西陣織の織元と文化起業家がタッグ。555年間ほぼ廃棄されてきた西陣織の副産物「セリシン」を活用した、アップサイクル・スキンケアブランドが誕生。
株式会社Seteriaのプレスリリース
京都発のアップサイクル・スキンケアブランド「Sericy(セリシー)」を展開する株式会社Seteria(本社:京都市)は、ブランド初の製品ラインとして、ローション、フェイシャルミルク、ハンドクリームを発売いたします。
先行受注は、2025年11月11日よりECプラットフォーム「Makuake」にて開始予定です。
西陣織の副産物「セリシン」を活かしたスキンケア
西陣織には、絹の生糸を洗い、絹糸の魅力である柔らかさと光沢を出すために余分な成分を取り除く「精錬」という工程があります。このとき湯に溶け出す天然のたんぱく質「セリシン」は、西陣織の業界では555年ものあいだほとんど使われることなく排水とともに流されてきました。
Sericyは、この西陣織の工程で生まれる副産物「セリシン」をスキンケアに活用します。近年の研究で、保湿効果をはじめ、その他の優れた機能があることがわかっており、捨てられてきた成分「セリシン」を生かすことで、和装以外の領域でも新しい循環を生み出していきます。
職人と素材の新しい循環をつくる
Sericyは、伝統産業で長らく廃棄されてきた副産物に新たな価値を与えることで、後継者不足や需要縮小といった社会課題を抱える産業に収益の循環を生み出し、職人の暮らしと受け継がれる技を未来へつなぐことを目指します。
ブランドについて
Sericy(セリシー)は、西陣織織元 サカイタカヒロと文化起業家 大河内愛加が立ち上げた、西陣織のものづくりから生まれたアップサイクル・スキンケアブランドです。西陣織には、絹糸を柔らかく美しくするために余分な成分を取り除く「精錬」という工程があります。 このとき湯に溶け出すのが、天然の保湿成分「セリシン」です。 Sericyは、この西陣織の副産物をスキンケアに生かし、和装以外の領域でも新しい循環を生み出していきます。