「PEPPER LIKES」、訪日客が指南する海外インフルエンサーの最新調査結果を公開。「海外に知らせるべき日本製品は?」

第1位は化粧品! スキンケア市場戦は旅マエに決まっている?!

株式会社LIFE PEPPERのプレスリリース

株式会社LIFE PEPPER(東京都中央区築地、代表取締役社長 斉藤 諒)が運営する海外インフルエンサーマッチングの「PEPPER LIKES」は、旅行客が支持する日本通の海外インフルエンサー176人へ「もっと海外に知らせるべき日本製品は?」を尋ねるアンケート調査を実施しました。

https://www.pepperlikes.jp

その結果、1位:化粧品、2位:菓子、3位:飲料の順に票が集まり、日本の化粧品市場に注目していることが分かりました。

調査背景

1) 日本の産業市場は微増

全産業で国内出荷額および海外輸出額は、コロナ禍より回復しつつあるが、微増である(矢沢経済研究所調べ)。少子高齢化の理由から、今後も国内では飛躍的な伸びは期待できない。他方、国内でのインバウンドの消費は、国内経済を促す重要なフックであると推測できる。海外への輸出面でも円安が続き、海外出荷量を増加していければ、売り上げ増を見込める。訪日をきっかけに外国人の間で日本製品の評価を上げることは、国際的競争力を高める一助となりうる。

2)  化粧品市場も微増

同様に、化粧品市場も国内出荷額・海外輸出額共に微増の傾向である。

化粧品市場でインバウンドが占める割合は、全体の20%(日本化粧品工業連合会)と言われている。少子高齢化で化粧人口が益々減ることが予想される2025年以降、訪日客による買い物が化粧品市場の伸長率を左右するだろうことは容易に想像できる。

3) 実際に訪日客による化粧品購入率は高い

訪日客が買い物で使う額の中で、化粧品が占める割合を調べた調査(博報堂調べ、2024年)では、

実に31.4%以上、1位の韓国では53.4%が化粧品代を占めていた。

1位:韓国、2位:中国、3位:タイ、4位:インド、5位:アメリカの順である。

調査概要

調査対象:

・20代~50代の日本好きの外国人男女176名

・SNS*で情報配信をするナノ(フォロワー数1万人以下)インフルエンサー~マイクロ(フォロワー数1万~10万以下)インフルエンサー

*SNS:Instagram、Tiktok、YouTube、RED、Facebook

対象者の国籍:オーストラリア、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、ポーランド、スロバキア、US、チリ、メキシコ、UK、カナダ、ジャマイカ、スリランカ、シンガポール、中国、韓国、台湾、香港、マレーシア、タイ、インド、パキスタン、フィリピン、インドネシア、ベトナム(計26か国)

調査時期:2025年6月~7月

調査方法:インターネット調査

調査結果

設問. 「『日本の商品で「これはもっと海外に知られるべき」と思うものがあれば教えてください(商品名やブランドも歓迎」

1位のカテゴリーは化粧品で主にスキンケアであった。

多数選ばれたブランドや商品名は以下の通り:

花王/ビオレ冷却シリーズ、キュレル/潤浸保湿シリーズ、資生堂/アネッサ・パーフェクトUVミルク、パワーホワイトニングマスク、SK-II(P&G)/フェイシャルトリートメントエッセンス、ロート製薬/メラノCCシリーズ、athletia/コアバランスオイル、SHIRO/サボンハンド美容液、オードパルファン

調査考察

日本通の海外インフルエンサーが海外にもっと知らせるべき日本製品として選んだのは化粧品で、主にスキンケア製品であった。資生堂など本国でも著名な高価格帯ブランド以外に、花王・ロート製薬などの中価格帯の製品を効果重視の理由から選んでいる。さらに選ばれた製品には3つの傾向値があることが分かった。

1.季節悩みに特化している

高温多湿な風土から生じる暑さ・紫外線対策を解決する製品として、冷却シリーズやUVケア、美白製品を評価している。夏にアンケートを実施した為、この傾向に偏重した結果となった。

2.深刻な肌悩みへ働きかける

花王のキュレルは敏感肌専用ラインが特に欧米圏インフルエンサーに評価される。ロート製薬のメラノCCは日本では美白製品として出荷するも、訪日客にはニキビ跡のケア製品として注目している。

3.ナチュラルコスメ、日本独自成分への注目

アシタバ葉・シソ葉エキス・コメ発酵液を主成分とするathletia、日本酒発酵酵母を主成分とする<酒エッセンス>と呼ばれるSK-IIなど、自然成分や日本由来成分を配合する製品を高く評価する。


PEPPER LIKESはインフルエンサーの発言力から日本のスキンケア化粧品の市場価値を高みへ引き上げます。

PEPPER LIKESは日本通の海外インフルエンサーのリアルな本音や分析力に基づく発言こそが、日本スキンケア製品への親近感を高め、ブランドのイメージアップ、ひいてはインバウンドによる市場活性化に貢献するだろうと予測します。既に多数のインフルエンサーが指摘する日本スキンケア製品の評価ポイントは以下の2点に集約されます。

