シンガポールに続き、日本品質の美容医療をアジアへ展開する海外成長戦略を推進
SBC Medical Group Holdings Inc.のプレスリリース
国内外の医療機関に経営支援を行う SBC メディカルグループホールディングス(所在地:米国カリフォルニア州、CEO:相川 佳之、以下「SBC」)は、アジア戦略の一環として、美容医療市場が急成長を遂げるタイへの本格参入を見据え、同国内で薬局・クリニック事業を20店舗以上展開し、在タイ日本人や現地顧客から厚い信頼を得るBLEZ ASIA Co.,Ltd.(所在地:バンコク、CEO:飯田 直樹、以下「BLEZ社」)とコンサルティング契約を締結いたしました。本契約に基づき、BLEZ社が新たに開院するシミ治療を中心としたクリニックに対して、SBCは経営支援を本格的に行ってまいります。具体的には、同クリニックの診療品質の基盤となるプロトコル整備に関与するとともに、現地の肌質傾向や環境を踏まえた導入機器の選定を行い、治療品質の適正化を支援します。なお、同クリニックはバンコクのアソーク地区において、年内を目途に運営を開始する予定です。
SBCは国内外に250超のクリニックネットワークを擁し、その年間総来院数は600万人を超えます。本提携により、SBCが日本で培った高品質かつ安全性の高い美容医療サービスと、BLEZ社が築いてきた現地の信頼基盤を融合させ、まずは駐在員層を起点に信頼を獲得します。そこで得られた実績を足掛かりに、順次タイ現地顧客、さらにASEAN諸国に認知と利用を拡大し、持続的な顧客基盤の形成と市場浸透を推進してまいります。
昨年のタイ美容医療市場※は、調査会社の推計によれば約3億7,224万米ドル規模で、2033年には約11億1,841万米ドルへ拡大すると見込まれています。2025年から2033年までの年間平均成長率(CAGR)は13.51%に達すると予測され、同国は医療ツーリズムのハブとして世界的な地位を確立しています。特に、約6万人と多くの日本人駐在員が暮らしていながら、「日本クオリティ」の美容医療を安心して受けられるクリニックは少なく、小規模クリニックの乱立によってサービス品質にもばらつきが見られます。このため、安定的かつ高品質な医療を提供できる大手グループの参入余地は極めて大きいと考えられます。
※Source: Astute Analytica, USA and Asia Pacific Aesthetic Medicine Market – Industry Dynamics, Market Size, and Opportunity Forecast to 2033, 2025 Edition
BLEZ社は、タイ・バンコクを拠点に10年以上の医療実績を持つ日系企業です。ブレズ薬局・ブレズ漢方薬局をはじめ、内科・歯科・動物病院など多様なクリニック事業を展開し、年間来院者数はクリニックで約1,200人、薬局で約10万人にのぼります。さらに、医薬品・サプリメント・医療機器の輸入販売、OEM製造、タイFDA申請登録、オンライン診療、フランチャイズ事業など、多角的かつ強固な事業基盤を有しています。こうした広範なネットワークと高いブランド力は、SBCのタイ市場進出を力強く後押しします。
SBCは2024年11月、シンガポールのAesthetic Healthcare Holdings(AHH)と提携し、同国での事業展開を開始しました。今回のBLEZ社との提携は、これに続くアジア戦略の新たな一手であり、ASEAN全域における市場拡大を加速させる重要なステップとなります。まずは駐在員層を起点に事業基盤を構築してまいります。そのうえで、高水準の医療サービスを継続的に提供することで、タイの美容医療市場に新たな価値を創出し、現地市場への着実な浸透を目指します。
BLEZ ASIA Co.,Ltd. CEO 飯田 直樹氏 コメント
タイの美容医療市場は年々拡大を続け、施術の品質や安全性に対する人々の関心も一層高まっています。こうした成長著しい市場において、日本最高峰の技術と実績を誇るSBC社と協力し、タイでサービスを提供できることは、私たちBLEZ社にとって新たな価値を生み出す大変貴重な機会です。今後は両社の強みと経験を融合し、日本発の高度で安心できる医療サービスをタイに根付かせ、地域の皆さまに長く愛されるブランドを築いてまいります。
SBCメディカルグループホールディングス CEO 相川 佳之 コメント
日本の美容医療は、きめ細やかな技術と安全性の高さにおいて世界に通用する競争力を持っています。SBCはこれまで、国内で品質と実績を積み重ねながら、海外展開の準備を進めてきました。成長著しいタイ市場において、BLEZ社のような信頼ある現地パートナーと手を組めたことは、当社のアジア戦略における大きな前進です。日本発の医療サービスが現地に根付き、新たな価値を生むモデルを構築していきたいと考えています。
BLEZ ASIA Co.,Ltd.について
社名:BLEZ ASIA Co.,Ltd.
