Syd Life AI 渋谷区に採択された実証実験で区民モニターのウェルビーイングを定量的に改善

Syd Life AIが実施した3か月間の実証実験により、日本の都市部におけるデータに基づくライフクオリティ向上のための新たな可能性が提示されました。

iamYiam Ltd.のプレスリリース

2025年12月 東京

英国のAIヘルステック企業Syd Life AI(本社:英国ロンドン、CEO;ロレーナ・プイカ) は、渋谷区民モニターを対象に3ヶ月間の実証実験を行いました。

2025年5月に開始した本実証は、利用者のウェルビーイング向上を目的として、Syd Life AIが開発する「Life Quality Operating System(LQOS)」の住民向けインターフェースである「Syd™ Super-App」を用いて行われ、有志の区民モニターの参加のもと、身体的健康、心の健康、人間関係、人生の目的など日常生活のさまざまな側面を測定しました。

Syd™ Super-Appは750以上の生活習慣指標を継続的に分析し、120万件の査読済み科学研究データを集約し、ウェルビーイングとレジリエンスの向上を高めることを目的としたアプリケーションサービスです。AI技術を活用し、パーソナライズされたリアルタイムアドバイスを提供するアプリケーションです。

実証実験の結果、参加者は期間中に、生活の質が平均で20%改善し、身体的健康が113%、心の健康が43%改善したことを確認しました。今回の実証結果は、科学的根拠や客観的データに基づき、公衆衛生やコミュニティ開発などの課題解決を進める際、AI技術が果たし得る可能性の大きさを示しています。

Syd Life AIのCEO兼創設者であるロレーナ・プイカ氏は次のように述べています。

「渋谷区の実証実験で得られた結果は、AIが共感と科学に基づいて活用されることで、どれほどの可能性を発揮できるかを明確に実証しています。生活の質を数値化して改善することで、自治体や組織がより的確で効率的、かつ費用対効果の高い方法で、健康的で繋がりのあるコミュニティを実現できるようになります。」

実証実験の成功を受け、Syd Life AIは対象人数を拡大したプログラムを実施する可能性を模索していきます。

渋谷区グローバル拠点都市推進課担当者からのコメント

渋谷区が取り組む官民連携オープンイノベーション企画「Testbed City Shibuya」は、社会課題の解決に向けて、スタートアップ企業や研究機関等から新しい技術やアイディアを募集し、実証実験を通じてイノベーションを共創する取り組みです。

今回の実証実験では、多くの区民モニターの皆さまにご参加いただき、3か月にわたりAIを活用したサービスをご体験いただきました。実際に運動習慣などの行動変化が見られたことに加え、匿名化されたダッシュボードによる数値の可視化は、利用者の潜在的なニーズや地域特性を理解する一助となるものと考えています。

今後も、スタートアップとの実証実験を重ねながら、区民の皆さまの生活がより豊かになるよう、地域の社会課題解決に取り組んでまいります。

Syd Life AIについて

Syd Life AIは、120万件以上の科学論文、83億人年分の実世界データ、独自開発の700億パラメータモデルを統合したAIフレームワーク「Life Quality Operating System (LQOS)」を開発する企業であり、人々のウェルビーイングを定量的に向上させます。26カ国で展開しており、独立した臨床試験を通じて検証されたSyd Life AIは、スタンフォード大学、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、トロント大学などの主要大学と連携しています。


【お問い合わせ先】

日本独占販売代理店

株式会社コシダテック(本社:東京都港区、代表取締役:越田亮三)

電話番号:03-4334-3748   メール:syd-jp@koshida.co.jp

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