【刈谷市とMIRAERAが連携】従業員への睡眠改善プログラムの有効性検証に関する実証実験を開始

■ 睡眠不足という社会課題に挑む「スマートスリープ2025」始動

 刈谷市（企画政策課・健康推進課）とMIRAERA株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：前田美里）は、課題解決型スマートシティ実証プロジェクトとして「スマートスリープ2025～働き世代の睡眠改革へ向けた第一歩～」に取り組んでいます。

本実証は、睡眠不足が引き起こす生産性低下・メンタル不調・医療費増大といった社会的損失に着目し、睡眠改善が従業員の生産性向上や定着率の改善にどの程度有効かを検証し、健康経営施策の投資対効果を定量的に測定することを目的としております。

特に刈谷市は製造業を中心に多くの事業所が集積する都市であり、従業員の睡眠改善は市の地域経済の持続力強化にも不可欠とされています。

現在、市内の複数企業を対象に従業員の睡眠調査アンケートを実施中であり、回答結果を基に産業医面談や改善施策を進めています。さらに本取り組みの一環として、産業医による「睡眠改善ワークショップ」を刈谷市内企業向けに開催いたします。

■ 睡眠改善ワークショップ開催概要

• タイトル：働き世代のための睡眠改善ワークショップ

• 講師：MIRAERA株式会社 代表取締役 / 認定産業医 前田 美里

• 対象：刈谷市の実証プロジェクトに参加する市内企業の従業員・人事担当者

• 日程 / 会場

  • 2025 12/16 11:30~12:30：友澤木工株式会社様ワークショップ_本社

• 内容：

  • 企業ごとのアンケート結果説明

  • 企業の睡眠課題に応じたワークショップ（夜勤時の睡眠リズムの整え方、就寝前の過ごし方など）

  • 睡眠改善のために企業に望む施策出し

  • 質疑応答

 10月に開催したセミナー終了後のアンケートにて高い満足度を示す「非常にそう思う」「まあそう思う」が全体の94%を占めており、多くの方にご満足いただける形となりました。

12月開催のセミナーでは参加企業のニーズに応じてテーマを調整しながら、よりご満足いただけるセミナーを目指してまいります。

アンケート概要

調査対象：10月開催セミナーへのご参加社員様

有効回答数：67件※未回答を除く

前回実施したセミナーの様子（10月27日実施）

メディア関係者の皆さまへ

 「スマートスリープ2025」は、働き方改革・健康経営・地域政策を横断する社会課題解決型の実証プロジェクトです。

 12月以降に開催予定のワークショップでは、睡眠課題の現状や現場の声、具体的な取り組みを取材いただけます。

 睡眠不足という社会課題に挑む現場を、ぜひ取材のうえご紹介ください。

■ 本プロジェクトの背景 日本は「世界一の睡眠不足大国」

1. 日本人の平均睡眠時間はOECD加盟国の中で最短

2. 成人の約4割が「1日6時間未満」の睡眠しか取れていない

3. 睡眠不足は集中力や判断力を低下させ、飲酒時と同等のリスクを招くとの研究報告

*1,*2,*3健康づくりのための睡眠ガイド2023(https://www.mhlw.go.jp/content/001305530.pdf)

この状況は、個人の健康にとどまらず、労働災害・ヒューマンエラー・企業の競争力低下といった社会全体の課題へと直結しています。

特に刈谷市は製造業を中心に多くの事業所が集積する都市であり、従業員の睡眠改善は市の地域経済の持続力強化にも不可欠とされています。

■ 本プロジェクトの社会的意義と目標

 人口減少が進む中で1人あたりの生産性向上は急務であり、日本の現状を踏まえると睡眠習慣の改善は大きな経済効果が期待できます。弊社は産業医サービスや健康経営支援を実施する中で、長時間労働による睡眠不足などの課題を感じてきました。今回の取り組みを通じて睡眠課題の現状を把握し、企業ごとに最適な改善策を提案することで、企業の生産性向上と市民のウェルビーイング向上に向けた成功事例の創出を目指します。

①睡眠習慣の改善による生産性向上

ものづくり産業を中心に多くの企業が集まる刈谷市において、従業員の睡眠課題に対する支援は労働生産性の向上に貢献し、企業の競争力強化に資する取り組みです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

②データを活用した市全体としての健康経営の促進

従業員からの回答結果をもとに現状を把握することで、企業ごとにカスタマイズされた改善施策の提案が可能となり、結果として市全体の健康経営の底上げにつながります。

③健康寿命の延伸と生活の質の向上

睡眠改善は心身の健康維持に直結します。生活習慣病やうつ病予防にも効果があり、働き盛り世代の健康を守ることは将来の医療・介護負担軽減にもつながります。

■ メディア関係者の皆さまへ取材のご案内

「スマートスリープ2025」は、

• 全国初の“働き世代の睡眠改善”実証プロジェクト

• 日本の社会課題である睡眠不足への自治体×企業の協働モデルケース

• 産業医による直接のワークショップ開催（12月15日開催）

という観点から、多くの読者・視聴者にとって社会的関心の高いテーマです。

 現在は市内従業員へのアンケート調査を実施中で、12月以降は市内企業向けに「睡眠改善ワークショップ」を順次開催いたします。

取材いただくことで、地域から始まる新しい健康経営のかたちや、睡眠不足が社会に及ぼすインパクトを、具体的な現場の声とともにお伝えいただけます。

 報道関係者の皆さまには、本プロジェクトをぜひ取材・発信いただき、社会課題解決の一助としてご協力いただけますと幸いです。

本件に関するお問い合わせ

MIRAERA株式会社

 広報担当：緒方

 TEL：080-4686-1414

 MAIL：info@miraera.co.jp 

公式サイト：https://miraera.co.jp

■ 代表者紹介

代表取締役/認定産業医 前田美里

私自身学生時代に起業し、経営や資金調達を経験する中でメンタルや労務問題に対応できる専門家の必要性を感じました。変化の激しいベンチャー企業やリソースが限られた中小企業において、企業ニーズに応える産業医サービスを目指します。

経歴：在学中の2021年に1社目を設立、資金調達、立ち上げから1年半で売却し2社目となる当社を設立。経済産業省J-StarXシリコンバレー派遣プログラムwell-being分野採択/東京都インキュベーションプログラムTOKYO Re:STARTER採択

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