新潟ではタレントの野々村友紀子さんが、広島ではRCC野球解説者の天谷宗一郎さんがゲストで登場
株式会社フィリップス・ジャパンのプレスリリース
株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、 代表取締役社長:ジャスパー・アスエラス・ウェステリンク、 以下 フィリップス)は、よりよい睡眠の在り方やSAS(睡眠時無呼吸症候群)を発見・治療することの大切さを広めるため、市民公開イベントを9月7日(日)に新潟市民プラザで、9月20日(土)に広島市のNTTクレドホールにて開催しました。
フィリップスが実施した「睡眠調査2024」によると、睡眠に満足している人はわずか17%。非常に多くの人が睡眠に悩みを抱えています。なかには、睡眠の質が低下し、合併症や労働災害のリスクを高めるSAS(睡眠時無呼吸症候群)を発症している人も多く存在していると言われています。近年、この病気の認知度は向上しているものの、検査や治療に取り組んでいる人はまだまだ少ないのが現状です。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)の潜在患者は、日本で約900万人いると言われていますが、そのうち、実際にCPAP治療(シーパップ)を受けている患者は約70~80万人程度にとどまっているのが現状です。さらに、SAS(睡眠時無呼吸症候群)の症状があっても、約9割の人は医師の診断を受けないという調査結果も出ています。
これらの状況を踏まえて、よりよい睡眠の在り方やSAS(睡眠時無呼吸症候群)を発見・治療することの大切さを広めるため、新潟と広島で市民公開イベントを実施しました。
新潟イベント「SAS(サス)を知って、健康をSAS(サス)ティナブル!」
2025年9月7日(日)に、新潟市民プラザで開催された「SAS(サス)を知って、健康をSAS(サス)ティナブル!」。ゲストに放送作家の野々村友紀子さんをお招きし、400名を超える聴講者とともに、新潟大学の3名の教授陣とトークショー形式でイベントが開催されました。多くの人が「ただのいびき」と見過ごしがちな睡眠時無呼吸症候群(SAS)。そのリスクや社会的影響を専門家の視点から解説いただき、新潟県のみなさまにSAS の正しい知識と早期発見・治療について知っていただく機会となりました。(主催 株式会社テレビ新潟放送網・TeNY 医療の広場、共催 株式会社フィリップス・ジャパン、協賛 クロスウィルメディカル株式会社 他)
SASの検査を実際にご自宅で行った野々村さん。感想を聞かれると、「簡易検査、めっちゃ簡単でした!自宅に小さい検査キットが家に届くので、それを指につけて寝た後、翌日送り返すだけでOK でした。つけた違和感もなくぐうぐうねられました。」と、その簡単さに驚かれていました。イベントの終わりには、「SASが身近に感じましたし、いびきをかいている夫にやさしくしようと思いました。いびきは病気のサインなので早期発見できたらその後の人生大きく変わってくると思いますし、車の事故の発生率など社会問題にも関係ありますので、絶対に見つけて治療する必要があるんだな、ととても勉強になりました。」と感想を述べられていました。
広島イベント「睡眠のサインを見逃すな!良い眠りと睡眠時無呼吸症候群とは?」
2025年9月20日(土)に、睡眠に隠された病気や治療法を知る市民公開講座「睡眠のサインを見逃すな!~良い眠りと睡眠時無呼吸症候群とは?~」(主催 株式会社中国放送、協賛 株式会社フィリップス・ジャパン)がNTTクレドホール広島で開催され、一般の方約300人が参加しました。睡眠専門医の熊谷元先生による基調講演や、睡眠時無呼吸症候群と診断されたRCC野球解説者の天谷宗一郎さんが登壇するパネルディスカッションが行われ、来場者からよせられた事前質問に、専門医に回答いただきました。
「天谷さんが番組で使用していた治療器でどれくらい、いびきは改善しているのでしょうか?治療の期間はどれくらいでしょうか?」という質問に対しては、天谷さんは「寝ているのでわからないが、妻からは「いびきかいてる」と言われる事がなくなった。色々な事情で器具をつけられない時は、「いびきをかいている」と言われる」と回答すると、主治医である中村先生は、奥様が喜んでいる事を伝えてくれた時の天谷さんの顔が、 とても嬉しそうだった事が印象に残っていると感想を述べました。
田中屋先生は、「10秒以上止まる無呼吸が1時間に5回以上あれば重症の睡眠時無呼吸と診断されます。寝ている時、自分のことは自分では案外わからないものです、パートナーの命を守るのはあなたです。」と訴えました。
最後に天谷さんが「未来を支えていく世代が元気でいることが大事、そのために睡眠の重要性や、あらゆる病気に関わる睡眠時無呼吸症候群という病気を知ってほしい」と締めくくりました。
フィリップス・ジャパンについて
株式会社フィリップス・ジャパンは、ロイヤル フィリップスの日本法人として1953年に創業以来、革新的な技術を通じ、人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現を目指しています。主な事業領域は、画像診断、超音波診断、イメージガイド下治療、生体情報モニタ、ヘルスインフォマティクス、睡眠・呼吸治療、およびパーソナルヘルスと多岐に渡ります。ヘルステクノロジーのリーディングカンパニーとして、超高齢化が進む日本の医療・健康課題解決に向け取り組んでいます。
日本の従業員数は約2,000人、約70拠点でビジネスを展開しています。(https://www.philips.co.jp)
ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、革新的な技術を通じ、人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現を目指す、ヘルステクノロジーのリーディングカンパニーです。
フィリップスの革新的技術は人々を中心に設計されています。先進的技術と医療従事者および消費者のインサイトを活用し、消費者にはパーソナルヘルスソリューションを、医療従事者とその患者様には病院や家庭でのプロフェッショナルヘルスソリューションを提供しています。
オランダに本社を置く当社は、画像診断、超音波診断、イメージガイド下治療、生体情報モニタ、ヘルスインフォマティクス、およびパーソナルヘルスの分野で世界をリードしています。フィリップスの2024年の売上高は180億ユーロ、全世界に約69,700人の従業員を擁し、世界100か国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)