シミックホールディングス株式会社のプレスリリース
シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男)は、温室効果ガス(GHG)排出削減に関する国際的な認証制度「Science Based Targets(SBT)*1」の認定を、SBTイニシアチブ(SBTi)*2より取得したことをお知らせします。これは、同社が掲げるGHG削減目標が、パリ協定*3の「世界の平均気温上昇を1.5℃に抑える」という科学的根拠に基づいた基準を満たしていることを示すものです。
2030年度に向けたGHG削減目標
•Scope1・Scope2:2030年度までに2023年度比で42%削減
•Scope3:2030年度までに2023年度比で35%削減
この認定は、シミックグループがグループ全体のサプライチェーンにおいても温室効果ガス(GHG)削減に取り組む姿勢を示すものであり、企業としての持続可能性と社会的責任を果たす重要な一歩です。シミックグループは、脱炭素をはじめとする環境課題に対し、2030年のあるべき姿を見据えた取り組みを加速させています。
シミックホールディングス株式会社 代表取締役社長COOの大石圭子は次のように述べています。
「SBT認証の取得は、当社の気候変動対策戦略が科学的根拠に基づき、国際的に評価されたことを示す重要な成果であり、大変嬉しく思っています。私どもは、環境への責任を企業活動の根幹に据え、ヘルスケア業界全体をより持続可能な未来へと導くことにつながる活動を継続していきます。」
シミックグループは、今後も、環境負荷の低減と持続可能な成長の両立を目指し、GHG排出削減に向けた取り組みを強化して参ります。
*1 SBT(Science Based Targets):パリ協定が定める「世界の平均気温上昇を産業革命以前と比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」という目標達成に必要な水準と整合した、企業が設定する温室効果ガス(GHG)排出削減目標のこと
*2 SBTイニシアチブ:世界自然保護基金(WWF)、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)により設立された企業のGHG削減の評価を行うイニシアチブ
*3 パリ協定:2015年にパリで開かれたGHG削減に関する国際的な取り決め。「国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)」で合意され、世界の平均気温上昇を産業革命前と比べて1.5℃に抑える努力をするという世界共通の長期目標を掲げている。
※SBTイニシアチブ ホームページ
https://sciencebasedtargets.org/companies-taking-action
■シミックグループについて
シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器等の海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども展開しています。また、シミックは個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC(”Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。