iPhoneだけで30秒。自律神経活動の推定から心と体のバランスを可視化する新アプリ「CALM!」登場

CALM! は、スマートフォン1台で自律神経活動を測定・可視化し、その場でセルフケアまでサポートする革新的セルフコンディションアプリ

TNQ Tech,Co.のプレスリリース

iPhoneだけで30秒。自律神経活動を推定し心身の状態を可視化するアプリCALM!

米国デラウェア州の TNQ Tech, Co. は、自律神経の活動をiPhoneのカメラだけで推定するアプリ 「CALM!」をリリースしました。

本アプリは、スマートフォンのカメラに指先を30秒置くだけで心拍変動(HRV: Heart Rate Variability)を解析し、自律神経の活動レベル、交感神経と副交感神経の活動バランスをリアルタイムに推定します。

さらに推定データに基づき、呼吸法・瞑想・音響・視覚刺激といったセルフケアを即座に提案することで、単なる“計測”に留まらず、”エビデンスに基づく自己調整(Self-regulation)”を誰もが実践できる仕組みを提供します。

従来の課題とCALM!の革新性

これまで自律神経活動を定量化するためには、心電図(ECG)などの医療機器や、数万円〜十数万円規模の専用ウェアラブルデバイスが必要でした。そのため利用は医療研究者や一部のスポーツ科学領域に限られ、一般ユーザーが日常的に活用することは困難でした。

CALM! は光電容積脈波(PPG)を用いてスマートフォンカメラから心拍変動を推定し、国際的に確立された指標(RMSSD, HF成分, LF/HF比など)をリアルタイムに算出することに成功しました。これにより、専門家レベルの計測を誰でも手軽に行えるようになった点が最大のブレイクスルーです。

さらに本アプリは測定だけで終わりません。得られたデータをもとに、その場で効果的なセルフケア(呼吸法・瞑想・左右交互刺激・環境音)を提示することで、「測定+介入」をワンストップで提供するアプリとなっています。

ユーザーにとってのメリット

わずか30秒で今の心身状態を数値化
現在の活動レベル、ストレスが高いのか、リラックスしているのかを可視化。主観に頼らず客観データで自己把握が可能。

生活の中で使えるセルフケア
仕事前の緊張状態、運動後の疲労確認、睡眠前のリラックス習慣など、様々なシーンで活用可能。

履歴管理による長期的なセルフモニタリング
日々の状態をアプリに記録することで、心身の変化を客観的に把握し、セルフマネジメントを習慣化できる。

手頃な価格
月額 ¥300 という低価格で、これまで専門家だけの領域だった自律神経測定を応用し、手軽にコンディショニング可能な手段を一般ユーザーに解放。

アプリの詳細はこちらか

現在の活動レベル、ストレスが高いのか、リラックスしているのかを可視化。主観に頼らず客観データで自己把握が可能。

日々の状態をアプリに記録することで、心身の変化を客観的に把握し、セルフマネジメントを習慣化できる

CALM!の科学的妥当性と事業展開戦略

科学的妥当性
HRVは国際的にストレス・自律神経活動の標準指標として用いられており、CALM!はその解析をPPGベースで忠実に再現。

市場拡大性
世界的にストレス・メンタルケア市場は年率7〜10%で成長。スマートフォン1台で完結するCALM!はB2C市場の拡大に加え、企業の健康経営、スポーツチームのコンディショニング、医療現場での補助ツールとしてB2B展開も可能。

差別化要因
多くのウェアラブルは「データ収集」に留まる一方、CALM!は「測定+介入」を統合し、行動変容(Behavior Change)に直結するプラットフォームとして独自のポジションを確立。

将来性
今後はAI解析を組み込み、個別最適化された介入提案を実装予定。予防医療・デジタルヘルス分野への進出を視野に入れており、パーソナルヘルステック市場の中核アプリを目指す。

CEO 山木伸允氏からのメッセージ

「CALM!は、専門家の研究室にあった技術を“ポケットの中”に移しました。ストレスや疲労の正体を数値で理解し、その場で最適なセルフケアを実践できる。これは単なるアプリではなく、自律神経科学を誰もが日常的に使えるツールです。

体調の波や疲労感は可視化しなければ漠然としたものですが、その漠然とした状況自体が不安を増強させる因子になる。

自律神経活動を可視化・記録し、弊社の睡眠トラッキングアプリSLEEP!や認知機能測定アプリBRAIN!と併用することで、自分の今の状況を客観視する事ができる。”Self-regulation” こそがコンディショニングの第一歩です。」

アプリ情報

CALM!公式ページはこちらから

アプリのダウンロードはこちらから

¥300/月額

※いつでも解約可能

TNQ Tech,Co.とは?

TNQ Techは、スポーツ科学・神経科学・行動科学を融合し、「パフォーマンスを測定・可視化・トレーニング可能」にすることを目指す企業。ラボや専門機器に頼ることなく、モバイルで科学的な計測を可能にする「モバイルパフォーマンスラボ(Mobile Performance Lab)」を提供。

また、TNQ Techは自社アプリの開発にとどまらず、スポーツ科学やヘルステック分野でのプロダクト開発コンサルティングと受託開発を提供しています。研究知見と現場実装の両面に強みを持ち、実証性と市場性を兼ね備えたソリューション設計を支援している。

創業者でCEOの山木伸允氏は、早稲田大学大学院、慶應義塾大学大学院後期博士課程を経て現在は英国キングスカレッジロンドン大学院神経科学専攻に在籍。プロスポーツチームでのトレーナー活動や医療職、姿勢解析技術の研究開発を経て、2025年に同社を創業した。

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