10/10「世界メンタルヘルスデー」に寄せて──風間健×オルテガ・ホルヘ・アルベルトが語る“心を守るサッカー教育”をnoteで公開

「競争より共走、結果より居場所」──スポーツが子どもの“心の安全基地”になるための実践を共有

株式会社コンコルド・トゥエンティーワンのプレスリリース

毎年10月10日の世界メンタルヘルスデーにあわせ、武道教育研究家の風間 健(気練・武心道 創始者)と、エスペランサSC総監督のオルテガ・ホルヘ・アルベルトが語る対談記事をnoteで公開しました。本記事では、サッカーを「勝ち負けの場」ではなく“心の居場所”として育ててきた現場知と、武道を“心を護る道”として捉える実践を横断し、学校・家庭・クラブ運営で今日から使えるヒントを提示します。

対談記事:『希望を育てる──エスペランサSC監督・オルテガが語る “心を守るサッカー教育”』
掲載先:https://note.com/kiren_bushindo/n/n552e29ff1171?sub_rt=share_pw

左:オルテガ・ホルヘ・アルベルト氏 右:風間健氏

1.武道×サッカーで捉え直す──「人を倒す技術」から「心を整える道」へ

風間氏は技を“心の護身術”として磨く視点を提示します。つまり、外に向かう攻撃性ではなく、怒りや恐れに振り回されない力こそが大事だといいます。一方、オルテガ氏はクラブ文化として思いやり・尊敬・責任感を徹底し、「まず人として成熟すること」を選手育成の基盤に据えます。こうして両者の視点を重ねることで、競技の勝敗を超えた学びが見えてきます。

2.支え方の再定義──「してあげる」より「そばにいる」

次に両者は、児童自立支援や地域クラブの現場経験に基づき、存在そのものが支えになるというスタンスを共有します。具体的には、他者との関わりの中で、叱責より対話、また即アドバイスより共感を優先します。さらに、表情・声のトーン・生活リズムなど小さな変化に気づく関係性を、日々のやり取りの中で積み重ねていきます。

3.折れる前に止まる勇気──「妥協は弱さではなく、生き延びる技」

そして、指導や育成の現場では「頑張れ」より「今は止まっていい」という判断が必要になる場面があるといいます。たとえば、休む合図の共有や負荷の調整を明文化すれば、子どもも指導者も無理を避けられます。結果として、長く健やかに続けられる環境が整っていきます。

4.社会全体で“心を守る空気”を育てる

最後に、家庭・学校・地域クラブ・企業が共通言語を持つことの重要性を提起します。まずは、失敗を許し、弱さを出せる雰囲気を小さなルール変更から作ります。たとえば、朝礼での「体調・気分チェック」や、ミーティング時の「表情・声の確認」を取り入れるだけでも、心の安全基地は育っていきます。

登場人物

・Jorge Alberto Ortega(オルテガ・ホルヘ・アルベルト)
エスペランサSC総監督/元アルゼンチン代表MF。クラブ哲学として「結果より居場所」を掲げ、地域に根差した育成と支援を実践している。
公式サイト:https://esperanza-sc.com/

・風間 健(かざま・けん)
武道教育研究家/気練・武心道 創始者。40年以上にわたり児童自立支援の現場で青少年と向き合う。著書『ブレない・折れない・曲がらない「心の軸」のつくりかた』ほか。全国で講演・ワークショップを実施。

・聞き手:I(note編集チーム)


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▶組織情報

組織名:株式会社コンコルド・トゥエンティーワン
(略称:コンコルド21)
所在地:東京都文京区関口1-1-5-2F
代表者:風間健
設立年:1988年7月
公式サイト:https://kiren-bushindo.jp/

▶お問い合わせ

株式会社コンコルド・トゥエンティーワン
E-mail:info@concord21.com

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