【夏のメイク悩み第1位は“崩れ”】みんなが実践するケアとこれから取り入れたいアイテムとは…

夏は汗や皮脂の影響で、気づかぬうちにメイクが崩れやすくなりがちです。仕上がりを長持ちさせるためには、メイクの選び方や使い分けに加え、正しいスキンケアも欠かせません。

株式会社FoRのプレスリリース

美容コスメ領域を中心に、さまざまな領域特化型メディアプラットフォームを展開する株式会社FoR(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:高橋知暉)が運営する、゛自分をもっと好き になるコスメスキンケアプラットフォーム“『ONEcosme』が、20代〜60代の女性100名を対象に「夏のメイク崩れ」について調査しました。

「朝きれいに仕上げたはずなのに、昼にはテカリや崩れが気になる」

「汗やマスクでファンデがよれてしまう」

「崩れを防ごうと頑張っても、結局メイク直しが面倒…」

夏になると、こうしたメイク崩れの悩みを抱える方は少なくありません。

汗や皮脂が増えるこの季節だからこそ、自分の肌悩みに合った対策を選ぶことが重要です。

今回は、快適に過ごすための“崩れにくい”スキンケア対策と、実際の肌悩み・ケア方法について詳しくご紹介します。


調査概要

調査方法:アンケート調査

調査期間:2025/06/16~2025/06/29

調査対象:20代〜60代の女性

対象者数:100名

調査項目:「夏のメイク崩れ」に関するアンケート

アンケート結果

今回アンケートにご協力いただいた100名の各年代の比率は、以下です。

  • 20代 17.0%

  • 30代 49.0%

  • 40代 27.0%

  • 50代 5.0%

  • 60代以上 1.0%

回答者の肌質に関しては、下記の通りです。

  • 乾燥肌 36.0%

  • 混合肌 31.0%

  • 普通肌 14.0%

  • 脂性肌 13.0%

  • 敏感肌 5.0%

【夏にかけてメイク崩れを感じることはありますか?/メイク崩れが特に気になる時間帯はいつですか?/どの部分のメイク崩れが特に気になりますか?】

梅雨から夏にかけて、メイク崩れを感じている人は9割以上にのぼり、多くの人がメイク崩れに悩んでいることがわかりました。

なかでも、この時期にメイク崩れを「毎年感じる」と答えた人が人が61%、「たまにある」と答えた人が36%と、湿度や汗の多いこの季節ならではの悩みと言えそうです。

メイク崩れを感じやすい時間帯については、「夕方」が51%で最多。次いで「昼食後」(31%)、「朝の出勤・外出後」(14%)と続きました。

これは、時間の経過とともに汗や皮脂の分泌量が増え、ファンデーションやベースメイクが肌になじまず浮いてしまうことが原因と考えられます。

とくに湿度の高い梅雨〜夏場は、肌の水分と油分のバランスが崩れやすく、化粧持ちを悪くする要因となっています。

こうした背景から、季節に応じたスキンケアやベースメイクの見直しが重要になってきます。

メイク崩れが気になる部位としては「Tゾーン」「小鼻まわり」が最も多く、次いで「頬・フェイスライン」「口元」「目元」と続きました。

皮脂の多い部分やマスクによる摩擦、飲食・涙などの影響を受けやすいパーツが目立ちます。

また、年代によって気になる箇所や崩れの原因も異なります。

20代ではマスクの摩擦でヨレやすい「頬・フェイスライン」が目立ち、40代以降では乾燥や小ジワが気になる「目元」の崩れが増加。

50〜60代では「Tゾーン・小鼻まわり」の皮脂崩れや毛穴の開きに悩む声が多く見られました。

それぞれの肌悩みに応じたケアが求められ、たとえば目元には保湿系コンシーラーやアイクリーム、Tゾーンには皮脂防止下地や毛穴カバー効果のあるプライマーを部分使いするなど、部位ごとの工夫が重要です。

汗や皮脂が増える夏こそ、肌状態に合わせたベースメイク設計と部分別のケアが必須です。

【メイク崩れの原因として思い当たるものは何ですか?/現在使用している、ベースメイクアイテムを教えてください/“メイク崩れ対策”として意識していることを教えてください】

