ガソリンだけじゃない、“思いやり”も満タンに。サービスステーションが進める社会課題解決の一歩
オイテル株式会社のプレスリリース
全国の商業施設や交通機関、公共施設、オフィス、学校などの女性個室トイレに、生理用ナプキンを常備・無料提供する日本初のサービス「OiTr(オイテル)」を展開するオイテル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:﨑山 真)は、「トイレットペーパーのように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現を目指し、新たに「両毛丸善株式会社のサービスステーション13店舗(埼玉県・群馬県・栃木県)」にOiTrを設置し、2025年9月30日よりサービスを開始しましたことをお知らせいたします。なお、栃木県内では初のOiTr設置事例となります。
■ 新規設置施設
・施設名(設置台数):両毛丸善株式会社
・Webサイト:https://www.ryomomaruzen.co.jp/
・サービス開始日:2025年9月30日
・設置台数:14台(13店合計)
【群馬県】
桐生広沢SS(2台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f368
セルフ西片貝(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f369
セルフ藪塚(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f370
セルフ境町(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f371
セルフ安堀(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f372
セルフ内ヶ島(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f373
セルフ瀬戸谷(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f374
セルフむじなSupplyCenter(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f375
セルフ太田東部(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f376
【栃木県】
セルフ城南(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f377
セルフ岩舟(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f378
佐野堀米東(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f380
【埼玉県】
セルフ桜町(1台)
https://www.oitr.jp/spot/detail/?id=f379
■ 両毛丸善株式会社のコメント
当社は、お客様、関係者、地域の発展に貢献することを使命とし、日々の業務や環境づくりに取り組んでおります。その一環として、この度、SS(サービスステーション)のトイレ改修工事にあわせてOiTrの導入を決定しました。きっかけは、都内の商業施設でOiTrを利用した女性従業員からの「急な時にとても助かった」という実体験の声でした。当社の社長も以前より生理用品の設置を検討していたことから、導入はスムーズに進みました。
現在、栃木県内にはOiTrの設置がありません。当社がその先駆けとなることで、地域貢献に繋がることを期待しております。当社のSSは栃木・群馬・埼玉に計62店舗を展開しており、女性のお客様にも安心してご利用いただけるよう、まずは13店舗でOiTrを導入いたします。今後は他店舗への導入も順次進めてまいります。
また、当社は男性社員が多い職場であることから、今回の取り組みを通じて女性の健康やSDGsに対する理解が深まり、すべての従業員がより安心して働くことができる環境づくりに繋がることも期待しております。
今後もこうした取り組みを継続してまいります。
■ 「OiTr(オイテル)」について
OiTrは、全国の商業施設や交通機関、公共施設、オフィス、学校などの女性個室トイレに生理用ナプキンを常備・無料提供する日本初のサービスです。専用アプリ(無料)をダウンロードし、ユーザー登録することで、2時間に1枚、25日間で最大7枚の生理用ナプキンを無料で受け取れます。2025年9月時点で、全国31都道府県の340施設に3,650台を設置しています。
(設置箇所詳細:https://www.oitr.jp/spot/)
■ OiTrの生まれた背景
オイテル株式会社は「社会課題をビジネスで解決する」ことをミッションに掲げてスタートしました。なかでも注目したのが、ジェンダーギャップに起因する「生理の貧困」という課題です。
日本では、経済的・社会的理由により生理用品や衛生的な環境にアクセスできない女性が存在し、それが教育機会の喪失、就労困難、心理的負担など、見えない社会的損失をもたらしています。
「トイレットペーパーはトイレにあるのに、なぜ生理用品は常備されていないのか?」――この素朴な疑問をきっかけに、当社は日常で最も身近なトイレ空間から、社会の意識と環境を変える取り組みをスタートしました。
■ 「生理の貧困」への取り組み
日本では「生理の貧困」が経済的な問題として捉えられがちですが、世界的には、生理用品はもちろん、清潔な水や衛生的な環境、生物学と生殖に関する教育など、生理に最低限必要なものにアクセスできない状態を指します。
生理用品にアクセスできないことは、単なる物質的な問題ではなく、尊厳・健康・教育・労働といった生活全体に深刻な影響を与えます。世界では無償提供・軽減税率・税撤廃などの対策が進む一方、日本では支援が自治体単位にとどまっているのが、いまだ現状です。
当社は、日常生活の中で生理用品が「当たり前にある」環境に整え、これまでの「当たり前」を見直す
きっかけになることを願っています。この取り組みが、誰もが安心して暮らせる社会への第一歩となり、より多くの共感と行動が広がっていくことを願っています。
お問い合わせ先
「OiTr(オイテル)」のディスペンサーの設置導入、女性個室トイレ広告メディア「OiTr ads(オイテル・アズ)」への広告出稿に関するお問い合わせは、以下よりお願いいたします。
お問い合わせフォーム:https://www.oitr.jp/contact/
会社概要
会社名:オイテル株式会社
所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷3-2-1 フロントプレイス四谷 2F
代表者:代表取締役 﨑山 真
設立:2016年11月1日
事業内容:IoT事業
公式メディア:「いつでもオイテル」 https://oitr.jp/media/
「あなたによくて、社会にいいこと」をビジョンに掲げ、社会課題をビジネスで解決することをミッションに「OiTr」をスタート。この持続可能なソリューションを構築し「トイレットペーパーのように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現に取り組んでいます。当社は、この事業を通じて顧客やユーザーが個人の利益と同時に社会全体の利益を考慮して「良い」ことを追求する社会を目指します。