1)環境悪化による弊害・深い肌悩みにフォーカスするスキンケア

日本のスキンケア製品は、日本の気候特有の高温多湿あるいは低温乾燥の環境で快適に過ごせる機能を追求しています。それは地球規模での環境変化に弊害を感じ始めている訪日客にも朗報です。海外製がどちらかといえば肌を美しく見せる趣向なのに対し、日本製は酷暑・酷冷といった厳しい環境下での肌トラブル、例えばシミや乾燥を防ぐ独自の技術や発想が評価されています。

2)安全な日本製品、穏やかに効くスキンケア

コロナを経て世界的に再認識されたトレンドとして、肌への安全性という前提があり、さらに日本には世界でもトップクラスの薬機法といわれる厳格な法規制とメーカーの徹底した品質管理があります。これらをクリアした製品には、<安全性への信頼>があるのです。海外製を使った際に速攻で効いても肌への負担があったハイリスク・ハイリターンに不信感を抱く人々は、安全で穏やかな効き目の日本製を”J-Beauty”と呼び、救世主的存在に位置付けています。

化粧品への「戦略的支出」をサポートするPEPPER LIKES

訪日客の化粧品の購入に至る行動パターンもリサーチしてみました。
日本を除き、欧米やアジアでは、72%の消費者が製品の成分効果、60%以上の消費者がブランドによる成分の原産地表記を<旅マエ>に調べているそうです。代表的なプラットフォームとして、CosIng(EU)、ChinaCosIng(中国)、ファヘ(Hwahae)(韓国)があります。成分調査の次に彼らは日本や化粧品に詳しいインフルエンサーのサイトで製品情報を深堀りします。24年末の博報堂の調査によれば、化粧品好きな中国・韓国・米国・タイ・インドの5か国では、訪日時の購入決定タイミングは圧倒的に<旅マエ>となっています。

訪日客が化粧品を購入する場合、価値を厳しく見極め、納得できる製品を購買リストとしてリスト化し、訪日時に投資する、といった行動パターンを取る傾向があります。化粧品は他のジャンルと違い、いわば「戦略的支出」をするカテゴリーであり、単なる円安による安価製品や旅の思い出といった出会い型の製品ではないことを今一度、認識する必要があるでしょう。

PEPPER LIKESでは訪日上位国のインフルエンサーマーケティングから事業者様の商品・ブランドの知名度を上げます。オンライン上で顧客接点を構築し、消費者の来訪や購買に繋げていきます。

訪日観光客がフォローするインフルエンサーのSNSを媒介にし、訪日客を訪日前の購入決定タイミングからしっかりトラック。帰国後リピート購入に至るまでの経済活動に伴走することで、日本の国際的競争力を高める後押しをしていきたいと考えています。

新サービス 「PEPPER LIKES x リサーチ」

PEPPER LIKES は、海外ユーザーへの「リサーチ」から生の声を集めて、広告主の製品やサービスの魅力を伝える方法を発掘する支援をいたします。マイクロインフルエンサーを中心に30,000人を超える複数国の、マルチジャンルに渡るインフルエンサーリストを有するプラットフォームの規模感は国内随一。インフルエンサーを対象に海外の実態を調査できるサービス自体、ユニ-クです。
アンケートによる定量調査とインタビューによる定性調査と2種があり、例えば定性調査の場合、日本企業から<どの製品が喜ばれるか>、<どう伝えたらよいか>、<どの媒体で伝えたらよいか>などを質問。海外ユーザーは<最近こういうアイテムが人気><こういう見せ方が刺さる><消費者はここで情報収集をしている>などと回答します。トレンドに敏感なインフルエンサーだからこそ、<売れる>方法論について深いヒアリングが可能。インフルエンサーならではの視点を吸収し、より効果的な訴求軸や訴求方法を特定し、海外展開する企業が成果を最大限発揮できるよう、ご案内してまいります。

独自リサーチをする5つのメリット:

✔現地目線で「海外に刺さる」情報を収集できる

✔「SNS を知り尽くす」プロによる回答が得られる

✔定量調査だけでなく、「定性調査で深堀り」が可能

✔インフルエンサーによる「企画提案」も受けられる

✔気に入ったインフルエンサーに「PR 依頼」も


PEPPER LIKES活用事例

化粧品ブランド、PEPPER LIKES活用で通常広告と比べて CVR  2.5 倍を実現

インフルエンサーを起用し、他国では珍しい<温めながら毛穴汚れを落とし、肌も潤わす>ホットクレンジングジェルの特徴を丁寧に訴求。1投稿で 1800 いいね、337 シェアと大きく商品理解と認知拡大を加速。台湾・シンガポールをはじめ、アジア圏でのヒットのきっかけを作れた。


【運営会社】《株式会社LIFE PEPPER 概要》

所在地:〒104-0045 東京都中央区築地3-1-10 Shinto GINZA EAST 6F

代表取締役社長: 斉藤諒

URL:https://lifepepper.co.jp/

事業内容:

海外進出支援事業、海外マーケティング事業、海外ブランディング事業、海外リサーチ事業、外国人向けメディア事業、訪日外国人集客支援事業

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社LIFE PEPPER

TEL:03-6869-7976

Email:info@lifepepper.co.jp

URL:https://likes.lifepepper.com/

●PEPPER LIKES についてのお問い合わせ:
担当者:後藤
Email:erika_goto@lifepepper.co.jp
●メディア様ご取材などのお問い合わせ:
担当者:清水
Email:yushimizu0309@gmail.com

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