メイク崩れの原因として、最も多く挙がったのは「汗や皮脂」でした。

特に、夏の時期は気温や湿度の上昇により分泌が活発になり、Tゾーンや小鼻まわりのテカリやヨレを招きやすくなります。

また、「湿気・蒸れ」も大きな要因とされ、マスク着用や高温多湿な環境が、ベースメイクの密着を妨げる一因に。

さらに、乾燥やインナードライによる肌バランスの乱れ、スキンケアとの相性、マスクの摩擦によるファンデの剥がれなども複合的に関係しており、崩れの原因は一つではありません。

季節や肌質、生活スタイルによってメイク崩れの要因は異なるからこそ、「自分に合った対策を見つけること」が美しい仕上がりをキープする秘訣です。

現在使用しているベースメイクアイテムとしては、「化粧下地」が最も多く、次いで「日焼け止め」「フェイスパウダー」が続きました。

紫外線対策とメイク崩れ防止を両立させるため、複数のアイテムを使い分けている人が多いようです。

年代別で見ると、20代では「リキッドファンデ」の使用率が他の年代よりやや高く、30代では「BB・CCクリーム」や「パウダー」などの使用率が目立ちました。

40代は「パウダーファンデ」、50代以降では「BB・CCクリーム」の使用率が最も高くなっており、年代によってベースメイクのアイテム選びに違いが見られました。

最近は、ブルーライトカットやスキンケア機能を備えた高機能下地、毛穴カバー力の高いパウダー、保湿力に優れたクッションファンデなど、肌悩みに寄り添う製品も増えており、目的や季節に合わせた選び方がますます重要になってきます。

さらに、肌質によっても適したファンデーションのタイプは異なります。

肌タイプに合わせてベースメイクを選ぶことで、より美しい仕上がりや崩れにくさを実現することができます。


<肌質別おすすめのファンデーションタイプ>

  • 乾燥肌
    リキッドファンデ/クッションファンデ
     →保湿力が高く、ツヤのある仕上がりで粉浮きしにくい。

  • 脂性肌
    パウダーファンデ/フェイスパウダー
     →皮脂を吸着し、テカリを抑えたさらっとした質感に。

  • 混合肌
    リキッドファンデ+Tゾーンにパウダー併用
     →部位ごとの皮脂量に応じて使い分けるのがポイント。

  • 敏感肌
    ミネラルファンデ/BB・CCクリーム
     →肌負担が少なく、石けんでオフできるタイプがおすすめ。

  • 普通肌
     リキッド・パウダーなど好みに応じて選べる
     →季節や仕上がりイメージに合わせて柔軟に調整可能。

メイク崩れ対策として意識していることでは、「皮脂崩れ防止下地を使う」と「崩れにくいファンデを選ぶ」が最も多く、土台作りの段階から崩れにくさを意識して工夫している人が多いことがわかります。

次いで「フェイスパウダーで仕上げる」が14%となっており、テカリ防止や化粧持ちを良くする目的で活用されている様子がうかがえます。

また、「保湿を控えめにする」といった声もあり、スキンケア段階から皮脂バランスを調整し、崩れを防ごうとする意識があることも特徴的です。

このように、スキンケアから下地選び、ファンデーション、仕上げに至るまで、複数の工程で崩れ対策を意識している人が多く、総合的なアプローチでメイクの持ちを高めようとしていることがわかります。

【メイクが崩れにくくなると感じた、ご自身に合っているベースメイクの方法は何ですか?】

  • ベースメイクを薄くし、あぶらとり紙やティッシュで定期的に皮脂をオフするようにしています。(30代/乾燥肌)

  • 皮脂崩れ防止タイプの下地を使用し、Tゾーン中心にフェイスパウダーでしっかりと押さえることが一番効果的に感じます。(20代/普通肌)

  • 保湿した後に少し時間を置いてからベースメイクを始める。(30代/敏感肌)

  • リキッドの上にかるくパウダーで仕上げている(40代/脂性肌(オイリー肌))

  • Tゾーンだけシリコン系下地を使い、パウダーファンデとフェイスパウダーで軽めに仕上げる。(40代/混合肌)

  • 忙しいと省いてしまうのですが、朝、顔を洗って、保冷剤などで顔を冷やしてから、薄く薄く(化粧品の量を少なく少なく)メイクすると、崩れにくい気がします。(50代/混合肌)

