コガソフトウェア、「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」令和7年度プロジェクト支援事業に選定

「リ・ワーク・フィットネスプログラム」でプレシニア層の働ける⾝体づくりをサポート

コガソフトウェア株式会社のプレスリリース

大阪スマートシティパートナーズフォーラム(OSPF)では、大阪府及び市町村の地域・社会課題を解決するため、事業の実施に要する経費の一部を補助する「大阪スマートシティパートナーズフォーラムプロジェクト推進補助金」制度を実施しています。

コガソフトウェア株式会社(東京都台東区、代表取締役:古賀 詳二)は、本制度のプロジェクト支援事業枠に応募し、「リ・ワーク・フィットネスプログラム事業」が採択されたことをお知らせいたします。

◆採択事業の概要

事業名

リ・ワーク・フィットネスプログラム事業

連携自治体名

阪南市

事業概要

本事業は、定年を間近に控えたプレシニア層(概ね定年2年前)に対し、AIを⽤いた運動機能・認知機能の客観的評価と、個別運動指導による改善⽀援を提供する「リ・ワーク・フィットネスプログラム」を阪南市にて実証的に展開するものです。
阪南市では、⾼齢化の進⾏に伴い、
 ①中⼩企業における⼈材確保
 ②高齢者の就労継続に向けた健康⽀援
 ③フレイルや介護予防の早期対応
といった地域課題を抱えています。
本事業は、こうした課題に対し、再雇⽤に備えた⾝体機能・健康状態の可視化、⾃⽴就労を⽀える健康づくりの促進企業と健保を巻き込んだ仕組み化のモデル化を図ることで、阪南市の⾼齢者の健康寿命延伸と中⼩企業の持続的雇⽤環境の整備、ならびにスマート福祉政策の先進事例創出を実現します。
リ・ワーク・フィットネスプログラムでは、運動指導による運動機能向上を通じて、⾼齢者市⺠の働ける⾝体づくりをサポートしていきます。

対象者

定年1~2年前の社員

サービス内容

1. 運動機能チェック
下肢筋⼒・バランス・柔軟性・⼼肺機能・簡易認知機能 – AIによるモーションセンサーを⽤いた年1回測定

2. 健康リスクレポート提供
運動機能結果に基づくフィードバック(レーダーチャート、年代⽐較)

3. 定年までの⽬標設定⽀援
「再雇⽤後も安全に働ける体づくり」のためのロードマップ提⽰

4. 運動指導
弱点改善のための週1回運動プログラム(オンライン) – 理学療法⼠・健康運動指導⼠が監修

5. 改善度評価レポート
再雇⽤の判断に資する運動機能の改善度評価レポートを担当部署に発⾏

使用するシステム

1. AIモーションセンシング技術による⾝体機能評価システム ※⼤阪・関西万博出展
・PCに接続されたカメラで、歩⾏・⽴ち上がり・バランス保持などの動作を計測。動作の正確さ、速度、関節の可動域をAIで⾃動解析し、筋⼒・バランス・柔軟性といった運動機能を数値化。施設に集まらずとも、職場で⾮接触・⾮侵襲で評価が可能。
・測定結果はクラウド上に蓄積され、本⼈と運動指導者が共有可能。レーダーチャートや健康年齢表⽰により、視覚的にわかりやすく改善ポイントを提⽰

2. 運動プログラム指導PHRアプリ
・測定結果に基づいてパーソナライズされた運動プログラムを動画で提供。利⽤者はスマートフォンで「⾃分に合った運動メニュー」を週1回ペースで視聴・実践。理学療法⼠や健康運動指導⼠がプログラム監修・遠隔フォローを実施。
・実践した運動メニューや歩数などを記録・管理。

関連リンク

「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」サイト:採択事業決定について
2025年大阪・関西万博出展について
運動指導プログラムPHRアプリについて

◆コガソフトウェア株式会社について

コガソフトウェア株式会社は、「コンピュータシステム開発等を通じて日本国の発展並びに日本国民の福祉に寄与する」ことを第一の経営理念とし、2000年3月21日の設立当初より、単なるシステム開発にとどまらず、社会課題の解決を志向する独創的な研究開発型企業として成長を続けております。
日本は2040年に向けて深刻な社会保障制度の危機に直面し、「日本丸の船体に大きな穴が開いた」状態であり、労働人口1,300万人の減少、債務残高対GDP比2.48倍、社会保障給付費190兆円という厳しい現実を前に、従来の対症療法的アプローチではもはや限界に達しています。

このような状況下で、弊社は「ITの力で健康を促進し、医療費・介護費の最適化に貢献する」というミッションのもと、EIM(Exercise Is Medicine)を核とした革新的なヘルスケアサービス「ライフケアコンパス」の開発・展開を通じて、持続可能な社会保障制度の実現に挑戦します。

コガソフトウェア株式会社は、EIM Japanの公式パートナー企業です。

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