再春館製薬所、使用済み化粧品容器をアップサイクルする「発明のモト」プロジェクトを東海エリアへ拡大

静岡県掛川市の屋内遊び場「mirocco」と連携し、子どもの創造性を育むサステナビリティ活動を推進

株式会社再春館製薬所のプレスリリース

 基礎化粧品「ドモホルンリンクル」などを製造・販売する株式会社再春館製薬所(本社:熊本県上益城郡益城町、代表取締役社長:西川正明 以下、再春館製薬所)は、使用済み化粧品容器を子どもたちの創作資材として提供する「発明のモト」プロジェクトにおいて、株式会社乃村工藝社(本社:東京都港区台場、代表取締役社長:奥本清孝 以下、乃村工藝社)が運営する静岡県掛川市の屋内遊び場「mirocco(みろっこ)」との連携を新たに開始します

 昨年5月より始動している山形県の児童教育施設「KIDS DOME SORAI(キッズドームソライ)」との取り組みも好評であることを受け、この度東海エリアへと活動エリアを拡大。環境保全と教育支援を同時に推進する本取り組みを、地域と連携して進めてまいります。▶「屋内遊び場 みろっこ-mirocco-」: https://mirocco.jp/

全天候型の屋内遊び場「mirocco」(静岡県掛川市)①/ぐるぐるのやま
全天候型の屋内遊び場「mirocco」(静岡県掛川市)②/ハイハイのはら

■「お客様の声」をきっかけに始まった、資源を未来につなぐ活動

 再春館製薬所は、「自然とつながり、人とつながる明日を」という理念を掲げ、自然の恵みを活かしたものづくりを行う企業として、サステナビリティ活動に積極的に取り組んでいます。その一環であるこのプロジェクトは、「ドモホルンリンクルの愛用者」から寄せられた「使用済み容器を有効活用できないか」という声に応える形で発足しました

 第一弾として取組みをスタートした山形県の「KIDS DOME SORAI」では、提供した容器が子どもたちの自由な発想によって多彩な作品に生まれ変わっています。 容器の回収に協力いただいたお客様からも「ごみとして捨てていたものが、子どもの未来に役立つのは嬉しい」といった共感の声が多数寄せられており、この成功を受けて、この度の活動エリア拡大に至りました。

■「もったいない」を「たからものに」。両社の理念が合致

 今回新たに連携する「mirocco」は、天候を気にせず親子がのびのびと過ごせる、静岡県掛川市の屋内遊び場です。施設内には「クリエイティブラボ」というものづくりスペースの他にも、ネーミングからもこだわりを感じる様々な空間が設けられており、地域のパートナー企業から提供された壁紙やフローリングの端材など、いわゆる”もったいない材料”を使い、子どもたちが自由に創作活動を楽しむことが可能。

クリエイティブラボ
わくわくペース
ひとやすみラウンジ

 再春館製薬所の「使用済み容器を未来の資源へ」という想いと、「mirocco」の「廃棄されるものに新たな価値を見出し、子どもの創造力を育む」という理念が一致したことから、今回の連携が実現しました

 再春館製薬所は、今後も事業活動を通じた社会課題の解決に取り組み、「明日」をつくる子どもたちの将来の可能性を広げ、自由な発想で個性を伸ばし、成長していける環境づくりを支援してまいります。

実際にドモホルンリンクルの容器を使用して作ってくれた作品

■容器回収実施場所

ドモホルンリンクル「コミュニケーションスペース」常設店舗(写真は松屋銀座店)

 全国5ヶ所の百貨店内ドモホルンリンクル「コミュニケーションスペース」常設店舗(ドモホルンリンクル 松屋銀座店、京王百貨店 新宿店、阪急うめだ本店、博多阪急店、仙台三越店)にて実施。※ドモホルンリンクル 松坂屋名古屋店は対象外です。

■回収対象容器

 ドモホルンリンクル「美活肌エキス(スポイト付きガラス瓶)」、「すっきりミスト/うるおいミスト(スプレー式ボトル)」の使用済み容器。また、「保湿液」「保護乳液」は、「キャップ・ポンプ・吐出口のパーツのみ」を回収対象とします。※安全面を考慮し、大きなガラス瓶は回収対象外としています。

【miroccoについて】

 施設コンセプトは「ココロはずむ、毎日をつくろう」。365(3=み/6=ろ/5=こ)日通いたくなる、みんなが集まる施設になるように、という意味を込めて、ネーミングは投票形式で「mirocco(みろっこ)」となりました。施設内には、「クリエイティブラボ」というものづくりスペースがあり、子どもたちが自由に創作活動を楽しんでいます。また、県産伐採材を活用したベンチや、掛川の“土”を利用した左官壁、端材・廃材マテリアルを工作材料として利用するなど、各所に環境に配慮した素材を使用しています。

【再春館製薬所について】

 再春館製薬所は 1932 年に熊本で創業。「痛散湯」や「ドモホルンリンクル」を主とした、漢方理念に基づく医薬品・医薬部外品・化粧品の製造・販売を行う漢方の製薬会社です。「自然とつながり、人とつながる明日を」という理念を掲げ、「人間も自然の一部」という発想で選び抜いた植物の力を、製薬会社の技術で最大限に引き出して人の力に活かすものづくりを通し、「自然・人・社会の循環」を目指します。2016年の「平成28年熊本地震」でその名が全国に知られることになった熊本県益城町に本社を構える企業として取り組む復興支援の側面も持つ、全国初の「価値観」をもとに事業者・返礼品をセレクトした自社運営ポータルサイト「再春館製薬所 ふるさと納税サイト」の展開や「自然からの恵み」への”恩返し”につながる、自然との共生・サステナビリティ活動など、さまざまな形で理念の実践を追求します。(https://www.saishunkan.co.jp/

【ポジティブエイジカンパニー宣言について】

 創業100周年を迎える2032年に向け、改めて目指す指針となるメッセージ「ポジティブエイジカンパニー宣言」を発表しました。同宣言は、「明日が楽しみと思える毎日をつくりたい」という企業としての意志表明にとどまらず、「お客様/社員とその家族/協力者/地域/地球(自然)」に対する、独自性の高い「漢方の製薬会社としてのソリューション」提案という中長期的な事業計画としての側面も持ち合わせているものです。▶詳細はこちら

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