ATP量とクエン酸合成酵素活性を指標に評価。運動パフォーマンス向上や筋機能維持への可能性を示唆。
株式会社ardesignのプレスリリース
報道関係各位
2025年9月18日
株式会社ardesign(本社:東京都港区/代表取締役:川野 豪大)
桐蔭横浜大学・桜井智野風教授との共同研究において、水素発生サプリメント(粉末)の摂取が、骨格筋におけるATP量の上昇およびクエン酸合成酵素(Citrate Synthase:CS)活性の上昇に関連することを示す結果を得ました。
本結果は、骨格筋ミトコンドリア機能に対する水素素材の可能性を示唆するものとなります。
研究の背景
株式会社ardesignは、創業以来、水素素材とミトコンドリア機能の関係に着目し、素材開発と検証を継続しています。本研究では、当社水素原料ハイドロシェルを用いた水素発生サプリメント摂取が筋細胞内のエネルギー代謝に及ぼす影響を評価しました。
試験条件
ラットに水素発生サプリメント(粉末)を経口投与し、骨格筋のATP量とクエン酸合成酵素(CS)活性を主要評価項目として、遅筋/速筋の差も探索的に確認しました。
研究結果
ATP量
想定摂取量条件(ラット5 mg/日〈人換算で原料約1 g/日相当〉)で、対照比 最大+31.4%(約1.31倍)の増加を観察。
特に速筋(TA:前脛骨筋)での増加が顕著でした(当社統計解析に基づき一部で有意差を確認)。
クエン酸合成酵素(CS)活性
同条件で、対照比 最大+1300%(14.0倍)の上昇を観察(GASにおける個別測定同士の比較)。
酵素活性の単位はμmol/mL/minです。
考察
本研究の範囲内では、水素発生サプリメント摂取がATP産生量の増加やミトコンドリア機能指標の上昇と関連する可能性が示されました。
機序としては、既報で指摘される抗酸化・シグナル制御等の関与が考えられます。今後は再現性・用量反応・安全性を含めた追加検証を進めます。
期待される応用領域
スポーツパフォーマンスや加齢に伴う筋機能の維持など、骨格筋のエネルギー代謝に関わる領域への応用可能性が示唆されます。
例:基礎代謝や持久力の維持、クールダウン時のコンディショニング、活力感のサポート等※4
今後の展開
株式会社ardesignは、水素原料ハイドロシェルの供給に加え、OEMによる製品企画・小ロット製造も承ります。研究知見を踏まえ、エビデンスに基づく製品開発を推進します。
お問い合わせ
フォーム:https://www.ardesign-h2.com/contact
水素原料ハイドロシェル(データ各種):https://www.ardesign-h2.com/hydroshellpowder
会社概要
会社名:株式会社ardesign(アールデザイン)
所在地:東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F
代表者:代表取締役 川野豪大
設立:2013年
事業内容:水素サプリメント原料・製品の研究開発/販売、OEM製造
公式サイト:https://www.ardesign-h2.com
研究者
桜井 智野風 教授
桐蔭横浜大学スポーツ科学研究科
東京都⽴⼤学(⾸都⼤学東京)理学部助⼿、東京農業⼤学⽣物産業学部准教授を経て、2014年より桐蔭横浜⼤学スポーツ健康政策学部教授に着任。
COI/倫理
本研究は株式会社ardesignと桐蔭横浜大学の共同研究です。倫理は大学内規に準拠しています。
注記・脚注
※1 「有意差」は当社研究報告書の統計基準に準拠。
※2 「最大◯%/◯倍」は個別測定の比較に基づく観察結果です。
※3 人換算(参考):ラット5 mg/日をKm法等で換算した目安。
※4 本リリースは研究結果の報告であり、疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。表現は一般的説明を含み、個人差があります。