“崩れないベースメイク”については、皮脂崩れ防止タイプの下地を使い、Tゾーンを中心にフェイスパウダーで押さえる方法を実践している人が多いことがわかりました。

また、日焼け止めや下地の後に余分な油分をティッシュでオフする、シリコン系下地を部分使いする、メイク前に顔を冷やすといった工夫も行っている方も多いです。

肌質やライフスタイルに応じて、“引き算”メイクや部分的なケアを取り入れることで、メイクの持ちを高めている人が多いことがうかがえます。

【夏の時期に、ベースメイクアイテムを買い替えることはありますか?/メイクが崩れて困ったとき、どんな工夫や行動をしましたか?】

夏の時期のベースメイクアイテムについては、「悩みが強い年のみ買い替える」と回答した人が約半数、「買い替えない」と回答した人は約4割と、夏だからといってベースメイクアイテムを買い替えるという人は少数で、普段使用しているアイテムを工夫しながら使用している様子がうかがえます。

しかし、梅雨〜夏は汗や皮脂の分泌が増え、冬と同じアイテムだとテカリ・ヨレの原因になりやすいですいため、「夏の肌に合ったベースメイクに部分的に買い替える」ことを推奨します。

特に、下地とパウダーは季節で切り替えると崩れにくさが段違いになります。

冬用は高保湿のものが多い下地は、皮脂崩れ防止や毛穴カバー力のあるタイプにチェンジ。フェイスパウダーは、サラッと仕上がる皮脂吸着タイプにすると良いですよ。

また、メイクが崩れて困った時の工夫としては、「ベースメイクを薄くした」という回答が最も多く、34%にのぼりました。

崩れにくくするために、メイク自体を軽めにする工夫をしている人が多いようです。

次いで「アイテムの見直しをした」が31%、「化粧直しの頻度が増えた」が22%と続き、使用するアイテムを変えたり、こまめな化粧直しで対応している様子がうかがえます。

また少数ですが、「外出を控えた」「美容医療・皮膚科の受診を検討した」という人もおり、メイク崩れが日常の過ごし方や肌ケアの選択にも影響を与えていることがわかりますね。

セルフケアに加え美容医療を取り入れて“崩れにくい肌づくり”を目指す方も増えてきているようです。

夏は紫外線やエアコンによる乾燥で肌バランスが乱れやすく、インナードライや皮脂の過剰分泌によりメイク崩れが起きやすい時期です。

帰宅後は早めにクレンジングや洗顔で汗・皮脂をリセットしたり、冷却タオルや保冷剤で肌を一度クールダウンさせてからスキンケアを行うなど、メイク前後の習慣を見直すと良いですよ。

また、肌質を整えることでメイクの持ちを高めたいというニーズから、注目されている美容医療としては、「ボトックス」「スキンブースター」「シルファームX」などがあり、皮脂や汗の抑制、毛穴の引き締め、ハリ・ツヤ感の向上などに効果が期待されています。

セルフケアと併用して取り入れることで、より崩れにくい肌づくりを目指す動きが広がりつつあります。

【メイクが崩れたとき、どのように直しますか?/“メイク崩れ対策コスメ”にいくらまで出せますか?/】

メイクが崩れた際の対処法として最も多かったのは、「ティッシュで皮脂をオフする」で、全体の51%を占めました。余分な油分を取り除いて崩れを目立たなくする、基本的かつ効果的な方法として多くの人に取り入れられているようです。

次いで「パウダーを重ねる」「ミストで復活させる」「一度拭き取って塗り直す」といった声も見られ、時間やシーンに合わせて直し方を使い分けている人が多いことがわかります。

湿度や皮脂が気になる夏場は、日中のメイク直しが欠かせませんが、先述した通り日頃のスキンケアやアイテム選びに加え、肌環境そのものを整える工夫が必要になってきそうです。

「メイク崩れ対策コスメ」にかけられる金額としては、「1,000〜3,000円」と回答した人が67%と最も多く、日常的に使いやすい価格帯を重視している様子がうかがえます。

