化粧文化ギャラリーにてトルクメンの人々の美意識と祈りを映した「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展 開催

10月2日(木)から4月3日(金)まで

ポーラ文化研究所のプレスリリース

ハート型背飾り テケ族 18世紀末あるいは19世紀初期
女性用護符入れ サルイク族 18世紀後期

 株式会社ポーラ・オルビスホールディングスが運営するポーラ文化研究所の化粧文化ギャラリー(東京・港区南青山)では、世界でも希少性の高いトルクメンの装身具を所蔵しています。その貴重な所蔵品を贅沢に楽しめる「トルクメン ジェエリー – 祈りの造形」展を10月2日(木)より開催します。

 トルクメン(現トルクメニスタン)は中央アジアの南西部に位置する国で、シルクロード交易の要所として栄えた歴史を持ちます。そんなトルクメンならではの装身具は、カーネリアン(紅玉髄)と銀の華やかな組み合わせや、重厚な趣が特徴です。これらは身体を装飾する目的だけでなく、身に付けられる財産、部族や立場を示す目印、災厄を除けるお守りとしての役割も担っており、造形や文様には様々な意味が込められています。砂漠に生きる遊牧の民であったトルクメンの人々の美意識と祈りを映した、多面的なトルクメンジュエリーをご覧ください。

 関連プログラムでは、展示企画の担当学芸員が展示の見どころをご案内するギャラリートークや、ワークショップ、映像鑑賞会など、トルクメン独自の風土や生活様式に根差した装身文化を体感いただけるプログラム※をご用意しています。皆さまのご参加をお待ちしています。

【化粧文化ギャラリーについて】

化粧文化ギャラリーは、展示室は約14㎡とコンパクトな空間ながら、化粧道具や装身具、絵画資料、文献などを複合的に展示・構成することで、化粧文化やその時代風俗を読み解いていただけるよう企画しています。また学芸員によるギャラリートークやレファレンスなども予約制で実施し、研究所が運営するギャラリーならではの学び・気づき・楽しさがつまったプログラムをご用意しています。

展示概要 

展覧会名 「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展

会期   2025年10月2日(木)~2026年4月3日(金)

場所   ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー 

     (東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング1F)

開室日  木曜日・金曜日 ※木曜開催プログラムへの参加は要事前予約

休室日  12月25日~1月9日、3月20日は休室

開室時間   11:00~17:00(最終入室は16:30まで)

料金          無料

公式サイト https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/gallery/

関連プログラム 一部ご案内 

<ギャラリートーク>

「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展について展示担当学芸員が見どころをご案内します。

開催日程 : 2025年10月2日(木)、12月4日(木)、2026年2月5日(木)

開催時間 : 各日程 11:00~11:30 / 16:00~16:30

定   員 : 各回8名 ※事前予約制(先着順)

<映像鑑賞会>

国立民族学博物館所蔵のトルクメニスタンに関する映像資料より2本立て上映。

「トルクメニスタンの手織り絨毯」(1993年制作、31分)と「トルクメニスタンの楽器ドゥタール」(1993年制作、20分)の鑑賞会を開催します。卓越した技術を誇る絨毯と、遊牧生活に密着したドゥタールをご紹介する貴重な映像です。

開催日程 : 2025年10月23日(木)、12月11日(木)、2026年1月22日(木)、2月19日(木)、3月19日(木)

開催時間 : 各日程 11:00~12:00 / 15:00~16:00

定   員 : 各回10名 ※事前予約制(先着順)

※その他プログラム・お申込み等詳細は、Peatixポーラ文化研究所公式ページ( https://polabunken.peatix.com/ )にてご確認ください。

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