【5人にひとりが罹患】新たな国民病「慢性腎臓病」!健康寿命は“腎臓で決まる” 100歳まで生きる臓器ケアの決定版『腎臓大復活』たちまち重版

45歳以上の4分の1は「慢性腎臓病」予備軍。60代で機能が半分に低下……〈腎臓〉の正しいセルフケアとは?

株式会社東洋経済新報社のプレスリリース

株式会社東洋経済新報社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田徹也)は、2025年9月17日に刊行した書籍『腎臓大復活: 100歳まで人生を楽しむ「強腎臓」の作り方』の2刷重版が決定したことをお知らせいたします。

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60代で機能が半分まで落ちる”腎臓”→じつは寿命を決める超重要な臓器だった 「100歳まで生きるための簡単ケア」 

「5人にひとりが罹患」「45歳以上の4分の1が予備軍」

慢性腎臓病は、超高齢化国家・日本の「国民病」になりつつあります。

弱った腎臓を復活させ、健康を取り戻すには何をすればいいのか。元気な腎臓をどうやってキープすればいいのか。

新しい治療メソッド「腎臓リハビリ」を生んだ名医が、腎臓にまつわる“古い常識”と”新しい常識”を対比させながら、人生100年時代を元気に生きる「腎臓の新常識」を紹介します。

【新常識】腎臓は20代から衰え始める

20代、30代でも腎臓は若くない

腎臓に流れ込んでくる大量の血液を濾過しているのが「ネフロン」です。腎臓ひとつにつき約100万個あるネフロンは、いわば“消耗品”。20歳を過ぎたあたりから、その数が少しずつ減り始めます。腎機能の低下は、20代ですでに始まってしまっているのです。

ネフロンは加齢とともに減少。60代になると、ネフロン数は20代のときの半分ほどになる

【新常識】“家で安静”は腎臓を悪化させる

安静にしているとたった1日で2年分の筋肉が失われる

筋肉量が減ると、腎臓に十分な量の血液が入ってこなくなり濾過機能が低下してしまいます。

慢性腎臓病の人なら、人工透析に入る時期が早まる恐れも。

「腎臓リハビリ」の運動療法で適度な運動習慣を身につければ、腎機能を回復させたり機能低下のスピードをゆるやかにすることができます。

腎臓リハビリの運動療法は、セルフケアでも高い効果が期待できる

【新常識】✖「食べずに治す」 ⇒ 〇「食べて治す」

「腎臓復活食」でしっかり食べて体をよみがえらせる!

慢性腎臓病の人がいちばんやってはいけないのは「食べないこと」です。

とくにたんぱく質不足に陥ってしまうと、筋肉量がてきめんに減ってしまいます。

「腎臓復活食」のノウハウを取り入れて、普段通りの食事を楽しみましょう。

警戒すべき食品添加物「リン」は、ほんのひと手間で摂取を控えることができる

■主要目次

序章 臓器100年時代の「腎臓の新常識」

第1章 あなたの寿命は腎臓で決まる!

第2章 運動こそ最高の良薬!「腎臓リハビリ」で腎機能を大改善!

第3章 「腎臓復活食」でしっかり食べて体をよみがえらせる!

第4章 年代別・腎機能を維持して100歳まで生きるためのちょっとしたコツ

第5章 腎臓を元気にすると人生も大復活する

■書籍概要

『腎臓大復活:100歳まで人生を楽しむ「強腎臓」の作り方』/上月正博[著]

定価:1650円(税込)

発売日‏‎:2025年9月17日

ISBN:978-4-492-04815-3

体裁:A5判/並製/232頁

発行元:株式会社東洋経済新報社

東洋経済ストアサイト:https://str.toyokeizai.net/books/9784492048153/

Amazonページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4492048154

■著者プロフィール

上月 正博(こうづき まさひろ)

東北大学名誉教授、山形県立保健医療大学理事長・学長

医学博士。日本腎臓学会功労会員、総合内科専門医、腎臓専門医、高血圧専門医、リハビリテーション科専門医。

1981年、東北大学医学部卒業。東北大学大学院内部障害学分野教授、東北大学病院リハビリテーション部長、東北大学大学院障害科学専攻長、同先進統合腎臓科学教授を歴任。2022年より現職。

心臓や腎臓などの内部障害のリハビリテーションを専門とする。2011~2021年日本腎臓リハビリテーション学会理事長、2020年より国際腎臓リハビリテーション学会理事長。2018年には腎臓リハビリテーションの功績が認められ、心臓や腎臓の分野に貢献した科学者に贈られる世界的に名誉ある賞「ハンス・セリエメダル」、2022年には「日本腎臓財団功労賞」を受賞。

著書に『東北大学病院が開発した 弱った腎臓を自力で元気にする方法』(アスコム)などがある。

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