株式会社AppBrewのプレスリリース
こんにちは、LIPS編集部です。LIPSユーザーの美容事情や、ビューティトレンドをピックアップする『LIPS labo』。今月号では、近年よく耳にするようになった「現代人は疲れている」、その背景を紐解くためユーザー自身が感じる疲れ、そして美容オタクならではのケア方法を調査しました。(※LIPSユーザーを対象にアンケート集計期間:2025年10月17日(金)~10月24日(金) n=2,359)
1.LIPSユーザー約2,300人の「疲れ」度はいかに…
なんと、全体では「とても感じる」・「感じる」合わせて約9割の人が疲れていると感じると回答。また、年代別のグラフを見ても10代〜40代以上のすべての年代で、同様に約9割が「日常的に疲れを感じている」ということがわかりました。
ユーザーの回答からも、多くの人が慢性的な疲れを抱えている現状がうかがえ、いま語られている”疲れに関する社会的なテーマ”とも重なる結果となりました。
疲れの3大要因は「睡眠不足」・「仕事関連」・「人間関係」
全体で最も疲れの要因とされているのは、「睡眠不足(睡眠の質が悪い)・・・26%」でした。
世代問わず一番多く票が集まっており、最近のSNSでも、「シャクティマット」といった挑戦的な睡眠グッズがバズるなど、睡眠に何かしら問題や悩みを抱えている人が多いと改めて認識できます。
また、二番目には「仕事に関すること・・・23%」に回答が集まりました。20代〜40代以上の世代では特に仕事関連での疲れを感じる人が多い様子。「出社回帰で出勤も多くなっている」、「チャットやメールでいつでも仕事の連絡がとれ、ON/OFFしにくい」、「複数の仕事をしており、常にタスクに追われている」など、現代ならではの仕事のお悩みからくる疲れも多いのではないでしょうか。
美容好きなユーザーの中でも約半数が”美容疲れ”を感じている!
“美容疲れ”も最近耳にするようになったワードのひとつ。LIPSユーザーの中でも「とても感じる」「感じる」「時々感じる」の回答を合わせると、約半数の人が”美容疲れ”を感じることがあると判明しました。
“美容疲れ” を感じる瞬間は?
・ルッキズム社会に辛さを感じる(10代前半)
・お風呂上がりのケアの工程が多く、その分時間がかかってしまう(20代後半)
・情報や選択肢が多すぎて何を選べば良いのかわからない(20代前半)
・新しい成分やアイテムの流行がめまぐるしく「これで良い」と落ち着くところがない(30代前半)
・美容室・まつ毛・まゆ毛・ネイル・ホワイトニングなど異なるサロンに通うことが大変(30代前半)
・疲れていてもケアを怠ってはいけない使命感がある(40代以上)
特に10代〜20代からは「細い体型がかわいい」「毛穴のない白い肌が美しい」などとされている今の風潮である、ルッキズム社会の影響が大きいことがわかりました。
また、全世代通して特にスキンケアをはじめとしたケアアイテムの情報量の多さ、アイテムの多さ、工程の多さ、そしてどんなに疲れていてもそれを「やらなければならない」という意識に駆られる点に疲れを感じる声が寄せられていました。
美容が好きなユーザーだからこそ、たくさんの美容情報を日々キャッチしており、そしてどんどん取り入れる貪欲な姿勢が反して“美容疲れ”にも繋がっている現状がうかがえます。
2.”セルフケア”の方法とアイテムのニーズをチェック
“疲れを取るためのセルフケア”を取り入れているかの調査では、全体で「時々する」「よくする」合わせて70%以上と、積極的にセルフケアを行なっている様子がわかります。
また、年代が上がるごとにセルフケアニーズが高まる傾向が見えてきました。
実際に取り入れられているケア方法とは
続いては、上記の質問でセルフケアを「よくする」「時々する」と回答した方が、実際にどのようなケア方法を行なっているかを深掘り。
上位の回答は「入浴/半身浴・・・19%」、「スキンケアなどを丁寧に行う・・・19%」「ストレッチや軽い運動・・・15%」となりました。
そんな”セルフケア”ではどんなアイテムが愛用されているのでしょうか?みんなの推しアイテムを調査しました。
✔️”セルフケア”で想起するアイテム
みんなの推しセルフケアアイテム調査では、『クナイプ』のバスソルト、『AYURA』の入浴料シリーズ、『ダルバ』のシートマスクを挙げる人が多数となりました。
疲れている時こそ、普段よりちょっぴり贅沢なケアでおやすみ前の時間を満たしているようです。
3.2025年みんなのボディケア事情・人気の香りと重要性を調査
ボディケアの頻度は昨年比で減少傾向に
