「BeliEVE Mentoring Program」を活用し、約10か月におよぶプログラムを実施
エスエス製薬株式会社のプレスリリース


エスエス製薬株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ニクヒレッシュ・カルラ)の解熱鎮痛薬ブランド『EVE(イブ)』は、目標を掲げて生きる女性が、本来持つ力を発揮し、前へと進み続けられる未来をつくる「BeliEVE PROJECT」を2024年より実施しています。その一環として、ウエルシア薬局株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中純一、以下ウエルシア薬局)と協働し、働く女性の活躍推進を目的とした「女性店長比率向上プロジェクト」を、2025年4月より実施しました。このたび、プロジェクト第1弾が終了し、その概要および結果を発表いたします。
第1弾の取り組みでは、より多くのウエルシア薬局の女性社員が多様な女性店長ロールモデルと出会い、女性店長への挑戦や自分らしいキャリアと向き合うモチベーションを高めることを目的に、キックオフや研修を経て、約6か月間にわたりメンタリングを実施しました。EVE(イブ)独自のメンタリングノウハウである「BeliEVE Mentoring Program」を活用し、全国各地の店舗で現役店長として勤務する15名の女性社員が「女性店長キャリアアンバサダー」となり、店長候補の女性社員をサポートしました。
プログラム実施前後のアンケート結果からは、キャリア形成に対する主体性と自信の高まりがうかがえ、キャリアへの前向きな意識変化が見られました。
プロジェクト第1弾が終了 メンティー・メンター双方のキャリアに前向きな影響
メンタリングを通じてメンティーのキャリア観が変化 「ロールモデルがいる」認識が4.8から7.1に上昇「店長職へ前向きになった」という声も多数
プログラム実施後、メンティー(受講者)の意識・行動面において、ほぼすべての項目でスコアの上昇が見られました。特に「自分らしいキャリアへの意欲」や「自己認識(強み・可能性の理解)」の向上が顕著であり、「キャリアを継続するためのロールモデルがいる」と回答した割合が 4.8 から 7.1 と大きく伸長しました。
また、「仕事において理想のキャリアを築いていきたい」(8.1から8.5)や、「自分自身の強みを理解している」(5.6から6.8)といった項目でも改善が見られ、メンタリングを通じてキャリア形成に対する主体性と自信が高まったことがわかります。さらに、本プロジェクトの目的である女性店長比率の向上に関しても、「店長職へ前向きになった」という声が複数見られ、具体的な行動・思考の変化を挙げる方も多数いたことから、女性リーダー育成に一定の効果がある結果となりました。

「理想のキャリアを築きたい」7.8から8.5に上昇 メンター自身の成長機会に
メンター側においても、プログラムを通じてキャリア意識や仕事への満足度が向上する結果となりました。特に「仕事において自分らしく理想のキャリアを築いていきたい」という項目では 7.8から8.5 と大きく上昇し、「自分自身の強み・伸ばしどころを理解している」(7.1から7.3)や「現在の仕事内容に満足している」(6.6から7.1)といった項目でも改善が見られました。このことから、メンタリングの実施はメンティーのみならず、メンター自身にとってもキャリアの再認識や自己成長の機会となっていることがわかります。

