次世代を担う若手女性研究者を支援 2026年度 第21回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」 2025年11月10日(月)より募集開始

日本ロレアル株式会社のプレスリリース

世界最大の化粧品メーカーである仏・ロレアルの日本法人である日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジャン-ピエール・シャリトン)は、2026年度 第21回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」の募集を「平和と開発のための世界科学デー」である本日から開始し、2025年11月10日(月)~2026年2月27日(金)の期間で応募を受付けます。

「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」は、ロレアルグループとユネスコが世界規模で女性科学者を支援する共同プロジェクトの理念を継承し、日本ロレアルが日本ユネスコ国内委員会の協力のもと2005年に創設。生命科学または物質科学の分野において、日本国内で博士後期課程に在籍あるいは進学予定の40歳未満の女性を対象に、毎年各分野から2名ずつ(計4名)選出します。受賞者には、賞状および給付型の奨学金100万円を贈呈し、研究が継続できるようサポートします。

本賞は「Forbes 30 Under 30 Asia 2024」に選出される等、国内外で高い評価を受ける多くの女性研究者を輩出しています。

【募集要項】

1. 受付期間: 2025年11月10日(月)から2026年2月27日(金)必着

2. 応募資格: 日本国内で博士後期課程に在籍あるいは進学予定の40歳未満の女性

3. 応募方法: 

  • 下記必要書類を「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」事務局宛(loreal-fwis-japan@kreo.jp)にe-mailにてお送りください。

  • 応募書類は一つのパスワード付きフォルダにまとめて、loreal-fwis-japan@kreo.jp へお送りください。

  • ファイルサイズが10MBを超える場合は、所属大学・機関で推奨されているファイル転送サービスをご利用ください。

≪応募必要書類≫

◾️ 応募申請書

◾️ 指導教官からの推薦状

◾️ これまでの研究内容の概要

◾️ 今後一年間の研究題目とその概要および今後の展望

◾️ 発表論文リスト

◾️ 論文別刷

書類送付先 / お問い合わせ先:loreal-fwis-japan@kreo.jp 

*事務局は、1週間以内に書類受取のご連絡をいたします。

ただし、2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)の年末年始休業期間は除きます。

応募要項に関する詳細は、こちらをご確認ください。

https://www.loreal.com/ja-jp/japan/divs/commitments/fwis-japanfellow-award-application/  

4. 選考: 1次審査(書類選考)、2次審査(ヒアリング)、選考委員会による厳正なる審査を経て、2026年中頃を目途に採否をご連絡します。

5. 授賞式: 採否のご連絡後、授賞式を開催し、正式に受賞者の発表を実施します。

ロレアルグループはフランス人化学者ユージェンヌ・シュエレールにより1909年に創立されて以来、科学に基づく製品研究・開発を事業の中核に据えてきました。この創業以来の理念に基づき、「世界は科学を必要としており、科学は女性を必要としている」という信念のもと、1998年に、科学の発展に寄与した優れた女性科学者を顕彰する「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」(仏・ロレアル財団主催)を創設。世界規模で女性科学者を支援しています。毎年、世界五大陸から5名の女性科学者が受賞、今まで5名ものノーベル賞受賞者を輩出しています。また創設以来、今までに7名の日本人が本賞を受賞しており、2021年は、野崎 京子教授(東京大学大学院 工学系研究科化学生命工学専攻)が受賞しました。

最新の統計調査では、日本における女性研究者数は過去最多の18万3300人となり、研究者全体に占める割合は18.3%と過去最高を記録*しました。しかしながら、国際的に見ると未だ低水準であることは否めません。日本ロレアルは、科学の多様化こそが、持続可能な世界の実現と、人類のさらなる発展との信念で本プログラムを継続、日本奨励賞の歴代受賞者はその研究内容において国内外で高く評価されています。また研究生活と並行してさまざまなライフイベントを経て研究を継続しているほか、次世代の育成など、多様なキャリアを切り拓いています。

* 総務省令和5 年科学技術研究調査結果

***

◾️「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」(主催:日本ロレアル)
https://www.loreal.com/ja-jp/japan/divs/commitments/fwis/
「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」の国内版として、日本ロレアルは2005年に日本ユネスコ国内委員会の協力のもと「ロレアルーユネスコ女性科学者 日本奨励賞」を創設。日本在住の若手女性科学者が研究活動を継続できるよう奨励することを目的とし、物質科学、生命科学の分野で、博士課後期課程に在籍または、博士後期課程に進学予定の女性科学者(40歳未満)を対象としています。毎年、物質科学・生命科学から原則、各2名(計4名)に奨学金100万円を贈呈しています。2025年度を含み81名の若手女性科学者が受賞しており、受賞後さらにキャリアを開花し、国内外で活躍しています。

◾️ロレアル財団と「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」について

https://www.forwomeninscience.com/(英語のみ)

ロレアル財団は、「女性のエンパワメント」をミッションに掲げ、彼女たちが自らの未来を創造し、社会に貢献できるよう、若い才能の発掘から、優れた研究者の功績を称えることまで、世代を超えた視点と専門的なプログラムを通じて、科学界における多様性の推進に貢献しています。ロレアル財団は国連ユネスコとのパートナーシップのもと、「世界は科学を必要とし、科学は女性を必要としている」という理念を礎に、女性科学者の支援プログラム「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」を1998年に立ち上げました。プログラム開始以来、140カ国以上から4,700人以上の女性科学者を支援、顕彰しています。

 また、未来の科学界を担う女性を奨励する目的で、若年層向けの「For Girls in Science」プログラムにも力を入れています。このプログラムでは、明日の科学的課題への意識を高め、卓越した女性のロールモデルを紹介することで、女子生徒たちが科学への関心を深めるきっかけを提供。次世代の女性科学者を支援し、彼女たちが科学分野で成功するための重要な「鍵」を提供しています。

 さらに、ロレアル財団は、美は自己確立の過程で重要な位置を占め、包括的な社会の実現を後押しするという信念のもと、脆弱な立場におかれている女性を対象に、美のプロフェッショナル分野における無料の研修プログラムを展開しています。

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