「とれ」の良さと透明感を両立した「固形粉末化粧料」に関する特許を取得

ちふれホールディングス株式会社のプレスリリース

ー球状シリカとパール顔料を組み合わせた独自技術ー

 ちふれホールディングス株式会社(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:片岡方和)は、「とれ」
が良好でありつつも肌へ塗布した際の透明感が優れた化粧品を開発し、その成果を「固形粉末化粧料」
として特許出願しておりましたが、この度、特許を取得したことをご報告いたします。

■開発の背景について
 ファンデーションやアイシャドウ、チークなどの固形粉末化粧料は、スポンジやパフ、チップ、ブラ
シなどの塗布具を用いて肌に塗布するほか、手指に取って肌へ直接塗布します。そのため、固形粉末化
粧料の塗布具および肌への良好な移行性「とれ」が求められます。「とれ」が悪いと、塗布具などに十
分な量の化粧料が付着せず、使用性が著しく損なわれる問題があります。また、特にファンデーション
などのベースメイクにおいては、肌へ塗布した際に不自然で人工的な仕上がりにならないよう、透明感
のある自然な仕上がりが求められています。

■開発内容について
 当社は、良好な移行性「とれ」を実現するため、固形粉末化粧料に球状シリカを配合する方法を採用
しました。球状シリカを配合することで「とれ」が良好になるとともに、肌の上で滑らかな伸びを可能
にします。しかし、球状シリカには光を乱反射させるソフトフォーカス効果があるため、球状シリカを
含む固形粉末化粧料は肌の透明感が損なわれ、不自然な仕上がりになる傾向がありました。
 そこで、球状シリカに加え、白色パール顔料および紫色の干渉パール顔料を組み合わせて配合するこ
とにより、「とれ」の良好さを維持しつつ、肌に塗布した際の透明感が優れた固形粉末化粧料の実現に
成功し、この度の特許取得にいたりました。

 当社は、このような独自技術を活用した商品をはじめ、安全性、品質、顧客満足度の高い化粧品の開
発に向け、今後も取り組みを進めてまいります。

今、あなたにオススメ