― 「寝る前のスマホ習慣と睡眠意識」に関する調査を実施 ―
ムーンムーン株式会社のプレスリリース
快眠メディア「快眠ランド」を運営する「ムーンムーン株式会社」では、20代〜70代の男女300名を対象に「寝る前のスマホ習慣と睡眠への影響」に関する意識調査を実施しました。その結果、**約9割(94.0%)が“寝る前のスマホをやめたいと思いながらも、やめられていない”**という実態が明らかになりました。睡眠の質の低下が社会課題として注目されるなか、「やめられないスマホ習慣」が個人の睡眠にどのような影響を与えているのかを可視化しました。
調査背景
近年、スマートフォンの利用時間は増加の一途を辿り、就寝前の使用は多くの人にとって“当たり前の行動”になっています。一方で、ブルーライトや情報刺激による入眠遅延・睡眠分断への懸念は多数の研究で指摘されています。本調査では、**「やめたいのにやめられない」**という“意思と行動のギャップ”に注目し、実際の利用実態とその背景を明らかにすることを目的としました。
調査サマリー
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約9割(94.0%)が、寝る前のスマホは「良くない」と感じながらもやめられていない
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寝る前にスマホを使う習慣がある人は約7割(69.0%)
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就寝前に行う行動の最多は「SNS閲覧」(28.2%)、次いで「動画視聴」(22.3%)
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約7割(65.0%)が寝る前のスマホ使用が“睡眠の質に影響する”と回答
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やめられない理由は「習慣になっている」「つい触ってしまう」が上位
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今後取り入れたい対策は「別ルーティンの導入」「使用ルールを決める」など、一定の改善意向が見られた
※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。
詳細データ
Q1. あなたは寝る前にスマホを使う習慣がありますか?

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毎日使う:69.0%
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週に数回使う:18.0%
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ほとんど使わない:8.3%
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全く使わない:4.7%
→ 約7割(69.0%)が「毎日使う」と回答し、就寝前のスマホ利用が強固な生活習慣となっている。一方で「全く使わない」層は1割未満にとどまり、非利用者はごく少数派である。“寝る前にスマホを触る”行動が、ほぼ標準的な就寝前ルーティンになっている実態が浮かんだ。
Q2. 寝る前にスマホでよく行うことを教えてください

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SNS(X / Instagramなど):28.2%
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動画視聴(YouTube / Netflixなど):22.3%
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ニュース・記事チェック:18.2%
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ゲーム:9.8%
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メッセージアプリ(LINEなど):8.6%
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ネットショッピング:3.9%
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その他:9.0%(特に決まっていない:3.6%、学習・自己啓発:2.8%、使わない:2.6%)
→ SNS(28.2%)と動画視聴(22.3%)が突出し、情報刺激の強い行動が入眠直前に集中している。特にSNS閲覧は“終わりどころが作りにくい”特性があり、睡眠習慣への影響が懸念される。
Q3. 寝る前のスマホ使用が「寝つき」や「睡眠の質」に影響すると感じますか?

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少し影響している:47.3%
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あまり影響していない:28.3%
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とても影響している:17.7%
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全く影響していない:6.7%
→ 約7割(65.0%)が「睡眠に影響がある」と感じており、悪影響の自覚は広く浸透している。「とても影響している」だけでも17.7%存在し、深刻に捉えている層も一定数いる。入眠遅延や睡眠の質低下が、個々の体感レベルで明確に課題として認識されている状態である。
Q4.「寝る前にスマホを使うのは良くない」とわかっていても、やめられない理由を教えてください

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習慣になっているから:29.5%
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つい触ってしまうから:19.2%
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情報収集に必要だから:16.3%
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暇つぶしになるから:13.4%
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リラックスできるから:12.7%
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やめる必要性を感じないから:4.0%
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その他:4.9%(使っていない:3.1%、特に理由はない:1.8%)
→ 最多は「習慣になっている」(29.5%)で、続く「つい触ってしまう」(19.2%)も多く、無意識的な使用が目立った。一方で、「やめる必要性を感じない」(4.0%)層もおり、行動見直しのハードルが高い層も見受けられた。
Q5. スマホを使わずに寝るために、今後取り入れたい対策はありますか?

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特に対策しない:25.4%
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読書やストレッチなど別のルーティンを作る:17.7%
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就寝前のスマホの使用ルールを決める:15.6%
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スマホを手の届かない場所に置く:15.4%
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スマホのナイトモードを設定する:9.3%
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間接照明やアロマなどで環境調整:9.1%
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その他:7.5%(アプリをスクリーンタイム設定で制限する:4.1%、入眠サポートアプリを使う:2.0%、その他:1.4%)
→ 最多の「特に対策しない」は25.4%と消極的だが、約7割は何らかの工夫を取り入れようとしていることがわかる。「別ルーティンの導入」(17.7%)や「使用ルールの設定」(15.6%)など、行動変容に結びつく選択肢も一定数選ばれた。一方で対策なしが最大項目であることから、改善ニーズよりも“習慣の惰性”が勝っている層が多いことがうかがえる。
調査結果のまとめ
今回の調査では、寝る前のスマホ行動が「睡眠に悪影響」と認識しながらも、習慣化によってやめられない実態が浮き彫りになりました。特に、94%という圧倒的な割合が「やめられない理由」を選択しており、就寝前のスマホ使用が“個人の意思だけでは改善しにくい行動”として定着していることが示唆されました。
快眠ランド運営者のコメント
運営者:竹田 浩一のコメント

今回の調査から、就寝前のスマホ使用は単なる娯楽行動ではなく、“習慣としての依存度”が高いことが読み取れます。一方で、睡眠の質を改善するには“入眠前の刺激コントロール”が非常に重要です。快眠ランドとしては、スマホに代わる入眠ルーティンの提案や、睡眠環境づくりの重要性を引き続き発信してまいります。
調査概要
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調査名:寝る前のスマホ習慣と睡眠意識に関する調査
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調査方法:インターネット調査
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調査対象:全国20代〜70代の男女300名
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調査期間:2025年11月
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実施機関:快眠ランド
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