときの返しはどうしたらよかったのか、など芸人ならではの悩み相談を受けた経験を語りました。そして「○○したほうがいい、など相手をコントロールする発言はしないようにしている。相談を受けるときはいっぱいお酒を飲んでもらって楽しくなってもらう。」というヒコロヒーさんらしいエピソードには会場全体が笑いで包まれました。
■菜々緒さんが新プログラム「BeliEVE Mentoring Door」を体験 「直接相談しづらい時に使いやすい」
本日よりローンチした匿名・無料で利用できる『EVE(イブ)』独自のオンラインメンタリングサービス「BeliEVE Mentoring Door」を菜々緒さんが体験。「すごく簡単で、人に直接相談しづらいことについてこのサービスを使うことは良いと思った。」と使用した感想を話し、サービスの使いやすさを語りました。
また、お悩み回答後に届くBeliEVE Mentorの応援動画の中からヒコロヒーさんのアドバイス動画も一部公開。菜々緒さんは「各メンターとどこかしら共通する部分があると思う。共感できたり頑張ろうと思える動画は良いと思う。」と感想を伝えました。
一方ヒコロヒーさんは「いろいろ語らせていただいてますが、なにより素敵に撮ってもらえて嬉しい。」と照れ笑いを見せました。
■女優としてキャリアを歩んできた菜々緒さん
他者と比較するのが習慣化しがちなSNS時代に提言「比較せず自分にできることに集中して」
セッション内では、女性のキャリアに関するよくある悩みにその場で回答するコーナーも実施。「忙しすぎて、息抜きができていません。」という悩みに、菜々緒さんはこの悩みに共感したうえで「無いものではなく、有るものにフォーカスをする」と語り「SNSが普及する中で、だれかと比較するのが習慣化するかもしれないけど、忙しいながらも自分ができることにポジティブに向き合ってほしい。」と現代特有の悩みに注目しつつ、自分に今できることを信じる大切さを語りました。
また「同僚がどんどん昇進していて、焦ります。」と悩む声にヒコロヒーさんは「焦ることなく自分比で」と回答し、「自分がやっていることに集中していればそれでいい。自分が昇進したいなら頑張る、比べてもあまり意味がない。」と、ヒコロヒーさんらしくズバッと回答しました。
最後に、アンバサダーとしての抱負を問われ、菜々緒さんは「自分が活躍することで、より多くの女性がキャリアを信じ、自分らしく頑張れるようになってほしい。」とコメント。ヒコロヒーさんもBeliEVE Mentorとして「普段強がって頑張っている人にこそ、このプログラムに頼っていただけるようなコンテンツになれば。」と語りました。お二人が実体験をもとに“働く女性の心のよりどころ”となるメンターの必要性を力強く語るセッションとなり、温かくも前向きなメッセージが印象的な締めくくりとなりました。
カンファレンスの定期開催へ
─女性のキャリアに関する課題に対して世の中全体で取り組むきっかけとして開催
今回のBeliEVEカンファレンスは、女性活躍推進法成立から10年という節目に、企業担当者・業界関係者・メディア・働く女性の皆さんが一堂に会し、“メンタリング”という切り口から日本社会に必要な次のアクションを提案する機会となりました。
『EVE(イブ)』は、本カンファレンスの定期開催を予定し、社会背景や時代の課題に応じたテーマ設定をしながら、BeliEVE PROJECTの目標である「目標を掲げて生きる女性が、本来持つ力を発揮し、前へと進み続けられる未来」の実現に向けて取り組んでまいります。今後もエスエス製薬社内にとどまらず、企業担当者・業界関係者・メディア・働く女性の皆さんと連携しながら、誰もがキャリアに希望を持てる社会の実現に向けたアクションの場として発展させていく予定です。
BeliEVE PROJECTから広がる2つのメンタリング支援
―独自のメンタリングプログラム「BeliEVE Mentoring Program」「BeliEVE Mentoring Door」が8月28日より正式スタート
『EVE(イブ)』は、目標を掲げて生きる女性が、本来持つ力を発揮し、前へと進み続けられる未来をつくるBeliEVE PROJECTを昨年より推進しています。
昨年はBeliEVE PROJECTの一環として、対話型×生成型AIツール「BeliEVE Your Voice AI」をローンチし、約3,400人にも及ぶ女性の声を解析。これにより、キャリア形成の難しさを感じ始める背景には、ロールモデルの不在という課題があることを見出してきました。この課題に対して、今年は2025年4月より、女性管理職育成をはじめとしたメンタリングの知見と実績を持つ株式会社Mentor For監修のもとEVE独自のメンタリングプログラム「BeliEVE Mentoring Program」を開発しました。この「BeliEVE Mentoring Program」は、社内外で展開しており、女性管理職比率が低い現状を課題の一つとして感じていたウエルシア薬局との協業も進めるなど、幅広く活動を行っており、この度正式ローンチいたします。
また、より多くの方に「BeliEVE Mentoring Program」をご利用いただけるよう、このメンタリングプログラムを応用した「BeliEVE Mentoring Door」を同日より展開いたします。「BeliEVE Mentoring Door」は、オンライン上で専門のメンターから個別のキャリアアドバイスを得られるメンタリングサービスとなっており、メンターとの話から、キャリアの気づきや自分への自信を生み出す、EVE独自の体験サービスです。
これらの施策を通じて、今後のキャリアを考えるきっかけをつくることで、キャリアプランの形成やモチベーションの向上をサポートし、女性が自身のキャリアを信じられる社会を目指します。
エスエス製薬について
エスエス製薬はOTC医薬品(市販薬)やヘルスケア製品に特化した製薬会社です。1765年の創業以来、260年にわたり健康へのニーズに応えるさまざまな製品を提供しています。世界100カ国で事業を展開し、OTC医薬品およびVMS(ビタミン、ミネラル、サプリメント)市場で世界第3位の事業規模を持つオペラの日本事業を担っています。エスエス製薬は、今後も「スイッチOTC医薬品」など付加価値の高い医薬品の開発やセルフメディケーションの推進を通じて、人々の健康と生活の質の向上に貢献してまいります。
エスエス製薬株式会社の詳細は、https://www.ssp.co.jp/ をご参照ください。
関連リンク
「BeliEVE PROJECT」特設サイト
https://www.ssp.co.jp/eve/BeliEVE/
MAT-JP-2504744-1.0-08/2025