オムロンヘルスケアのプレスリリース
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下当社)は、10月18日の「世界メノポーズデー*1」に向けて、40代から60代の男女(既婚者)500人を対象に、更年期*2に関する健康意識調査を実施しました。
今回の調査では、動悸や息切れ、立ちくらみやめまい、胸が痛いといった更年期症状を1つ以上感じている女性のうち約8割(80.2%)が対処行動をとっていないことがわかりました。何もしていない理由として、約4割(38.1%)の人が「病院に行くのが面倒だから」と回答しました。また、自覚症状があったときに誰からすすめられたら対処行動をとろうと思うかを聞いたところ、最も多かったのは「配偶者やパートナー(41.0%)」、次いで「医療者(医師・看護師など)(40.0%)」でした。このことからも、家族や身近な人どうしでの健康状態に関するコミュニケーションが、医療従事者からの働きかけと同じくらい重要な役割をはたしていることがわかりました。一方で「誰に言われても行動しようとは思わない」人が5人に1人(20.0%)いました。さらに、近年では男性においても更年期が日常の生活に影響を及ぼすといわれています。今回の調査では男性のうち、3人に1人(34.8%)の人が女性と同様の更年期症状を感じていると回答しました。
10月18日は、更年期の健康に関わる情報を全世界へ提供する日とされている「世界メノポーズデー」です。さらに、国内では、毎年10月18日から24日までの1週間を「メノポーズ週間」として、さまざまな啓発活動が行われています。女性が更年期に近づくと女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌量が低下し、自律神経が乱れ、動悸、息切れ、立ちくらみなどの症状が現れます。また、近年では研究がすすみ男性においても更年期障害があることが知られてきています。
*1 世界メノポーズデーは、1999年に開催された第9回国際閉経学会において21世紀を目前とした高齢化社会の到来を受け、今後更年期の健康に関わる情報を全世界へ提供する日として制定されました。
*2 閉経前の5年間と閉経後の5年間とをあわせた10年間を「更年期」といいます。
【調査結果のまとめ】
1.動悸や息切れ、立ちくらみやめまい、胸が痛いといった更年期症状を1つ以上感じている女性のうち、8割 (80.2%)の女性が「何もしていない」と回答。「何もしていない」理由でもっとも多かった回答は「病院に行くのが面倒だから(38.1%)」
2.対処行動の上位回答は「すぐではないが、後日医療機関を受診した(15.3%)」、次に「すぐに医療機関を受診した(7.6%)」「webやSNSで情報を探した(7.6%)」
3.自覚症状を感じたときに対処行動をとるきっかけには、身近な人からの働きかけが重要
4.男性のうち、35%の人が動悸や息切れ、めまいなどの自覚症状を感じている
5.対処行動をとらない男性は約8割。その理由は、「何をすればよいかわからないから(42.9%)」
【調査結果の詳細】
1.動悸や息切れ、立ちくらみやめまい、胸が痛いといった更年期症状を1つ以上感じている女性のうち、8割(80.2%)の女性が「何もしていない」と回答。「何もしていない」理由でもっとも多かった回答は「病院に行くのが面倒だから(38.1%)」
「何もしていない」と回答した人(女性)が、何もしない理由で最も多かった回答は「病院に行くのが面倒だから(38.1%)」、次に「何をすればよいかわからないから(19.0%)」「他人に指摘されるのが嫌だから(14.3%)」でした。
2.対処行動の上位回答は「すぐではないが、後日医療機関を受診した(15.3%)」、次に「すぐに医療機関を受診した(7.6%)」「webやSNSで情報を探した(7.6%)」
対処行動をとった女性の中での上位回答は、「すぐにではないが、後日医療機関を受診した」が15.3%。次に「すぐに医療機関を受診した(7.6%)」「webやSNSで情報を探した(7.6%)」が続く。
3.自覚症状を感じたときに対処行動をとるきっかけには、身近な人からの働きかけが重要
自覚症状を感じたときに誰からすすめられたら対処行動をとろうと思うかを聞いたところ、女性で最も多かったのは「配偶者やパートナー(41.0%)」、次いで「医療者(医師・看護師など)(40.0%)」でした。一方で、男性でも同様の項目が上位に並びますが、女性と比較して「配偶者やパートナー」が高く、「子供や親などの家族」「友人・知人」「職場の人・同僚」の影響力が低いことがわかりました。また、「誰に言われても行動しようとは思わない」人が5人に1人いました。このことからも、家族や身近な人どうしでの健康状態に関するコミュニケーションが、医療従事者からの働きかけと同じくらい重要な役割をはたしていることがわかりました。
今回の調査では、動悸や息切れ、立ちくらみやめまい、胸が痛いといった更年期症状を1つ以上感じている女性のうち約8割(80.2%)が対処行動をとっていないことがわかりました。何もしていない理由として、約4割(38.1%)の人が「病院に行くのが面倒だから」と回答しました。また、自覚症状があったときに誰からすすめられたら対処行動をとろうと思うかを聞いたところ、最も多かったのは「配偶者やパートナー(41.0%)」、次いで「医療者(医師・看護師など)(40.0%)」でした。このことからも、家族や身近な人どうしでの健康状態に関するコミュニケーションが、医療従事者からの働きかけと同じくらい重要な役割をはたしていることがわかりました。一方で「誰に言われても行動しようとは思わない」人が5人に1人(20.0%)いました。さらに、近年では男性においても更年期が日常の生活に影響を及ぼすといわれています。今回の調査では男性のうち、3人に1人(34.8%)の人が女性と同様の更年期症状を感じていると回答しました。
