購入意向は46.2% 一方で「今ので十分」「重ね着で対応」という声も
ムーンムーン株式会社のプレスリリース
寒さが厳しくなる冬に向け、リカバリーウェアの「厚手タイプ(スウェット・裏起毛など)」への関心が高まりつつあります。快眠グッズ紹介サイト「快眠ランド」を運営する「ムーンムーン株式会社」では、リカバリーウェアを着用したことのある人208名を対象に「冬用の厚手タイプ(裏起毛・スウェット素材など)の追加購入意向」に関する調査を実施しました。その結果、厚手タイプを「追加で買いたい」と答えた人は46.2%と半数未満。一方で「使い分けはしていない」と回答した人が7割に達し、“冬用ウェアの追加需要はまだ一部に限られる”という実態が浮き彫りになりました。
調査背景
リカバリーウェア市場では、薄手タイプだけでなく「冬用の厚手モデル(スウェット素材/裏起毛など)」が各ブランドから登場し、選択肢が広がっています。しかし、必ずしも全ユーザーが季節ごとに“使い分け”をしているわけではなく、「普段の薄手タイプで十分」「寒さ対策は重ね着で対応できる」という声も根強くあります。今回の調査では、「ユーザーは冬に厚手タイプをどれくらい求めているのか?」をテーマに、実際の着用有無や追加購入意向を深掘り。冬物ウェアとの違いや、商品開発に役立つ「購入しない理由」「購入時に重視するポイント」まで可視化することを狙いとしています。
調査サマリー
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普段着用しているリカバリーウェアは「薄手・長袖」が54.3%で最多
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「使い分けていない」と回答した人は73.1%と多数派
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冬用の厚手タイプを“追加で買おうと思う”人は46.2%にとどまる
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購入をためらう理由は「今のウェアで十分だから」が24.4%で最多
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厚手タイプを買う場合、重視されるポイントは「着心地や肌触り」が20.4%で最多
※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。
詳細データ
Q1. 普段使っているリカバリーウェアはどのタイプですか?
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長袖の薄手タイプ:54.3%
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半袖の薄手タイプ:23.1%
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長袖の厚手タイプ:12.0%
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2タイプ以上持っている:10.6%
→ 最も多いのは「長袖の薄手タイプ」(54.3%)で、半袖タイプ(23.1%)と合わせると“薄手派”が全体の7割超を占めています。一方、冬向け素材に分類される「長袖の厚手タイプ」は12.0%にとどまり、“普段使いは薄手が主流”という傾向が明らかになりました。
Q2. リカバリーウェアの「使い分け」はしていますか?
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していない:73.1%
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している:25.5%
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わからない:1.4%
→ 約7割が「使い分けをしていない」と回答しており、着用シーンや気温などで複数枚を使い分ける習慣はまだ浸透していません。一方、約3割は季節や用途に応じて使い分ける“こだわり層”であり、購買行動にも差が出ると考えられます。
Q3. 冬に向けて、厚手タイプのリカバリーウェアを追加で買おうと思いますか?
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やや思う:37.5%
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あまり思わない:26.4%
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どちらでもない:17.8%
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とても思う:8.7%
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すでに持っている:5.8%
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まったく思わない:3.8%
→ 「とても思う」「やや思う」を合算すると 46.2% と半数未満。一方で明確に「買わない」と答えた層は3.8%とわずかで、検討中層が多数派であることが分かります。購入を後押しする情報提供(着用メリット・比較・温度検証など)が重要です。
Q4. 厚手タイプのリカバリーウェアを「買わない理由」を教えてください
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今のリカバリーウェアで十分だから:24.4%
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価格が高いと感じるから:17.8%
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寒さ対策は重ね着や暖房でできるから:16.0%
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すでに厚手タイプを持っている/買う予定がある:12.7%
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サイズやフィット感に不安があるから:8.4%
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その他:20.7%(洗濯やお手入れが大変そうだから:5.4%、特に理由はない:4.5%、口コミや効果がまだ十分わからないから:4.5%など)
→ 購入しない理由は「今のリカバリーウェアで十分だから」が最多。暖房や重ね着で対処できるという声もあり、“明確なメリットがなければ買い替えが進まない”というハードルの存在がうかがえます。
Q5. もし冬用の厚手リカバリーウェアを買うとしたら、どのようなポイントを重視しますか?
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着心地や肌触りがよいこと:20.4%
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保温性が高いこと:19.9%
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価格が手頃であること:15.5%
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デザインがよいこと:12.3%
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サイズ展開が豊富であること:10.8%
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その他:21.1%(洗濯しやすく、お手入れが簡単なこと:5.5%、静電気が起きにくい素材であること:4.2%、肌が敏感でも着られる素材であること:3.3%など)
→ 「肌触り・着心地」と「保温性」がほぼ同率でトップ。冬用であっても “暖かささえあればOK” ではなく、快適に着られることも重視されていることが分かります。さらに価格やデザインとのバランスも見ながら選ぶ傾向があり、総合的な満足度を求める人が多いようです。
調査結果のまとめ
今回の調査から、「薄手タイプのリカバリーウェアが主流」であること、そして「冬用の厚手タイプを追加で購入する意向は半数未満」であることが明らかとなりました。「使い分けをしていない」という回答が約7割にのぼったことからも、リカバリーウェア利用者の多くは“1枚あれば十分”という意識が強く、新たな冬用アイテムを迎え入れるハードルはまだ高いといえます。一方で、“購入を前向きに検討する層”は既に4割以上存在しており、こうした層は「着心地・保温性・価格」のバランスを重視する傾向が顕著です。冬物リカバリーウェアの拡販には、“快適さとコスパ”を兼ね備えた製品提案が重要となるでしょう。
快眠ランド運営者のコメント
運営者:竹田 浩一のコメント
厚手タイプのリカバリーウェアへの追加需要が「限定的」である背景には、現状でも“日常使いで十分満足できる性能”を持っていることがあります。ただし、冬場の冷えは睡眠の質や疲労感にダイレクトに影響します。寒さが気になる季節こそ、体温をしっかりキープしながら血行促進をサポートできるアイテムを選ぶことが重要です。今後も快眠ランドでは、睡眠環境の最適化に向けて「季節ごとの最適ウェア選び」を推進していきます。
調査概要
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調査期間:2025年11月5日~2025年11月6日
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調査方法:インターネット調査
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調査対象:全国20代〜60代の男女208名
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実施機関:快眠ランド
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