COVID-19による中断を経て6年ぶりに再開
株式会社アデランスのプレスリリース
毛髪・美容・健康・医療のウェルネス事業をグローバル展開する株式会社アデランス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 鈴木 洋昌)は、タイのがん患者さまのお悩みを低減し、ウィッグによるQOL向上を図るために、タイの国立がんセンター、県立ブリラム病院に合計100枚のウィッグを寄贈しました。当社は 2012 年から毎年ウィッグ寄贈を行ってまいりましたが、COVID-19の影響により2019年を最後に中断しており、6年ぶりの再開となりました。
今年は、アデランス・タイ社のウィッグを8月22日(金)に国立がんセンターに50枚、11月6日(木)には県立ブリラム病院に50枚寄贈し、各病院で寄贈式を行いました。県立ブリラム病院では、がん患者の方々が選んだウィッグをアデランス・タイ社のスタッフがカットし、お手入れ方法や装着方法などをレクチャーしました。COVID-19の影響により、寄贈式は参加者を最小限に抑えての実施となりましたが、医療現場からは寄贈再開を歓迎する声が多く寄せられ、温かい雰囲気の中で式を終えることができました。
当社は1986年よりタイにウィッグ工場をもつご縁から、抗がん剤治療や放射線治療による脱毛のお悩みを抱える患者さまの心の支えとなれるよう、ウィッグ寄贈を開始しました。県立ブリラム病院では、2024年の新規がん患者数が3,000名近く、現在も外見ケアのサポートが求められています。
寄贈したウィッグは、ウィッグを必要とする患者さまのために、近隣の関連病院でも活用される予定です。今後も、ウィッグを製造する当社ができるCSR活動の一環として、寄贈を継続してまいります。
■国立がんセンター ナタクーン医師よりコメント
がん患者さまのために医療用ウィッグ50点をご寄贈いただき、深く御礼申し上げます。ご寄付いただきました医療用ウィッグは、治療により毛髪を失った患者さまにとって大きな心の支えとなります。この取り組みは、患者さまおよびそのご家族にも希望を与え、生活の質の向上に寄与するものと思います。
■県立ブリラム病院 プーワドン院長よりコメント
この度は、脱毛に悩むがん患者さまへお渡しするためのウィッグ50点をご寄贈頂きましたこと、深く感謝申し上げます。ご寄贈頂きましたウィッグにつきましては、目的に沿って活用させていただきます。
■アデランス・タイ社(ATL社)の概要
所 在 地:122 Moo 9, Sai Buriram-Prakonchai
Road, Tambol I-San, Amphur Muang , Buriram 31000
設 立:1986年
主 な 業 務:アデランスグループのレディメイド・ウィッグ(既製品)の製造・輸出
■アデランスのCSR活動について
アデランスグループのCSR活動は、「社会的価値を持った活動」をさらに深め、広げていくことで、お客様や社会からの信頼に基づいた、健全で永続的な企業成長を目指すものです。こうした活動を「事業と一体化した価値共創型CSR」として進めています。
株式会社アデランスは、「Everything for a smile(すべては笑顔のために)」をコーポレートスローガンに制定しています。海外を含むグループ会社共通の理念とし、グローバルウェルネスカンパニーとして、これからも社会に笑顔の輪を広げ、夢と感動を提供し続けていきます。