TANO、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」での活用を本格展開

~ 高校DX加速化に向けた体験型モーショントレーニングと科学的介護学習を提供 ~

TANOTECH株式会社のプレスリリース

TANO(タノ)が、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」採択校に導入されました。本制度は、高校教育の個別最適化と協働的な学びを実現することを目的に、デジタル技術を活用し新しい教育モデルの構築を推進するものです。

非接触型モーションセンサーを用いるTANOは、身体の動きを入力とする体験型学習ツールとして、探究活動だけでなく文理横断型の学びや科学的介護の理解を支援する教材として期待されています。


【TANO導入の背景と期待される効果】

■ 1. DX教育の潮流とTANO導入の背景

文部科学省のDXハイスクールでは、以下のポイントが重点項目です。

  • ICT活用の高度化

  • 文理横断型学習の推進

  • データ利活用能力の育成

高校教育では「体験を通じてデータを扱う力」が求められており、学びを“体験で終わらせない”教育設計が重要になっています。こうした背景から、TANOの導入が進んでいます。

■ 2. TANOの特長と教育価値

TANOは、生徒の身体や声を入力として扱うモーション学習システムで、300種類以上の運動・認知・発声プログラムを搭載しています。
主な教育効果は以下のとおりです。

  • 身体動作・発声を通じた主体的・協働的学習

  • 動きのデータ取得と可視化による分析スキルの向上

  • 探究/PBLでの「測定 → 分析 → 改善 → 発表」の一貫した学習支援

  • 福祉・介護分野での実績を生かし、社会課題を理解する学習と接続

  • センサーや記録データを活用した“科学的介護”に触れる機会を提供

特に福祉系高校では、従来の「体験型授業」で終わらず、介護テクノロジーを場面に応じて選び活用できる人材育成を支援できる点が高く評価されています。

【学校現場での活用事例】

■ 保健体育 × 理科 × 情報科の連携授業

TANOで収集した動作データを分析・改善し、文理を横断する学びを実施。

■ 探究活動でのデータ活用

運動効果・健康指標などをテーマに、データ加工・考察、プレゼンテーションまでを生徒が主体的に実施。

■ 福祉科での科学的介護の学習

記録・センサー・動作データを活用し、評価→振り返り→改善までを実施することで、介護DX・EBPM型ケアにつながる学び が可能に。

■ DXモデル授業への応用

他のデジタル機器との組み合わせにより、DXハイスクール補助対象の学習環境を構築。

【DXハイスクールとの整合性】

TANOは、DXハイスクールが掲げる重点項目と高い整合性があります。

  • ICT活用による学びの革新

  • データ活用・分析力の育成

  • 文理横断型の学習設計

  • 地域・社会課題を扱う探究活動の充実

  • 科学的根拠(EBPM)に基づく学びの実践

導入により、学校は単なる機器導入ではなく、“実践的なDX教育モデル”の構築 を進めることができます。

 

 

【今後の展開】

TANOTECHはDXハイスクール各校・教育委員会と連携し、以下の取り組みを推進します。

  • 教育とヘルステックを組み合わせた新たな学習モデル開発

  • 教材開発や学習素材の共同制作

  • センサーやデータの見方を高校生向けにわかりやすく伝える教材の提供

  • 介護現場における具体的な活用シーンの共有

  • 高校向けカリキュラムパッケージの整備

  • 教員研修・運用サポートの強化

  • 生徒との共創による実証・社会実装の推進

TANOは今後も、教育・福祉・医療・地域コミュニティなど多分野での活用を進め、学校教育におけるデジタル学習環境の発展に寄与してまいります。


【TANOについて】

TANOは、非接触・非装着型センサーを用いたモーショントレーニングシステムで、約300種類以上の運動・認知・発声コンテンツを搭載。リハビリ、介護、健康づくり、教育、研究など幅広い分野で利用されています。海外では韓国・台湾・香港・中国・マレーシア・タイ・シンガポール等で活用され、フィンランドでは教育教材としての実績があります。

令和5年度にはAMED(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構)の「ロボット介護機器開発等推進事業」に採択され、機能強化と普及促進に向けた開発が進められています。

 

社会人向け:課題解決型プログラム教育
慶應義塾大学:イベント(新聞紙をコントローラーに)
学生インターン:コンテンツ開発
北里大学:イベント(課題解決型教育イベント)
藤沢市:イベント(プログラミング教室)
慶応義塾大学:イベント(プログラミング教育)

 

【会社情報】

会社名

TANOTECH株式会社

本社住所

神奈川県平塚市宮の前1-4 パーレン平塚ビル5F

代表者

代表取締役 三⽥村 勉

会社ホームページ

https://tanotech.jp/

主な事業

TANOの開発‧及び国内‧海外展開

理念

TANOTECHは笑顔の環境づくりのため、世界規模での社会福祉教育のプラットフォーム共創を⽬指します。

【受賞‧認定‧採択】

‧国立研究開発法人日本医療研究開発機構 令和5年度「ロボット介護機器開発等推進事業」 採択

‧大阪府、「いのち輝く未来社会」10歳若返り事業 採択

‧⼤阪健康寿命延伸産業創出プラットフォーム

‧⼤阪府知事賞モデル機器

‧アジア健康⻑寿イノベーション賞2021 国内最優秀事例採択

‧JETRO「新輸出⼤国コンソーシアム」採択企業

‧経産省 はばたく中⼩企業‧⼩規模事業者300社2020 選定企業

‧RE-CAREWARDヘルステック部⾨ 銅賞 ‧福祉⽤具情報システムTAISコード‧TAIS:01681 – 000005

‧公募型さがみロボット特区採択商品

‧先進的IoTプロジェクト採択商品

‧JETRO⽇本⽼齢産業企業名鑑掲載機器

‧厚労省 介護ロボットの開発と普及2021、2017、2016掲載

‧厚労省 介護ロボット導⼊事例2017掲載

‧厚労省 介護ロボットのニーズシーズ事業28P掲載

‧天津国家運動商品監督検査センター認定機器

‧大阪産業局「咲洲テック‧ラボ‧プログラム」採択

‧福祉用具‧介護ロボットの開発と普及2023(130P) 掲載

‧「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創パートナーに登録

‧「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジに登録

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