「敷きパッド」使用率は9割!季節での使い分けは半数どまり

暖かさだけじゃない?生活者が重視する“冬の下に敷くもの”調査

ムーンムーン株式会社のプレスリリース

冬の寝室づくりでは掛け布団に注目が集まりがちですが、実はマットレスの上に敷く「敷きパッド」も快眠に大きく関わる重要なアイテムです。今回、「快眠ランド」を運営する「ムーンムーン株式会社」では、全国の20代〜70代の男女300名を対象に、“冬の敷きパッドの使用実態”に関するインターネット調査を実施しました。その結果、普段から敷きパッドを使っている人は約9割と高い一方で、季節に合わせた使い分けは半数程度にとどまり、選び方や意識にばらつきがあることが明らかになりました。

調査背景

電気代やガス代の高騰が続くなか、「寝具を見直して冬の寝室環境を整えたい」と考える人は増えています。一方で、「掛け布団は季節で変えるが、マットレス周りはなんとなく同じまま」という声も少なくありません。本調査は、敷きパッドの使用状況や季節ごとの使い分け、冬場に求められる機能を把握し、快眠における“敷くアイテム”の重要性を明らかにすることを目的に実施しました。

調査サマリー

  • 敷きパッドの普段の使用率は約9割
    └「使っていない」は1割にとどまり、多くの人にとって敷きパッドは“当たり前の寝具”になっている。

  • 敷きパッドを季節で使い分けている人は全体の約5割(53.3%)にとどまる

  • 敷きパッドを使う理由は「寝心地の改善」と「マットレスの汚れ防止」が二大要因
    └「寝心地をよくするため」(17.1%)、「マットレスを汚さないため」(16.8%)がほぼ拮抗。

  • 季節で使い分けない理由は「同じもので十分」「買い替えや収納の負担」が中心
    └「同じもので十分」が最多(36.6%)。そのほか、“手間・コスト”のハードルが目立つ。

  • 冬用敷きパッドに求めるのは「暖かさ+お手入れ+肌ざわり+価格」の総合バランス
    └ 女性では「季節で使い分ける」「肌ざわりやお手入れを重視する」傾向がやや強く、60代以上では季節で使い分けている人が9割以上と、高年齢層ほど“冬支度”への意識が高い傾向も見られた。

※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。

詳細データ

Q1. 普段、敷きパッドを使っていますか?

  • はい:90.0%

  • いいえ:10.0%

→ 多くの人にとって、敷きパッドはすでに「マットレスとセットで使うもの」として定着していることがうかがえる。

Q2. 敷きパッドを使う理由を教えてください

  • 寝心地をよくするため:17.1%

  • マットレスを汚さないため:16.8%

  • 洗濯しやすいから:12.9%

  • 汗対策のため:11.9%

  • 体温調整のため:8.0%

  • マットレスを長持ちさせるため:7.0%

  • その他:26.3%(使うのが当たり前だと思っていた:6.7%、マットレスが冷たいから:6.2%、手軽に季節感を変えられる:4.4%、価格が手頃で取り入れやすい:4.1%、敷きパッドは使っていない:3.3%、家族や周囲にすすめられた:1.4%、その他:0.2%)

→ 敷きパッドは「快適な寝心地」と「マットレスを汚さないためのカバー」という二つの役割を担っており、「洗濯しやすさ」や「汗・蒸れ対策」など、日々のメンテナンスのしやすさも重視されていることがうかがえる。

Q3. 敷きパッドは季節によって使い分けていますか?

  • 使い分けている:53.3%

  • 使い分けていない(通年で同じものを使用):36.7%

  • 敷きパッドを使っていない・わからない:10.0%

→ 敷きパッド利用者に限って集計すると、約6割弱が季節で使い分けている一方、残り4割程度は通年で同じものを使用している結果となった。季節に応じて素材や機能を意識して選んでいる層と、「とりあえず1枚あればよい」と考える層に分かれている様子が見て取れる。

Q4. 敷きパッドを季節で使い分けていない理由を教えてください

  • 同じもので十分だと感じている:36.6%

  • 買い替え・入れ替えが面倒:14.6%

  • 収納スペースがない・増やしたくない:14.2%

  • 洗濯やお手入れの手間が増えるのが嫌:9.8%

  • 特に理由はない・わからない:8.9%

  • 価格が気になる(追加購入までは不要):8.1%

  • その他:7.8%(他の対策 [重ね着・暖房・電気毛布等] で足りている:5.3%、サイズやフィット感が合うものが見つからない:1.2%、肌質・アレルギーの不安がある:0.8%、家族の同意が得にくい・家族の好みが分かれる:0.5%)

→ 敷きパッドを季節で使い分けない理由としては、「同じもので十分」と感じる意識が最も大きく、買い替えや収納など“手間・負担”を避ける傾向が見られた。また、お手入れが増えることへの抵抗感や追加購入のコスト意識も、使い分けを妨げる要因となっている。総じて、機能面よりも「現状維持のしやすさ」が優先されやすい点が浮き彫りとなった。

Q5. 冬の敷きパッドに求めるものは何ですか?

  • 暖かさ・保温性:21.3%

  • 丸洗いできる・お手入れが簡単:14.7%

  • 肌ざわりが柔らかい:13.9%

  • 価格が手頃:13.2%

  • 蒸れにくさ・通気性:7.4%

  • 耐久性(ヘタりにくさ):6.5%

  • その他:23.0%(底冷えを防ぐ厚み:6.2%、静電気が起きにくい:4.5%、布団・毛布との相性:4.3%、特にこだわりなし:2.9%、敏感肌向け素材:2.8%、デザイン:1.7%、その他:0.6%)

→ 冬用敷きパッドというと「とにかく暖かいこと」が重視されそうだが、実際には「お手入れのしやすさ」「肌ざわり」「価格」もほぼ同等に重視されていることが明らかに。とくに年齢層が上がるほど「季節で使い分ける」人の割合が高く、60代では9割以上が季節で使い分けているなど、「長く使える」「扱いやすい」冬用敷きパッドへのニーズが強いことがうかがえる。

調査結果のまとめ

敷きパッドは約9割が普段から使用しており、生活者に広く定着している一方で、季節に合わせて素材を使い分けている人は約5割にとどまりました。冬用敷きパッドに求める条件は「暖かさ」だけでなく、「お手入れのしやすさ」「肌ざわり」「価格」など複数要素が重視される結果に。一方、使い分けない理由には「同じもので十分」「手間や収納の負担」といった心理的・物理的ハードルも見られ、敷きパッド選びの基準が人によって大きく分かれている実態が浮き彫りになりました。

快眠ランド運営者のコメント

運営者:竹田 浩一のコメント

今回の調査から、敷きパッドは“暖かさを足すアイテム”にとどまらず、「寝心地」「衛生面」「手入れのしやすさ」など多面的な役割を担うことが改めて確認できました。冬の快眠には、掛け布団だけでなく“下に敷くもの”の見直しも重要です。快眠ランドでは、生活者が続けやすく、扱いやすい敷きパッド選びをサポートする情報発信を今後も行っていきます。

調査概要

  • 調査名称:冬のマットレス用「敷きパッド」に関する実態調査

  • 調査期間:2025年11月

  • 調査対象:全国20代〜70代以上の男女300名

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査主体:快眠ランド

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