ボディケアを「毎日行なっている」と答えたのが全体で41%ほど、世代ごとの調査でも各世代50%を満たない数値でした。昨年行ったLIPS laboの調査では「毎日行なっている」と答えたのが51%と、今年は10%ほど下がる結果に。
“美容疲れ”の調査結果で出たように、毎日ケアをしたくても疲れていてやりきれない人が増加の傾向にあるのではないでしょうか。
アウトバスケアはしっとり軽やかな仕上がりが好まれている
使用しているボディケアアイテムでは「ボディソープ」が一番多く、アウトバスケアでは「ボディクリーム」「ボディミルク」人気が高い結果に。「ボディオイル」は少数派となっており、保湿はしたいけれど軽い仕上がり感が求められていると考えられます。
また、「入浴剤」を使用している人が多いのも注目したいポイント。ユーザーお気に入りのセルフケアアイテム調査でも入浴剤を挙げる人が多く、お風呂時間を少しでも楽しみたい意欲がうかがえます。
ボディケアには「香りが必要」派が多数
続いては、「香り」に関する調査をしました。ボディケアアイテムに香りが必要と思う人は、全体で「とても思う」「やや思う」合わせると75%、対して「全く思わない」・「あまり思わない」の回答は合わせても5%ほどに。
ボディケアアイテムに対しては、多くの人が「香りが必要」と感じていることがわかります。
全世代好きな香りNo.1は「フローラル系」
ボディケアアイテムの好きな香りの系統は、全世代「フローラル系」が一番人気でした。二番目には同じく全世代で「柑橘系」が選ばれています。それ以降は、世代間で少しずつ差が出てきており、10代は「シャボン系」、20〜40代以上は「ムスク系」が人気に。
また、30代〜は、「ハーバル系」などナチュラルな香りを好む人の割合が増えているのが特徴として現れていました。
商品ターゲットの世代間に合わせて、香りを選ぶのもひとつの手法かもしれません。
“清潔感”のある香りに人気が集まる
さらに深掘りし、具体的に好きな香りの種類をヒアリング。
上位3つは、「ムスク」「ホワイトムスク」「ホワイトリリー」となりました。全体的には上の質問の回答結果のように「フローラル系」「ムスク系」の香りが挙がっており、さらに名前に「ホワイト」がつくような清潔感を連想させる香りの人気の高さがうかがえます。
そのほかにも「ラベンダー」「ベルガモット」「ミュゲ」「ジャスミン」をはじめとした、花や植物の香りに票が集まっており、香りを嗅ぐことで落ち着きや安らぎなどを求めているのではないかと推察します。
4.現代人の疲れは深刻。睡眠やセルフケアにはポテンシャルが期待できる
“疲れ”には香りが効果的!
今回の調査では、各世代「睡眠」に関する問題が疲れの一番の要因であることが判明しました。本文で紹介した「シャクティマット」だけでなく、リカバリーウェアや睡眠採点アプリ、温活グッズなど睡眠の質改善への関心は広がっており、今後も市場拡大が望めるのではないでしょうか。
また、疲れているときのセルフケアに「香り」を重視する人も多いことがわかりました。従来のセルフケアアイテムに落ち着く香りを用いるのはもちろん、香水、柔軟剤、もっと広く考えればお菓子や飲料なども、「癒やし」「疲れ」などがマーケティングや商品開発のひとつのキーワードになるかもしれません。
引用時のお願い
本調査分析を転載ご利用いただく場合は、出典元として下記のような記載お願いいたします。(例:「『LIPS』による調査」「『LIPS』調べ」など)
LIPSについて
2017年1月にサービスをローンチし、「コスメ・メイクのクチコミ検索アプリダウンロード数No.1」に(*出典:AppTweak 日本国内 iOS & Android、合計:2020年1月〜2025年6月)。2022年10月には「なりたい自分を、もっと自由に。」のコンセプトを体現するロゴへリデザイン。性別・世代を問わず、メイクや美容を通じて個々人の「幸せ」や「なりたい姿」を自由に追求できるプラットフォームに。さらに2025年2月には累計1,300万ダウンロード(※当社調べ/調査期間:2017年1月〜2025年2月、調査対象:App store・Google Playからのダウンロード数総合計)を突破。メイクやスキンケアに関する商品レビューやユーザー間コミュニケーション、人気ランキング、新商品情報やプレゼント企画など様々な機能やコンテンツを無料で提供しております。
会社概要
社名:株式会社AppBrew
所在地:東京都文京区本郷1丁目11-6 東接本郷ビル4階
代表取締役社長:松田崇
事業内容:美容プラットフォームアプリ「LIPS」の企画・開発・運用
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