設立年:2012年1月10日
店舗数:23店舗
CEO:飯田 直樹
本社所在地:415 Sukhumvit Road, Klongtoey Nua, Wattana, Bangkok 10110 Thailand
SBC メディカルグループホールディングス
SBC メディカルグループホールディングスは、先進的な美容医療をはじめ、皮膚科、整形外科、不妊治療、歯科、AGA、眼科など幅広い診療領域のフランチャイズ経営を行う総合医療グループです。多様なクリニックブランドを擁し、メディカルツーリズムや米国・アジアへのグローバル展開も進めています。2024 年9 月に米国 NASDAQ 市場へ上場し、2025 年 6 月には米国小型株指数「ラッセル 3000」にも選出されました。今後も「メディカルイノベーションで世界中の人々の幸福度向上に貢献する」というグループパーパスの実現に向け、信頼性の高い医療サービスの提供とネットワーク拡大を推進してまいります。
英文名:SBC Medical Group Holdings Incorporated
上場市場:NASDAQ Global Market
ティッカー(米国証券コード):SBC
所在地:200 Spectrum Center Drive Suite 300 Irvine, CA 92618 USA
CEO:相川 佳之
事業:医療機関(総合美容医療・皮膚科・歯科・AGA 治療・婦人科・不妊治療・眼科・整形外科・
再生医療、他)への経営支援事業
SBC メディカルグループホールディングス:https://sbc-holdings.com/jp
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、将来の見通しに関する記述が含まれています。将来の見通しに関する記述は、過去の事実や現在の状況に関する記述ではなく、将来の出来事や業績に関する当社の見解のみを示すものです。将来の出来事や業績の多くは、その性質上、本質的に不確実であり、当社のコントロールの及ばないものです。これらの将来の見通しに関する記述は、特に当社の財務実績、収益および利益の成長、事業の見通しと機会、資本配備計画および流動性に関する当社の現在の見解を反映したものです。場合によっては、「可能性がある」、「はずである」、「期待する」、「予想する」、「企図する」、「推定する」、「考える」、「計画する」、「予測する」、「予測する」、「可能性がある」、「希望する」といった言葉や、これらの否定語または類似語の使用により、将来の見通しに関する記述を特定することができます。当社は、本リリースの日付時点においてのみ最新であり、様々なリスク、不確実性、仮定、または予測や定量化が困難な状況の変化の影響を受ける将来見通しに関する記述を過度に信頼しないよう注意を促します。将来の見通しに関する記述は、経営陣の現在の予想に基づくものであり、将来の業績を保証するものではありません。当社は、法律で義務付けられている場合を除き、将来予想に関する記述の予想の変更、または当該記述の根拠となる事象、条件、状況の変化を反映するために、将来予想に関する記述の更新または修正を公に発表する義務を負うものではありません。そのような要因には、特に、世界的、地域的、または地方的な経済、事業、競争、市場、規制の状況の変化、および米国証券取引委員会(SEC)のウェブサイト(www.sec.gov)からアクセス可能な、当社が米国証券取引委員会(SEC)に提出した書類の「リスク要因」の見出しおよびその他の箇所に記載されているものが含まれます。
Contacts
福井 輝 / IR部長 E-mail: ir@sbc-holdings.com
脇山 亜希子 / CPRO E-mail: pr@sbc.or.jp