参加者の声
▼メンティー
-
仕事に対する向き合い方や店長職に対しての理解が深まり、今まで興味がなかった「店長」を目指したいと目標設定できた。
-
慣れない店長業務で不安が多い中、同じ経験をしている方がいることを知れ、皆が通る道だから今が頑張り時だと改めて気持ちを入れ替えるきっかけになった。
-
やりたい事、考えている事を口に出すようになった。また、今後の女性として働く上でのキャリアモデルになっていけるように頑張ろうと思えるようになった。
-
前向きになり、お店をよくしていきたい、みんなが働きやすい環境を積極的につくっていきたいと思うようになった。
▼メンター
-
「内省する」「傾聴する」「伝え方」など学ぶ事がたくさんあった。
-
メンタリングを通じてメンティーの気持ちや考え方の変化があり、ともに考え共有していくことができた。メンティーにとって自分が少しでも支え、並走できる相手であったことに非常に有意義さを感じた。
-
多くのことを学び、考える機会となった。自分自身の成長にもつながった。
「BeliEVE Mentoring Program」を活用し、約10か月におよぶプログラムを実施
今回は、女性店長比率が伸び悩む原因を探り、女性社員のキャリアの可能性を広げることを目的に、キャリアアンバサダーによる女性社員メンタリング活動を中心にプロジェクトを展開しました。
ドラッグストア業界ならではの店長志望率が低い要因などを分析する中で、ウエルシア薬局の女性店長比率が低い背景には、そもそも女性社員の店長志望率が低いという課題が判明。その理由として、店長になると「生活リズムの調整が難しそう」「休暇を取りにくい場面があるかもしれない」といった働き方への不安の声があることに加え、ライフイベントとの両立への懸念や、身近な女性ロールモデルの不足といった女性特有の要因も明らかになりました。
そこで、ウエルシア薬局社内に「キャリアアップのモチベーションとなるロールモデル」がいることが改善策の一つとなると考え、「女性店長キャリアアンバサダー」を中心としたアクションを実施しました。プロジェクトでは、全6回のメンタリングプログラムのほか、キャリアアンバサダー向けのワークショップを実施し、スキルや心構えの研修も行いました。

<具体内容>
キャリアアンバサダー向けのワークショップを実施
ウエルシア薬局でやりがいを持って店長業務に邁進している15名の女性を、女性店長キャリアアンバサダーとして認定。2025年1月22日には、全国各地から集まった15名の店長に対して、キャリアアンバサダーとしての活動準備に向けたワークショップを開催いたしました。「BeliEVE PROJECT」についての紹介のほか、今後メンターとして活動するためにEVE(イブ)が独自展開する「BeliEVE Mentoring Program」に基づき、株式会社Mentor For 代表 池原真佐子氏を講師として研修を実施。メンターとなる社員が、メンタリングを実践するうえで感じる戸惑いや課題を解消し、より効果的な対話を行えるよう、メンタリングとは何か、メンタリングの際の心構えやトークテーマに応じた具体的な会話スキルを学びました。また、メンティーに向けて、自身のキャリアや店長としてのやりがい、これまで乗り越えてきた困難なエピソードなどをまとめた公開プロフィールを作成し、そのプロフィールをもとにメンター役・メンティー役に分かれてデモンストレーションも実施しました。
ワークショップ参加者からは、「こんな私でも店長ができている。完璧ではないけれど自分なりの店長業務ができていることを伝えていきたい。」、「仕事とプライベートを充実させるためには効率化が重要。ともに働くスタッフやメンティーにその重要性を伝えながら、仕事とプライベートのバランスの実現に向けて伴走していきたい。」など、のコメントが寄せられました。
詳細:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000146627.html


「BeliEVE Mentoring Program」を活用し、約6か月間にわたり14組26名がメンタリングを実施
女性管理職育成に特化したメンタリングの知見を持つ株式会社Mentor Forの監修のもと、「BeliEVE Mentoring Program」を活用し、約半年間にわたるメンタリングを実施しました。

