株式会社NEXER・漢方を使った目的に関する調査
株式会社NEXERのプレスリリース
■漢方を使った目的は何?
近年、健康志向の高まりとともに、漢方薬は西洋医学とは異なるアプローチで、体質改善や様々な不調の緩和を目的として利用されています。
とくに現代社会において、ストレスや不規則な生活習慣は身体のバランスを崩しやすく、結果として多様な不調を抱える方々が増えています。
ということで今回は「漢方みず堂」と共同で、事前調査で「漢方薬を利用したことがある」と回答した全国の男女300名を対象に「漢方を使った目的」についてのアンケートを行いました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと漢方みず堂による調査」である旨の記載
・漢方みず堂(https://www.mizdo.com/)へのリンク設置
「漢方を使った目的に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年11月7日 ~ 11月17日
調査対象者:事前調査で「漢方薬を利用したことがある」と回答した全国の男女
有効回答:300サンプル
質問内容:
質問1:漢方薬を使う目的を教えてください。
質問2:漢方薬を飲み始めたきっかけを教えてください。
質問3:実際に効果を感じましたか?
質問4:飲み始めてどれくらいで効果を実感できましたか?
質問5:漢方の利用を始めるにあたって懸念点はありましたか?
質問6:どのような懸念点がありましたか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■漢方薬を使う目的、31.3%が「胃腸のトラブル」
まずは、漢方を使う目的は何かを聞いてみました。
最も利用目的が多いのは「胃腸のトラブル」で31.3%を占めており、漢方が西洋医学では対処しにくい慢性的な体調不良や、生活の質の根幹に関わる問題に対して求められていることが分かります。
冷え性、体質改善、慢性痛も高い割合を占めており、多くの方が漢方による根本的な改善を期待していることが分かります。
次に、漢方薬を飲み始めたきっかけをくわしく聞いてみました。
漢方薬を飲み始めたきっかけは?
・生理不順で肌荒れも凄いから。(30代・女性)
・精神的なストレスで喉がものを飲み込みにくい時に病院で処方された漢方が効いたので。(30代・女性)
・ある医者が漢方を取り入れていた。それがとても良く効いていると実感があった。(30代・女性)
・パニック障害になって。(40代・男性)
・西洋の薬で効きが悪かったとき。(40代・男性)
・普通の薬による副作用を懸念したため、漢方薬を使用した事。(50代・男性)
・アトピー性皮膚炎の症状が軽減していたが、まったく完治しないことから、根本的改善のため、基礎代謝上げる処方箋を得ました。(50代・男性)
・息苦しく窒息感があり、かかりつけ医に診察してもらった結果、心臓などに異常はなく更年期の症状と判断されたことがきっかけで処方していただきました。(50代・女性)
・咽頭がんの手術をして喉の痛みが取れなくて先生に相談したら漢方薬を飲むことをすすめられたから。(60代・男性)
・花粉症で辛く、西洋薬は必ずと言っていい程副作用が出るので、薬剤師の方から勧められた物を飲み始めたのがきっかけ。(60代・女性)
漢方薬の利用開始は、西洋医学での対応が難しい、または対症療法では不十分な根深い症状へのアプローチを目的としていることが分かります。
「生理不順」「パニック障害」「更年期症状」といった体質や精神のバランスの乱れ、「アトピー」のような慢性の難治性疾患に対し、根本的な改善が期待されています。
とくに「西洋薬で効きが悪かったとき」や「副作用を懸念したため」といった意見が示すように、西洋薬の限界や副作用リスクの回避を目的とした代替策として漢方が選ばれています。
また、「医師の処方」や「漢方を取り入れている医師」の存在が大きなきっかけとなっており、専門家からの推奨と、自身の具体的な病状への効能実感が、利用開始の主要な動機のようです。
幅広い年齢層で、自身の健康課題に対し、根本的で身体に優しい解決策を求めていることが分かります。
■61.7%が、実際に効果を「感じた」
次に、実際に効果を感じられたかを聞いてみました。
漢方薬の利用経験者のうち、「とても感じた」と「やや感じた」を合わせると61.7%が効果を実感しており、漢方に対する満足度は比較的高いと言えます。
続いて、飲み始めてどれくらいで効果を実感できたかを聞いてみました。
「数日以内」に効果を実感した方が38.4%と最も多いことから、初期段階から体感できるケースが多いようですね。
■22%が、漢方の利用を始めるにあたって懸念点は「あった」
次に、漢方の利用を始めるにあたって懸念点はあったかを聞いてみました。
漢方の利用開始時に「懸念点があった」と回答した方は22%に留まり、約8割は大きな懸念なく利用を始めていることが分かりました。
どのような懸念点があったのか聞いてみたので、一部を紹介します。
どのような懸念点があった?
・効果の即効性はないんだろうなぁ、というところ。(40代・女性)
・副作用はないか、値段はどの程度かなど。(40代・男性)
・体質に合うかどうか心配になりました。(40代・女性)
・科学的根拠がわからないから。(60代・男性)
・味が不味すぎる。(50代・男性)
・腎臓に良くない成分があるから。(50代・女性)
漢方の利用開始時に懸念があった人からは、「即効性がなさそう」「副作用や腎臓への影響が心配」「体質に合うか不安」といった声が挙がりました。
また、「味が苦手」「においが気になる」といった飲み続けやすさに関する悩みも見られます。
効果の感じ方や体質との相性を不安に思いながらも、まずは試してみたという方が多いのかも知れませんね。
■まとめ
今回は、漢方を使った目的に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
漢方薬は利用経験者の31.3%が「胃腸のトラブル」を目的としており、慢性的な不調や体質改善などの、生活の質に直結する根深い問題の解決手段として利用されているようです。
飲み始めたきっかけは、「パニック障害」「更年期症状」など西洋薬では対応が難しい症状へのアプローチや、「副作用の懸念」から代替療法として選ばれるケースが多いことが分かりました。
また、利用者の61.7%が効果を実感し、とくに38.4%が「数日以内」に効果を体感しており満足度は高めです。
一方で、「即効性への疑問」や「味が不味い」「価格」や「体質適合性」が主な懸念点となっており、これらが漢方利用の継続における課題と言えます。
漢方薬に興味がある方、自分に合う漢方薬はどれなのか選び方が分からない方は、漢方薬局に相談してみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと漢方みず堂による調査」である旨の記載
・漢方みず堂(https://www.mizdo.com/)へのリンク設置
【漢方みず堂について】
会社名:株式会社漢方みず堂
本社所在地:佐賀市水ケ江1丁目1番11号
代表取締役:河端 孝幸
Tel:0952−20−8886
事業内容:漢方相談店舗事業、商品流通事業、商品開発事業
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作