特許庁のプレスリリース
近年、アパレル業界は地球規模の環境課題や消費者意識の変化に直面しており、サステナビリティや機能性、耐久性など新たな価値が求められています。こうした変化の中で、素材の革新、機能性の追求、異分野への技術応用など、持続可能で新しい価値創造に挑む企業が知財を活用し、ビジネスの発展を実現しています。知財は単なる権利保護にとどまらず、イノベーションの社会実装や事業成長の基盤として重要な役割を果たしています。
本号を通して、アパレルの未来を切り拓く技術と知財戦略の力を知っていただければ幸いです。
■特許庁広報誌「とっきょ」掲載先
https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/index.html
特集1:スマートアパレルという未来の可能性に「知財」を「投資」する!(株式会社Xenoma Co-Founder & 代表取締役CEO 網盛 一郎 氏 インタビュー)
東京大学発ベンチャーのXenomaは、伸縮性エレクトロニクス技術を核に、衣服そのものをセンサーとするスマートアパレル「e-skin」を開発。日常の衣服と変わらない着心地と耐久性を実現し、ヘルスケアや産業分野に革新をもたらしています。知財を「投資」と捉え、事業成長の基盤として積極的に活用するXenomaの知財戦略について、網盛社長に伺いました。
■特集1掲載先
https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/vol66/01_page1.html
特集2:新素材技術で拓き、知財が支える、持続可能なウェルビーイングへの貢献(Spiber株式会社 取締役兼代表執行役 菅原 潤一 氏 インタビュー)
Spiberが開発した次世代タンパク質素材「Brewed Protein™」は、微生物発酵技術を用いて持続可能に生産できる新世代素材。環境負荷を大幅に低減し、ファッション・アパレル業界のみならず多分野で注目されています。知財を多角的に活用し、事業成長の基盤及び競争優位性の源泉として位置づけるSpiberの取組について紹介します。
■特集2掲載先
https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/vol66/02_page1.html
誌面だけでは伝えきれない知財の可能性をお届けするため、「観る「とっきょ」」動画を公開しています。
本号では、長年培ってきた長年培ったニット技術を発展させ、衣料から医療へ挑戦している福井経編興業の知財戦略を動画で紹介しています。
そのほかにも、知財を活用したアパレル分野の多様な取組を紹介していますので、是非ご覧ください。
掲載内容
(特集1)スマートアパレルという未来の可能性に「知財」を「投資」する! 「株式会社Xenoma」
(特集2)新素材技術で拓き、知財が支える、持続可能なウェルビーイングへの貢献 「Spiber株式会社」
(マンガ)知財戦略どうやって取り組んでいるの? 「福井経編興業株式会社」
(支援事例紹介)知財支援はINPITにおまかせ! 「株式会社橋口加工食品研究所」
(職員解説)産業財産権制度140周年特別企画 「新しいタイプの商標が登録可能に」
(解説)最新の知財トピック 「先行技術文献調査のプロ集団 『登録調査機関』 インタビュー動画を公開!」
(お知らせ)特許庁からのお知らせ 「知財セミナー『つながる特許庁』を全国9都市で開催!」、「『魅力発見! 地域ブランドフェスタ』を開催」、「EXPO2025 JPO-WIPO AWARDの受賞者を決定」
(事例紹介)ふくしまイノベーション企業ファイル 「會澤高圧コンクリート株式会社」
(事例紹介)身近な知財 「唯一無二の機能でもう一度履きたくなる靴下(西垣靴下株式会社)」
特許庁広報誌「とっきょ」とは
特許庁は、幅広い層に知的財産への関心を持っていただくため、知的財産活用の成功事例や特許庁の最新ニュースをお届けする広報誌「とっきょ」を発行しています。
今やビジネスにおいて避けては通れない「知財」について、その経営上の位置づけをトップに伺うことで、知財部員のみならず広い層のビジネスパーソンにまで知財の重要性を訴求することを狙いとしています。
また、これまで知財に関心のなかった方々にも興味を持ってもらえるよう、取材企業の選定や、特集コンテンツについて工夫を凝らし、制作しています。
知財にまつわる情報を様々な角度から学び、楽しめる一冊になっていますので、是非ご覧ください。
■特許庁広報誌「とっきょ」掲載先
https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/index.html
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