一方で、3,000円以上の回答も少なくなく、多少価格が高くても効果や使用感を優先して選ぶ層も一定数いることがわかります。

特に汗や皮脂が気になる夏場は、毎日使うベースメイクアイテムだからこそ、コストと品質のバランスに敏感になる人が多いようです。

【「崩れにくいベースメイク」を目指して、今後試してみたいケアや工夫はありますか?】

  • アゼライン酸が皮脂を抑えてくれると聞いたことがあるので試してみたい(30代/混合肌)

  • スキンケアを思い切って一新してみること。汗かき防止にハンディファンを導入してみたい(40代/乾燥肌)

  • ミストタイプのファンデーションや下地類を使用したことがないので使用してみたい(30代/脂性肌)

  • ファンデーションの塗り方を変えると(ヘラを使ったり?)良いと聞くので試してみたい(30代/混合肌)

  • 皮脂や汗を止めるような美容医療(40代/敏感肌)

  • もしかするとすでにあるのかもしれませんが、塗ると冷たくなるタイプの化粧下地やファンデーションがあったら、メイク崩れが減るのではと思っています(30代/脂性肌)

「崩れにくいベースメイク」を目指す上で、従来のアイテム選びに加えて成分や処方への注目、機能性コスメ、美容医療など専門的な視点からのアプローチを検討する声が挙がりました。

こうした意見からは、ベースメイクの持続性を高めるために“肌づくりの土台から見直す”姿勢が広がっていることがうかがえます。

崩れにくさの工夫は、単なるメイクのテクニックだけでなく、製品選びや肌ケア習慣そのものへの意識の高まりにつながっているようです。

まとめ・考察

今回の調査から、ベースメイクの悩みは年代や肌質、季節によって多様であり、対策も細分化されていることがわかりました。

特に夏場は皮脂や汗によるメイク崩れが深刻化し、下地・パウダー・ミストなど複数のステップで崩れにくさを工夫する人が多い傾向にあります。

また、使用アイテムの見直しに加えて、肌そのものを整えるためのスキンケアや美容医療への関心も高まっています。

さらに「ミスト」や「皮脂崩れ防止下地」などの機能性コスメに手頃な価格を求める声も多く、効果とコスパのバランスを重視する姿勢が見受けられました。

崩れないベースメイクを実現するには、肌状態に応じたアイテム選びとケアの両輪でのアプローチが鍵となりそうです。

ベースメイクについてのコラムも、ぜひチェックしてみてください。

ベースメイクの役割とは▶︎https://onecosme.jp/column/90478

ファンデーションがよれる原因と対策は?▶︎https://onecosme.jp/column/90032

フェイスパウダーっていつ使う?▶︎https://onecosme.jp/column/92007

夏の肌荒れの原因▶︎https://onecosme.jp/column/90342


引用時のお願い

本調査分析を転載ご利用いただく場合は、出典元として「ONEcosme調べ」の記載と( https://onecosme.jp/ )へのリンクをお願いいたします。

私たちについて

ONEcosmeは30代〜50代の肌悩みが増える世代を中心に、美容に関心の高いユーザーが利用する月間利用者数は180万人以上の美容プラットフォームです。取引者数は150社を超え、月間5,000万回以上のリーチを記録しています。また、商品掲載数は17,000件以上にのぼります。悩みに特化したメディアのため、購買意欲の高いユーザーにリーチしやすいのが特徴です。

「あなたの悩みに1つだけのコスメが見つかる」世界を目指して、徹底的に商品の検証や比較を実施し、コラム記事やタイプ別診断、商品レビューを掲載しています。コラム記事では編集部が実際に製品を一定期間使用したうえで、ユーザーに具体的に使用後のイメージを伝えて購入の参考にできる情報を提供しています。

LINE@やInstagramの配信によって、サービスの認知拡大を目指し、LINEの友達登録者数は約15万人、Instagramフォロワーは2.5万人を突破しました。(2025年9月2日時点)

【会社概要】

社名:株式会社FoR/FoRINC.

所在地:東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8b

代表者:代表取締役CEO高橋知暉

URL:https://f-o-r.co.jp

事業内容:メディアプラットフォーム事業

ONEcosme:https://onecosme.jp/

WeChoice:https://we-choice.com/

Medimee:https://medimee.com/

SlimMagazine:https://slimmagazine.jp/




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