医療費・介護費削減の新たな突破口【奈良県三宅町×ココロミル】が、若年層からの心疾患予防プロジェクトを開始、全国的な医療費高騰に一石

地方創生の取組みとして企業版ふるさと納税の対象プロジェクトにも認定。在宅型心電図と睡眠時無呼吸症候群のチェックを活用し地域の未来を共創。賛同企業も随時募集し町民が楽しみながら参加できる仕組み作りも。

株式会社ココロミルのプレスリリース

株式会社ココロミル(本社:東京都新宿区/代表取締役:林大貴)と奈良県三宅町(町長:森田浩司)は、増大する医療費・介護費の課題に対し、全国に先駆けて「心疾患ケアマインド醸成プログラム」を2025年11月より開始いたします。

対象は町内に住む30歳以上の住民。若い世代から健康意識を高めることで生活習慣病を予防し、将来的な医療費削減を目指す新しいモデルケースです。

ココロミルが開発した突然死リスクがチェックできる「ホーム心臓ドックpro」や、町民参加型のイベントを通じ、自治体と民間企業が連携し、課題に挑みます。

背景:全国が直面する課題「高齢化に伴う医療費の増大」

高齢化に伴う医療費の増大は全国共通の課題です。特に心疾患や糖尿病といった生活習慣病が主因となっており、早期からの予防が不可欠とされています。

しかし、若年層は「まだ大丈夫」と健康意識が低く、生活習慣を見直すきっかけを得にくい状況です。

そこで奈良県三宅町は、町民が自宅で簡単に健康状態を把握できる仕組みを整備し、予防マインドの醸成に取り組みます。

本プロジェクトの公共性と社会的意義

①医療費・介護費の抑制につながる取り組み

高齢化に伴う医療費の増大は全国共通の課題です。特に心疾患や糖尿病は生活習慣に起因することが多く、予防的な介入の有効性が示されれば、他自治体にとっても参考となるモデルケースとなります。
三宅町の取り組みは、健康行動の「早期醸成」を狙ったものであり、単なる治療から「予防」への転換を示す新たな試みといえます。

②若年層をターゲットにした自治体施策の新規性

従来の健康施策は高齢者を中心としたものが多い中、本プログラムは30代〜50代の働き盛り世代を主対象としています。「まだ大丈夫」という意識を変え、若いうちから健康習慣を形成させることは、全国的にも注目される意義を持ちます。

③自治体とスタートアップの新しい共創モデル

行政単独ではなく、民間企業(当社ココロミル)との協働より、専門性やテクノロジーを活用した新たな「官民共創モデル」を形成しています。企業版ふるさと納税を三宅町・ココロミルの両社で募集するチャレンジを実施します。この仕組みは他自治体への横展開に大きな公共的価値をもたらします。

プログラム内容

本プログラムは、住民が「自分ごと」として健康を意識できるようにする複合的な取り組みで構成されています。

①健康づくりミニイベント

幅広い世代が楽しみながら参加できるイベントを企画・運営し、健康習慣への関心を高めます。

②自宅でできる「ホーム心臓ドックpro」

30〜50代を主対象に、睡眠の質や不整脈の有無をチェックできる検査キットを自宅に郵送。普段の生活をしながら最大24時間計測し、検査結果をメールで通知されます。

③結果通知とフォローアップ

検査後には結果のわかりやすい説明を行い、必要に応じて医療機関の受診を促します。結果通知1か月後にはアンケート調査を実施し、未受診者にはメール等でフォローアップを行います。

④町へのフィードバック

住民の検査結果は、三宅町における今後の健康施策に活用されます。

期待される効果

・若年層から高齢層まで幅広い住民の健康意識向上

・心疾患・糖尿病など生活習慣病の早期発見・予防

・長期的な医療費・介護費の抑制

・町ぐるみでの「予防マインド醸成」文化の形成

今後の展開

今回の三宅町での取り組みは、ココロミルにとって自治体との初めての共創プロジェクトです。今後は他の自治体へも展開し、全国規模での健康意識向上と医療費削減に貢献してまいります。

また、企業版ふるさと納税制度を活用し、本プロジェクトにおける地方創生の取り組みを応援していただける企業の皆さまを随時募集しています。詳細については以下をご覧ください。

https://www.town.miyake.lg.jp/soshiki/4/7426.html

ココロミル担当者よりコメント

「全国の自治体が抱える医療費増大という課題に対し、町民が楽しみながら参加できる仕組みで“予防”に挑戦します。小さな町だからこそ、柔軟なプロジェクトを全国へ発信したいと考えています。」

ホーム心臓ドックproとは

世界1位(日本では第2位)の死因である心疾患。その大きな原因のひとつが「不整脈」です。

「ホーム心臓ドック®」は、胸部に小型心電計を貼り付け、9時間以上の長時間計測を行うことで、健康診断(30秒程度の心電図検査)では見逃されやすい不整脈も見つけることができます。実際の検出率は以下のとおりです。

【健康診断での不整脈検出率:約10%】

【ホーム心臓ドック®での検出率:約36%】

さらに、上位モデルの「ホーム心臓ドックpro」では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)や睡眠の質、ストレス指標も同時に測定可能。

データは臨床検査技師が解析し、数日以内にレポートを返却。万が一異常が見つかれば、医療機関との迅速な連携やオンラインクリニックによる専門医フォローまで自宅で完結します。

関連リンク:

三宅町サイト「株式会社ココロミルと包括連携協定を締結しました!(令和6年4月23日)」:

https://www.town.miyake.lg.jp/soshiki/17/5769.html

ホーム心臓ドック®について:

https://homeheart.health/products/homeheart-pro01

株式会社ココロミル公式サイト:

https://kokoromil.com/

株式会社ココロミル

ー「病気で後悔しない社会へ」をミッションに世界から突然死をなくすー

私たちは、自宅にいながら医療機関と同等の本格的な心電図チェックが手軽にできる「ホーム心臓ドック®」をはじめとする各種事業を展開しています。
長時間のデータ取得により、これまでの健診や人間ドックでは見逃されがちだった心疾患リスクも早期に“見える化”し、突然死などで「今まで救えなかった世界で1億人の命を救う」ことを実現します。

また、取得したデータを通じて、多くの方々が自分自身や家族の健康状態を可視化し、健康寿命やQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させることを目指しています。

代表取締役社長:林 大貴
所在地    :〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目2番16号 菅野ビル2F
設立     :2021年11月
事業内容   :ヘルスケア及び臨床研究事業
提供サービス :〈個人向け〉不整脈、睡眠時無呼吸症候群 (SAS)、睡眠の質、
         ストレスの兆候を心電計を使って可視化する「ホーム心臓ドック®」
        〈医療機関向け〉使い切りホルター心電計「eclat」
        〈医療機関向け〉動物医療心電図モニタリング、ホルタ―検査

製品名:eclat(エクラ)
一般的名称:長時間心電用データレコーダ
医療機器クラス分類:管理医療機器(クラスⅡ)、特定保守管理医療機器

主要許認可・認証等:
第二種医療機器製造販売業(許可番号:13B2X10584)
医療機器製造業(登録番号:13BZ201797)
高度管理医療機器販売業・貸与業(許可番号:5新保衛薬第162号)
ISO 13485:2016 認証取得
        
HP      :https://kokoromil.com/

d98284-103-a38482135613ced7aa1ae66e24126cf4.pdf

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