全国各地から集まった13名の店長がメンター、店長を目指す女性社員14名がメンティーとなり、メンター自身の多様なキャリアや実体験をもとに、メンティーとアドバイスや対話を重ねました。メンタリングは、オリジナルコンセプトに基づき月に1回、全6回のテーマで構成。「社会人10年目以降のキャリア継続の可能性」をテーマとした回では、自身のキャリアビジョンを描き、「キャリアで一歩踏み出すための勇気と自信」をテーマとした回では、自分を受け入れ一歩を踏み出すための自信について対話を重ねるなど、様々な方向からキャリアについて考えるきっかけを創出しました。メンティーだけでなく、メンターにとっても自身を見つめ直す契機や、さらなるキャリアアップを志すきっかけとなるなど、ポジティブな変化をもたらしました。
<実施背景>
EVE(イブ)は2024年より「目標を掲げて生きる女性が、本来持つ力を発揮し、前へと進み続けられる未来をつくる」ことを目的に、「BeliEVE PROJECT」を実施しています。
ウエルシア薬局は、女性管理職比率・女性店長比率30%および経営会議等意思決定の場に1/3以上女性がいることを目標に掲げ、無意識的なキャリアに関するバイアスに働きかけるセミナーを経営者層向けに実施するなど、様々な取り組みを行っています。女性管理職比率向上を目指し、2020年から女性活躍推進を強化しているウエルシア薬局がBeliEVE PROJECTに強く賛同し、本プロジェクト実施に至りました。
ウエルシア薬局 担当者コメント
ウエルシア薬局株式会社 人事本部人事企画部長 西村 佳代 氏
エスエス製薬様との協働により「BeliEVE Mentoring Program」を実施し、女性社員が自らのキャリアを前向きに描く大きなきっかけとなりました。
オンライン中心で進めてきたメンタリングですが、最終回には全員が一堂に会する対面形式を初めて実施。実際にメンターと直接言葉を交わしたメンティーからは、「これまで女性店長が身近におらず、自分には無理だと思っていたけれど、目の前で生き生きと活躍する姿を見て、自分もやってみたいと思った」という声が多く聞かれました。
こうした反応をみて、「女性活躍はもう当たり前」と思い込んでいたことに気づかされ、改めて現場でのロールモデルの存在の大切さを実感しました。
本プログラムを通じ、女性店長が次の世代を育てるという好循環が始まっています。今後は、メンタリングをウエルシアの企業文化の一つとして根づかせ、誰もが挑戦できる風土づくりを進めてまいります。

EVEブランド担当者コメント
エスエス製薬株式会社EVE(イブ)アシスタントブランドマネージャー 平川 梨絵 氏
EVEは、目標を掲げて生きる女性が、自分らしく前へ進む力を信じられる社会の実現を目指しています。今回の『BeliEVE Mentoring Program』では、ウエルシア薬局の皆様とともに、店長職への挑戦に前向きな意識変化が生まれたことを大変嬉しく思います。ロールモデルの存在が“自分にもできるかもしれない”という希望につながり、メンティーだけでなくメンター自身にも成長の機会をもたらしました。EVEは今後も、女性たちがキャリアの壁を乗り越え、自分らしい未来を描けるよう、企業や社会と連携しながら支援を続けてまいります。

「BeliEVE Mentoring Program」とは
「BeliEVE Mentoring Program」は、女性管理職育成をはじめとしたメンタリングの知見と実績を持つ株式会社Mentor For監修のもと開発したもので、女性が自身のキャリアに対する展望を描きやすくするために、ロールモデルとつながる機会を提供するものです。
多くの社会人女性が向き合うことになる“10年目の壁”を乗り越えられるよう、メンティーは社会人10年目以下の方をメインターゲットとし、彼女らが抱えやすい課題をテーマにした全6回の講座となっています。また、メンターを初めて務める方でも自信をもって遂行できるよう、事前にメンター向け研修の実施も用意しています。「BeliEVE Mentoring Program」を通じて、女性たちが“10年目の壁”によって自分らしいキャリアを諦めなくてもいい社会を実現できるよう、サポートしていきます。
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000146627.html
エスエス製薬について
エスエス製薬はOTC医薬品(市販薬)やヘルスケア製品に特化した製薬会社です。1765年の創業以来、260年にわたり健康へのニーズに応えるさまざまな製品を提供しています。世界100カ国で事業を展開し、OTC医薬品およびVMS(ビタミン、ミネラル、サプリメント)市場で世界第3位の事業規模を持つオペラの日本事業を担っています。エスエス製薬は、今後も「スイッチOTC医薬品」など付加価値の高い医薬品の開発やセルフメディケーションの推進を通じて、人々の健康と生活の質の向上に貢献してまいります。
エスエス製薬株式会社の詳細は、https://www.ssp.co.jp/をご参照ください。
ウエルシア薬局について
ウエルシア薬局は、企業理念「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します」のもと、主に調剤併設型ドラッグストアチェーンの運営を行っています。「調剤併設」「カウンセリング営業」「深夜営業」「介護」の4つの柱をビジネスモデルとしたドラッグストアを39都道府県に約2,200店舗展開しています。
ウエルシア薬局Webサイト:https://www.welcia-yakkyoku.co.jp/
関連リンク
イブ解熱鎮痛薬シリーズの詳細は、https://www.ssp.co.jp/eve/ をご参照ください。
MAT-JP-2408946 -1.0-11/2025

