冬の冷え対策に“リカバリーウェア”が効く?

―利用者264人が答える「温かさの変化」と「真冬の着用実態」―

ムーンムーン株式会社のプレスリリース

寒さが深まり、夜間の冷え込みが気になる季節。寝つきの悪化や冷えによる中途覚醒など、「冬の睡眠トラブル」が増える時期でもあります。近年、就寝時のコンディショニング目的で着用される“リカバリーウェア”が、冬の新たな“あったかアイテム”として注目されつつあります。そこで「快眠ランド」を運営する「ムーンムーン株式会社」では、リカバリーウェアを利用したことがある全国の男女264人を対象に、「冬の着用実態」についてアンケート調査を実施しました。調査の結果、着用による体感温度の変化や寒さ対策の傾向、冬用モデルへの需要など、冬の睡眠環境をめぐる実態が明らかになりました。

調査背景

暖房費の高騰や光熱費節約の意識も高まるなか、「着るだけで温かい」「睡眠の質を整える」アイテムへの関心が広がりつつあります。とくにリカバリーウェアは、疲労回復目的での着用が一般的でしたが、近年では“保温性”への期待から冬の就寝時にも活用が広がっています。本調査では、着用による温感の変化や寒さ対策との併用状況、真冬の快適性、さらに冬用モデルへのニーズを可視化し、季節性の強いユーザーインサイトを明らかにすることを目的としています。

調査サマリー

  • 着用目的は「疲労回復(28.3%)」「睡眠の質改善(22.1%)」が中心
    ∟ 冬でも“温かさ目的”よりコンディショニング目的が上位に。

  • 着用前より「少し温かくなった」が62.5%
    ∟ 男女ともに高いが、とくに女性は「大きく変わった」の割合がやや高め。

  • 寒さを感じるかは二極化:「気になるほどではない」37.5%/「ときどき感じる」37.1%

  • 真冬でも快適に眠れそうは“肯定寄り”が多数(65%相当)

  • リカバリーウェアと合わせた寒さ対策のトップは「足元を温める(15.9%)」

  • 冬用の保温性モデルがあれば「試したい」は90.6%(とても思う+やや思う)
    ∟ 特に女性20代〜40代で強い購買意向あり。

※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。

詳細データ

Q1. リカバリーウェアを着用する主な目的は何ですか?

  • 疲労回復のため:28.3%

  • 睡眠の質を改善したいから:22.1%

  • 肩こり・腰痛などの不調対策:14.6%

  • リラックス目的で:9.5%

  • 体を温めるため:7.4%

  • 冷え性対策として:6.2%

  • その他:11.9%(SNSや広告を見て興味を持ったから:5.3%、プレゼントされたから:2.0%、運動後のリカバリー目的で:1.7%、価格がお得だったから:1.7%、おすすめされたから:1.1%、その他:0.1%)

→ リカバリーウェアは、「疲労回復」や「睡眠の質向上」といった本来の効果を期待して着用されるケースが中心。「体を温めるため」は7.4%にとどまり、保温性よりも睡眠の質を高める効果を優先する傾向が強い。女性では「冷え性対策」が男性の約2倍とやや高く、冬の冷えに対する感度が高い傾向が見られた。

Q2. 着用前と比べて、身体の「温かさ」や「冷えにくさ」は変化しましたか?

  • 少し変わった:62.5%

  • 変わらない:28.4%

  • 大きく変わった:5.7%

  • わからない:3.4%

→ 約7割(68.2%)が“温かさの改善”を実感しており、冬の冷え対策として一定の効果がうかがえる。特に女性30代〜40代では「大きく変わった」が比較的多く、冷え性層では効果を実感しやすい可能性が示唆された。一方で、「変わらない」(28.4%)と答えた層も一定数おり、体感には個人差があることがうかがえる。

Q3. リカバリーウェアを着用して寝ているときに、「冷え」や「寒さ」を感じることはありますか?

  • 感じるときがあるが気にならない:37.5%

  • ときどき感じる:37.1%

  • まったくない:11.4%

  • よく感じる:5.3%

  • わからない:4.9%

  • 逆に暑さを感じる:3.8%

→「気にならない」vs「ときどき感じる」が拮抗しており、使用状況・体質で差が出やすい様子。快適性は一定水準あるものの、真冬には追加の防寒が必要な層も少なくない。

Q4. 現在持っているリカバリーウェアで「真冬の就寝時」も快適に過ごせそうだと思いますか?

  • どちらかというとそう思う:55.3%

  • あまり思わない:26.9%

  • はい:9.5%

  • わからない:5.3%

  • まったく思わない:3.0%

→ 肯定回答(はい+どちらかというと)は約65%と多数派。一方で「思わない」層も約3割おり、真冬にしっかり対応できる“より暖かいモデル”を求める声が一定数存在することが明らかになった。

Q5. リカバリーウェアを真冬に着るなら、どのような寒さ対策が必要と思いますか?

  • 靴下やレッグウォーマーなどで足元を温める:15.9%

  • リカバリーウェアに上着を羽織る:14.4%

  • 防寒インナーを重ね着する:12.9%

  • 布団や毛布をいつもより多めにかける:12.6%

  • 暖房を併用して室温を高める:10.6%

  • 湯たんぽや電気毛布などの暖房器具を使う:8.0%

  • その他:25.6%(冬用のリカバリーウェアに変える:7.8%、寝る前にお風呂でしっかり温まる:7.7%、寝る前に温かい飲み物を飲む:4.6%、体温を上げるためストレッチや軽い運動をする:4.1%、特に工夫せず、現状で問題ない:1.4%)

→ 最もニーズが高いのは「足元の冷え対策」で、男女ともに突出して多い。若年層ほど「軽い運動・ストレッチ」など“自助的対策”が多く、年代差が見られた。

Q6. リカバリーウェアに「冬用(保温性重視)アイテム」があれば試してみたいと思いますか?

  • やや思う:64.8%

  • とても思う:25.8%

  • あまり思わない:7.6%

  • まったく思わない:1.1%

  • すでに試したことがある:0.7%

→ 非常に強いニーズが確認され、冬用の新ラインに対する潜在需要は大きい。女性20代〜40代では「とても思う」が特に高く、購買意向の強い主要ターゲットであることが示された。一方で「試したことがある」は1%未満で、冬用モデルはまだ市場に浸透していないと考えられる。

調査結果のまとめ

リカバリーウェア本来の目的である「疲労回復」や「睡眠の質の改善」は冬でも支持されており、コンディショニングウェアとしての価値が維持されていることがわかりました。一方で、着用前と比べて「温かさの改善」を感じている人は約7割にのぼるものの、真冬には追加の防寒が必要という声も多く、“保温性の強化”が求められるポイントであるといえます。また、「冬用リカバリーウェアを試したい」と回答した人は9割以上と非常に多く、新たなカテゴリとして大きな可能性を秘めていることが示されました。

快眠ランド運営者のコメント

運営者:竹田 浩一のコメント

冬の睡眠環境は、体温調整のしづらさから睡眠の質を落としやすい時期でもあります。今回の調査では、リカバリーウェアに対して「温かさの向上」や「真冬でも快適に眠りたい」というニーズが強く確認されました。今後も快眠ランドでは、利用者の声をもとに“冬の睡眠課題を解決するアイテム”を提案してまいります。

調査概要

  • 調査期間:2025年11月

  • 調査対象:リカバリーウェアを着用したことがある全国の男女20代〜70代

  • 回答数:264名

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査主体:快眠ランド

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