10月18日は、更年期の健康に関わる情報を全世界へ提供する日とされている「世界メノポーズデー」です。さらに、国内では、毎年10月18日から24日までの1週間を「メノポーズ週間」として、さまざまな啓発活動が行われています。女性が更年期に近づくと女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌量が低下し、自律神経が乱れ、動悸、息切れ、立ちくらみなどの症状が現れます。また、近年では研究がすすみ男性においても更年期障害があることが知られてきています。
*1 世界メノポーズデーは、1999年に開催された第9回国際閉経学会において21世紀を目前とした高齢化社会の到来を受け、今後更年期の健康に関わる情報を全世界へ提供する日として制定されました。
*2 閉経前の5年間と閉経後の5年間とをあわせた10年間を「更年期」といいます。
【調査結果のまとめ】
1.動悸や息切れ、立ちくらみやめまい、胸が痛いといった更年期症状を1つ以上感じている女性のうち、8割 (80.2%)の女性が「何もしていない」と回答。「何もしていない」理由でもっとも多かった回答は「病院に行くのが面倒だから(38.1%)」
2.対処行動の上位回答は「すぐではないが、後日医療機関を受診した(15.3%)」、次に「すぐに医療機関を受診した(7.6%)」「webやSNSで情報を探した(7.6%)」
3.自覚症状を感じたときに対処行動をとるきっかけには、身近な人からの働きかけが重要
4.男性のうち、35%の人が動悸や息切れ、めまいなどの自覚症状を感じている
5.対処行動をとらない男性は約8割。その理由は、「何をすればよいかわからないから(42.9%)」
【調査結果の詳細】
1.動悸や息切れ、立ちくらみやめまい、胸が痛いといった更年期症状を1つ以上感じている女性のうち、8割(80.2%)の女性が「何もしていない」と回答。「何もしていない」理由でもっとも多かった回答は「病院に行くのが面倒だから(38.1%)」
「何もしていない」と回答した人(女性)が、何もしない理由で最も多かった回答は「病院に行くのが面倒だから(38.1%)」、次に「何をすればよいかわからないから(19.0%)」「他人に指摘されるのが嫌だから(14.3%)」でした。
2.対処行動の上位回答は「すぐではないが、後日医療機関を受診した(15.3%)」、次に「すぐに医療機関を受診した(7.6%)」「webやSNSで情報を探した(7.6%)」
対処行動をとった女性の中での上位回答は、「すぐにではないが、後日医療機関を受診した」が15.3%。次に「すぐに医療機関を受診した(7.6%)」「webやSNSで情報を探した(7.6%)」が続く。
3.自覚症状を感じたときに対処行動をとるきっかけには、身近な人からの働きかけが重要
自覚症状を感じたときに誰からすすめられたら対処行動をとろうと思うかを聞いたところ、女性で最も多かったのは「配偶者やパートナー(41.0%)」、次いで「医療者(医師・看護師など)(40.0%)」でした。一方で、男性でも同様の項目が上位に並びますが、女性と比較して「配偶者やパートナー」が高く、「子供や親などの家族」「友人・知人」「職場の人・同僚」の影響力が低いことがわかりました。また、「誰に言われても行動しようとは思わない」人が5人に1人いました。このことからも、家族や身近な人どうしでの健康状態に関するコミュニケーションが、医療従事者からの働きかけと同じくらい重要な役割をはたしていることがわかりました。
4.男性のうち、35%の人が動悸や息切れ、めまいなどの自覚症状を感じている
男性のうち、動悸や息切れ、めまいなどの自覚症状を感じている人が「頻繁にある」「時々ある」の合計で3人に1人(34.8%)いることがわかりました。
5.対処行動をとらない男性は約8割。その理由は、「何をすればよいかわからないから(42.9%)」
同様に対処行動の有無を確認したところ、女性と同様に約8割(78.2%)が何もしていないことがわかりました。実施した対処行動は「すぐではないが、後日医療機関を受診した」が12.6%と最も多く、男女における大きな差異はありませんでした。「何もしていない」理由でもっとも多かった回答は「何をすればよいかわからないから(42.9%)」で、女性との差異が23.9ポイントありました。また、三番目に高い「病気だと認めたくないから(21.4%)」では女性の4.8%と比較して16.6ポイントの差異があり、二つの回答で男女間の意識の違いが浮き彫りとなりました。
■調査の概要
調査目的:更年期における身体的な健康に対する意識調査
調査対象:40-69歳の男女(配偶者あり)
合計 500人( 女性 250人 、男性 250人)
調査方法:オンラインアンケート調査
調査期間:2025年8月7日(木)~2025年8月12日(火)
■参考:女性の更年期症状と心房細動のリスク
https://www.healthcare.omron.co.jp/corp/business/cv/afib-menopause/